ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

食べようとした!!

2014-10-29 09:05:07 | 猫病気
猫の元気は不思議と継続し、
寝方もそのうちに畳んだ毛布をめくって普通の猫が布団から顔を出している感じで寝ている。

鼻が寝具で潰れても平気みたいで、それが普通に呼吸できていると解釈、私は嬉しい。

そして、驚いたことに
午前2時45分、ベットから抜け出してどこだと探すと、ドライフードと水のある場所の前で食べたそうにしていた。
結局、食べなかったが。
この猫が自発的に食べ物を口にできたのは9月27日が最後であり、
私は猫の調子がいいのと、おそらく猫は癌末期の痛みを感じていないであろう事、それを何よりも恐れていたので、しみじみ嬉しかった…。
その後、猫は餌のあるところから私のベットの下までトコトコ歩いてきて「上にあげてください」と私を見上げた。

私はフリースに痩せた猫を赤ちゃんのように包み、自分の布団の中にそっと入れた。
午前2時50分、お腹がグーグーなっていたので食餌や水分補給をする。
猫は明け方までにフリースのおくるみから出て普通の猫のように布団にもぐり、布団の私の足先のほうにぐんぐん進み、窒息を心配していたが本当にぐっすりと寝ていた。
午前7時40分、8時、食餌や水分補給、酸素テントのベットに戻してもいっそう動き回り、10時05分、自ら人のベットの上にいてそこから離れない。

快適そうだが、鼻息がスースー始まっており、肺に水が溜まってきたサインだ。
受診をキャンセルするか?いや、このまま体力が落ちるだけだ、胸水はまず自然には抜けない、苦しい上にしかもすぐに死ねない。
そうなってからグダグダの後悔や、行かなかった言い訳をするんだろう、自分。
無治療を貫くのか、いや貫けずに、そしてもっと猫が辛い状態になってから駆け込んで、自分のために弄り回すとかありえる。
今日のこの元気さを頼りに、思い切って病院に急ぐ。

病院でも、猫はまだ余裕があり、数日前程の緊迫した感じではなく、先にハイパーサーミアをする、体重3.4㎏。
保定しなくても、いやなことをする飼い主でなく、スタッフさんのほうにぐいぐい自ら頭を持っていき甘えていた。
また、当てる部分も自らやってほしいところを示していた、でも残念ながらやるのはそこじゃないんだな。
そのあと、先生が両肺から胸水を抜き、ステロイドを入れる。
やはりこの2日力強い事を話題にしたが、先生は「波があるから」とおっしゃる。
先生、おかげさまで今日は一日無事な日でおそらくいけそうです。

こうやって浮き沈みしながらも、望みは慣れ親しんだお家で、楽な最期を迎えさせてあげたい。

お家に帰ると「失禁しないよ」という感じでいたので、もうお尻には何もしない、しかない。

猫は本当に嬉しそうにいつもの日課の日向ぼっこ。


グーンと手を伸ばしてリラックスした姿がかわいかった。






帰ってからも12時25分、12時40分、4時25分、5時35分、と食事や水分補給、6時31分から酸素室、失禁、、、、
この記事を書いていた途中、今も9時半ごろ便で大失禁、自壊の穴など下半身が便まみれで汚れが取れないのがかわいそう、抗生物質で化膿しないでほしい、洗ってあげたいが自壊はもろいので危険かもしれない、毛布など大洗濯、食餌、水分補給などなどetc、、、このまま生きていれば金銭も時間もお世話の悩みも疲労も尽きないことは確かだ。
いつかは解放されたいとは思うものの、でも今もしてあげれることも少ないし、してあげたくても、この猫のゴールなんてもう先が見えている。
また人の介護のように、介護をする人に怒りや不満が向かってこないしね。


みじめ応援歌http://www.youtube.com/watch?v=psEZRRbXwpY
ディズニーの白雪姫の7人の小人が歌う「肺胞、肺胞、仕事が好き~♪」これだけを唱えている。
肺胞よ、癌に負けずに頑張れ~!!
コメント
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