徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

会話パートナー

2010年05月10日 | Philadelphia周辺情報
ボランティアと名のつく物は数々やってきましたが、フィリー郊外に引っ越してからは、末娘もミドルスクールであまり出る幕もなく、「会話パートナー」だけが唯一のボランティアでした。
でも、この会話パートナーは、私の方もメリットがあり、ボランティアと言っていいのかどうか・・・。

フィリー郊外のHaverford collegeBryn Mawr Collegeは、カップル校になっていて、日本語の授業は一緒に行われているようです。その日本語クラスをとっている生徒達と、パートナーを組み、週に一度、1時間ほど会い、日本語と英語で会話を楽しむというもの。中には、子供の宿題を見てもらったりしている方もいるそうです。

ボストンに住んでいたときにも、MITやハーバード大学の学生さんを相手に、同じようなパートナーシップがあったのです。とても参加したかったのですが、当時は、末娘がまだ赤ちゃんで断念しました。それが、今回実現できて、嬉しかったです。

こんな私でも最初は緊張しましたが、毎週会って話をしているうちに、だんだん打ち解けられる物です。
私よりも日本のことを良く知っていたりすることも有り、びっくりでした。アニメやゲームはもちろん、「草食男子」についても良く知っていました。

大学生は勉強などで忙しいのに、週に一度、会話パートナーとして会う時間を作ってくれるだけでも、偉いと思ったし、私としても英語を話す機会が増えるので、ありがたかったです。
若い学生とはいえ、政治や宗教観などしっかり持っていて、何事もよく勉強している彼ら。自分の若かりし頃を反省するとともに、自分の子供達もしっかりせぇ~と思い、そして、日本もアメリカもまだまだ将来捨てたもんじゃないとうれしく思うことも有りました。
自分の将来についてしっかりとしたビジョンを持っている彼ら、その夢が実現できるように、頑張って欲しいと思っています。



最後の週には、「ありがと」と平仮名で書かれたケーキを学生さんからいただきました。自分で紙に「ありがと」と書いてベーカリーに持って行き、書いてもらったそう。ありがたいです。

そして先週は、日本語クラスの中に私たち会話パートナーも招待していただき、年度末のパーティーに行って来ました。カレーや稲荷寿司などを用意していただき、ゲームをしたり、日本の懐かしい歌を歌ったり、楽しい時間を過ごしてきました。

また新年度が始まると、この「会話パートナー」の募集があると思います。去年は、フィラデルフィア日本語補習校や日本食材店MAIDO!などにチラシが貼ってありました。学生さんとの楽しい会話をお楽しみくださいませ。

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