聖書通読日記 2

2001年ペンテコステに受洗、プロテスタントのキリスト者

マルコ福音書 たとえを用いて語る

2007年07月10日 | 新約聖書日記
◆たとえを用いて語る
『 4:33 イエスは、人々の聞く力に応じて、このように多くのたとえで御言葉を語られた。
4:34 たとえを用いずに語ることはなかったが、御自分の弟子たちにはひそかにすべてを説明された。』(日本聖書協会 聖書 新共同訳 マルコによる福音書から)

日本聖書略解 日本基督教団出版局をまとめて
『「このように」でなく、「このような類の、多くの譬えによって(イエスは)彼らに御言葉を語っていた」で始まる。
これによって以上の三つの譬えは模範的実例となる。
イエスは群衆の「聞く」能力に合わせて語った。
譬えでの宣教は、事柄を把握しやすくし、「聞かれる」ことを求めている。
しかし譬えによる宣教は外郭を聞いても、その真の事柄を理解する者と拒絶する者との「聞き方」の相違を生み出す。
そのような自ら選び取った「聞き方」の相違に対応して、外の者と周りの者が分かれた。
一方には「譬えなしに(イエスは)彼らに語らなかった」。
マルコにとって「譬え」は開き示すと共に閉ざす契機を持つようである。
しかし他方に対しては、「自分たちだけの間で(イエスは)自らの弟子たちにすべてを解き明かした」。
イエスと彼の宣べ伝える事柄に答えることを決めた者には、イエス自身によってすべてが解き明かされていく。
ここに10節の「彼の周りの者たち」と「十二人」が包括的に「御自分の弟子たち」とされた。』



お祈りしますm(_ _)m
恵み深い天の父なる神さま
今日、聖書が読めることを感謝します。
また、聖書日記が書けることを感謝します。
また、ここに祈ることができることを感謝します。
イエスさまの話されるたとえ話しの、真の意味を理解することができますように。
求めつづけることができますように。
主イエス・キリストの御名によってお祈りします。
アーメン