徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

布団乾燥機とホームベーカリーと扇風機

2006年04月24日 | サバイバル in America
先日買物に行った時に、掃除機を選んでいるらしきアジア人を見かけた。もしかして、最近赴任してきた日本人かなぁ・・・なんて思ってしまった。
海外で生活するに辺り、日本から持って来て良かったと思う電化製品を考えてみた。初めての駐在の時に「持ってくれば良かった」と後悔し、二度目に駐在するに辺り、迷わず持って来た物がこの三点。ただし、これはあくまでも、私の超主観的な考えでので、ご了承下さい。

その1>布団乾燥機
以前住んでいた所は、ものすごく美観を気にするアパート。「外から見える所(窓辺)には物を置かない事」と契約書にも明記されていた。当然の事ながら、洗濯物は干せないし(乾燥機はありましたが)、布団を干してパンパンなんてもってのほかだ。日本に居れば毎日のように布団を干して、午後2時頃になれば、日頃のストレスを解消するかのごとく、パンパンと布団をたたきまくつていた。それが、できない。あ、あくまでも布団をたたく事が目的でなく、干す事が目的ですが・・。
小さい子供達は寝汗をけっこうかくものです。これがけっこう気になる。ダニも気になるし、アメリカでは毛シラミ発生頻度も日本よりも高い。仕方がないので、窓から床に差す日の光の中に布団を広げていた。その日の光が、太陽と供に移動するので、その度に布団もちょっとずつ移動。なんだか、「ここまでするか?」と、ちょつとむなしかったな・・。
これをご近所の日本人の方に相談した所、彼女は布団乾燥機を持って来ていた。その手があったかと思った物の、我が家は持って来ていなかったので、後の祭り。時々、彼女から借りていた。その節はお世話になりました。

その2>ホームベーカリー
10年前にはホームベーカリーはそんなに普及していなかったように思う。とうぜん、アメリカに持って行くなんて考えもしなかった。第一、アメリカはパンが主食だと思っていたので、日本よりもパンはおいしいと思っていたのだ。
ところが、である。 日本人にはやっぱり日本のパンがおいしいのだ。しっとり、もちもちの日本のパン。ありがたい事に、日本のパン屋さんも近所にあって、たびたび買う事は出来た。
ところが、時々我が家にパンを持って来てくれる友人がいた。もちろん、彼女の手作り。彼女はホームベーカリーを持っていて、よく焼くと言う。日本に本帰国した時には、彼女に憧れてホームベーカリーを買った。正直に言えば、買ったのではなく、電気屋さんのポイントで貰った安物だ。でも、これが意外に使える奴で、餅つき機能はついていない物の、食パンを焼いたりパン生地を作って、家庭で食べるくらいなら充分。残念ながら、人様に差し上げられるほどうまくは焼けませんが、もちろん、またアメリカに来る事になって迷わず持って来た。

その3>扇風機
これは、上の二つに比べると、ちょっと迷ったけど、持ってきた。でも、それが大活躍。
アメリカの家は家全体を冷暖房するので、温度調節は1つ。当然、部屋の広さや、向き、位置によっては温度差が生じる。冬はガレージの上の部屋は寒かったり、一番狭い部屋は冷暖房が効きすぎたりする。
我が家で一番狭い長男の部屋は、コンセントも足りないほどの電化製品で年中暖房状態。夏も暑いが、冬も暑い。彼は自分の部屋の空気を外に出すため、又は廊下から涼しい空気を取り込むためなど、いつでも扇風機を欠かせない。
アメリカにも扇風機は売っているが、日本のように首振り機能が付いている物は少ないような気がするが、どうなんでしょう。

ちなみに、我が家は変圧器をいっさい使っていない。前回の駐在で結局変圧器自体が壊れ、あまり使わなかったからだ。でも、精密機器は使わないと壊れると言う話も聞いた事がある。長女の末っ子のラジカセが壊れてしまったのは、きっとそのせいかも知れない。うん、きっとそのせいだ。
コメント
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