徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

Brandywine River Museum

2010年05月28日 | Philadelphia周辺情報
前々から行こう行こうと思っていたBrandywine River Museumに、やっとこさ行く事が出来ました。お友達のマダム達とも合流出来て、知識を伝授していただきながらの絵画鑑賞、楽しかったです。

 

この美術館の主な作品は、アメリカを代表する画家であるアンドリュー・ワイエス(Andrew Wyeth)のコレクションでしょう。微妙な関係が想像される「ヘルガ」の絵をはじめ、たくさんの絵画が展示されています。
彼は、挿絵画家である父親N・C・ワイエスから絵画を含め、たくさんの事を教わったそうです。1917年に生まれ2009年に亡くなるまで、この町と別荘のあるメーン州クッシング以外にはあまり旅をせず、この2つの町の景色や人々を描き続けたそうです。だからこそ、この町の人々に愛され続けているのでしょうね。
彼の作品の中では、人にしろ、動物にしろ、とても生命力にあふれています。また、風景画からは、その場の風や静けさが感じられるようです。

この美術館の近くに、Sanderson Museumと言う建物があります。



1882年生まれのクリス・サンダーソン(Chris Sanderson)は、この地域で長く教師として働いていたようです。ワイエス一家は、サンダーソン家の建物を借りて住んでいた事もあり、家族ぐるみで親しくしていたのではないでしょうか。
1936年にはアンドリューと二人で、チェスターカウンティーのヒストリーマップを作成しています。それを終えた1937年には、アンドリューはクリスの肖像画を描き上げているようです。
1966年にクリスが亡くなり、1967にこの美術館をオープンする案が出た時には、アンドリューがこのSanderson Museumの理事会を結成し、1968年にオープンする事が出来たそうです。


この週末のメモリアルデーの三連休には、Brandywine River Museumで、アンティークショーも開催されるそうです。掘り出し物が見つかるかもしれませんね。

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