ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

活気のない街

2019-10-20 17:47:14 | 時は輝いている

晴れから曇りへ。24-19℃ 

小さいと言われていたのに成長した台風20号、21号が気がかりでならない。これが被災地に行かないように祈っている。

封印していた図書館に寄る。カラスくんが丸見え。

今、市は凄い勢いで、樹木の枝透かしをしている最中、頭の重い木は強風であおられて、倒木と言う凶器になるからだ。鳥にとってはどうなのか不明。

今日は、初めて大人からバイオリンを始めた人達のコンサートがある。私は鑑賞は2回目。

以前の日曜の図書館は、混んでいて第一駐車場など大込みだが、駐車場も、図書館内もえらく空いている、

街はもう自粛ムードと、人々はあの夏の猛暑、そして2度の台風と被害で疲れ切っているのだ、活気が無い。

待ち時間の間、やはり借りないと思いながらも、何となく本を借りた。

市も一生懸命、ラジオ体操同様に、いま迄のように様々な催し、ボランティアに参加を誘っているのが解る。

中高年になって、初めてバイオリンを弾き始めたグループをもう一つ発見した。

今日の開場は300人のホールだが、設備が良いのだ、待ち時間リハーサル風景を拝見。

観客側の中に、去年ご一緒し、会話したご婦人がお二人いたし、「団員さんのお顔も意外と覚えているもんだなぁ」と待ち時間を過ごしていた。

たまに団員さんがロビーまで出てきて、知人に感謝の言葉をかけられる、その言葉が「遠いところわざわざ」とか「お忙しいところわざわざ」ではなくて、

「この大変な時にわざわざ」と言って、ひしっと抱き合っていたりするのだ。活動拠点が内房よりなので、家の崩壊と停電が、私の区より、より長引いて苦労した地域だ。

パンフレットの御挨拶には、当合奏団は結成から16年、私達の髪には白いものがちらほらと目立つようになってきました、とあり、、、

そして一曲目のハーバーの時にアナウンスで、結成以来ご指導していただいた先生が去年の10月に亡くなられた事など、この曲を追悼で行う事などを知る。

【第一部】

ハーバー/弦楽のためのアダージョ

※「プラトーン」「エレファントマン」「冬のソナタ」で有名

バッハ/ピアノ協奏曲第7番ト短調

※個人的な好みでは第三楽章の「アレグロ アッサイ ト短調」が賑やかでいい。

【第二部】

ニールセン/弦楽のための小組曲

※これも個人的に、第三楽章の「フィナーレ」かなぁ。

武満徹/3つの映画音楽より№3ワルツ『他人の顔より』

※阿部公房原作、勅使河原宏監督の映画「他人の顔」の挿入歌として作曲された弦楽オーケストラのための作品。

ロルフ・ラヴランド/ユー・レイズ・ミー・アップ

※125以上の言語で歌われ。トリノオリンピックの荒川静香のエキシビジョンの時に選曲。

エンニオ・モリコーネ/ニュー・シネマ・パラダイズ

※モリコーネが、2003年のNHK大河ドラマ「武蔵・MUSASHI」の音楽を担当の方に驚く私。

【アンコール】

ミュージカル・キャッツの「メモリー」

 

パンフレットの最後には、団員のほとんどが大人になって弦楽器を始めた事が書いてある。しかしそうは思えない程見事で、日々の努力が解る。ビブラートかけっぱなしの体力にも驚愕。(去年と同じ賛助のファーストバイオリンの方は子供の時からだなと思う、際立っている。そして参考になった。身体の柔らかさは武器だ。)

一年前と違い、何故ここで弓はこう使うのかとか、あと弾く時の姿勢や角度、先生が言われたことを理解している自分に驚いたことは確かである。先生に感謝。

 ぞろぞろ帰宅する人の会話を聞くと、アンコール曲に感動している人が多かった。キャッツは、原作、T・Sエリオットだったよね。私はあれだけ弾けたら本望、どれも良かったと思う。

Memory from Musical "Cats" performed by Millennium Youth Orchestra

(楽団の方が立って、一斉にお辞儀をしてた時、舞台上で涙ぐんでいる年配の方がおられた。とにかく無事にコンサートが出来て良かった。恩師が亡くなったり、この時期にやるのは気が引けるとか、出来ないと思っていたとか、色々葛藤もおありなのだろう。)

 

その後、先週の木曜日に行ったコスモス畑を見て帰宅。 

低い菊の花は見事だった、イベントの中止が勿体ない程、綺麗。

 

 コスモスは近寄ると倒れている。

 

 遠目に見ると普通。いつもはお花が摘み放題で消えてしまうのだが、そのまま。

木の苗木も倒れているし、名物の山武杉の森の崩壊はさらに進んでいた、もう人が入っては危険だと思う、

道路にはみ出た部分だけ、チェンソーで切ってあるが、木は歩道側であろうと関係なく倒れるのだから、わきを通るのは危険。

応援するとしたら、薪を買うとか、ウッドチップを買うとか、猫のトイレ砂に、ペレットストーブ用のペレットを購入する以外、今は思いつかない。

サツマイモと落花生は収穫が始まる。 

日中は汗ばみ、夜からは気温がぐっと下がるが、台風20,21号の進路が気がかりでならぬのは、私だけではないはず。この漠然とした不安と恐怖、とりあえず窓に養生するテープは補給し続けると決める。

そして、大人の話題と言うか、肝心な事の見直し。

いつもは脳裏に置き忘れている保険の事を頭に刻み付けた。ちょうど65歳でお家を購入されるブロガーさんのお引越しのお話しも楽しく拝読させていただいているし。

この漠然とした不安を取り除くべく、火災や地震などの家に関する保険は入っており、それは、払うのは疲れるが、台風で今の上物が壊れても何とかカバー出来る。しかし近頃、さすがに疲れて外したり、見直したものがある。

①家財保険は外した。②生命保険見直しである。

①は、老いたのだ、そんなに大事なものはないと割り切ったのだ、そして使わなければ減らす、逆に好きなものには囲まれる。でもいつかは別れるわけです。

②は明〇安〇生命(あああ小田さんのCM)に長く終身だの貯蓄型だので、以前の会社から何となく入って放置、しかしプロに見直してもらい受取人もいないし無駄だと言われる、もう簡単なものに変えた。

しかし一回、癌で使っているので、新しいのはいい契約とは言えないけど、今の最新の放射線の治療(自費で300万)とかが保険で出来るのでいいと割り切る。その他にも入っていたがやめ、メインのそれと、もう一つ県民共済以外止めた。

これは私の例であって、ご参考にはならないと思うが。こういう話題はお隣の友人も、何が今後不安なのかとか、話し合いに参加してくれて心強い。直すときは、大工さんも一緒の方。

で、家が無くなったら、保険と土地のお金で、どこかの老人ホームに行くしかないなと思うと、友人と言っている。問題はその年齢かどうかと、認知症だ。昨日の物忘れにガックリ、つーか、物覚えは確実に悪くなってきている、例えば、暗譜が昔と違い出来ないなど。

もう、いずれは相談するしかあるまい。ただし公共施設にパンフレットがあっても、良い業者なんて解らない、そこは不安。

取り敢えず、練習した、身体の柔らかさは鍵だと思い知る。年々、心も体も、いや脳も、委縮する。全てに柔軟な人は、お若く見える。

 

練習したので観れないが、テレビではラクビーの中継をしている、

私はルールもわからぬがとても人気のようで、今、ワールドカップが放映されていて、皆が元気になれる番組だから良かった!と思っている。

とにかく各地の復興と並行に、皆、から元気でも、元気を取り戻さなくては。

コメント (4)
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