聖書通読日記 2

2001年ペンテコステに受洗、プロテスタントのキリスト者

マタイ福音書 兵士から侮辱される

2005年04月19日 | 新約聖書日記
『27:27 それから、総督の兵士たちは、イエスを総督官邸に連れて行き、部隊の全員をイエスの周りに集めた。
27:28 そして、イエスの着ている物をはぎ取り、赤い外套を着せ、
27:29 茨で冠を編んで頭に載せ、また、右手に葦の棒を持たせて、その前にひざまずき、「ユダヤ人の王、万歳」と言って、侮辱した。
27:30 また、唾を吐きかけ、葦の棒を取り上げて頭をたたき続けた。
27:31 このようにイエスを侮辱したあげく、外套を脱がせて元の服を着せ、十字架につけるために引いて行った。』

新約聖書略解をまとめて
『総督ピラトは過越の期間を彼の指揮する部隊と一緒にエルサレムで過ごし、不測の事態に備えていた。
彼は神殿西北端のアントニア砦を官邸としていた。
裁判の後、イエスはここに連れてこられ、兵士全員から侮辱を受けた。
王衣の変わりに赤い外套を、王冠の代わりに棘の生えた茨の輪を、王笏の代わりに葦の棒を持たせ、
この惨めな姿の「ユダヤ人の王」を嘲りの的にした。
ある者は表敬のポーズをとり、つばを吐きかけ、権力とは全く無関係で無抵抗のイエスを殴打した。
それは第三の受難予告「異邦人に引き渡す。人の子を侮辱し、鞭打ち」(20・19)がイエスの身に起こった時であった。』

天の父なる神様
イエスさまが、わたしたちの罪の身代わりになってくださり、鞭打たれ、嘲られ、十字架につけられました。
わたしたちの為に命を捨ててくださったイエスさま。
独り子であるイエスさまを、わたしたちの罪の身代わりにしてくださった、神さま。
痛み苦しむ神であり、愛ある神である、天のお父さま。
神は、人の痛みを知り、ご自分が苦しまれ、どんな罪をおかしたものでも愛され救われる、愛の神です。
聖書のみことばにより、神の愛を知り、祈りで神と交わり、いつも愛の中におれることを感謝します。
どうか、どんなときにも変わらない永遠の愛を、すべての人が知ることができますように。
主イエス・キリストの御名によって、お祈りします。
アーメン