はちみつを採るというと、遠心分離機で集めるセイヨウミツバチの方法をイメージされるのかもしれません。
私自身「巣を採る」「たれ蜜を採る」ということを知らなかったので、驚きました。
昨日の続きから。
重箱には、針金が十字に渡してあります。
この針金をペンチで切って引っ張ると ほら、このとおり!巣が崩れました。
今度は 巣を包丁で切って重箱からはずしていきます。
そして、巣のふたをこそげ、落とします。
(ざるの中の巣のように蜜にはふたがかかっています。手に持っているのは、ふたをとった後)
次にこの巣を真ん中から半分に、切ります。すると、蜜が垂れてきます。
真ん中というのは、以前、逃亡群が残した空の巣でみると、こんな感じ。
両側から巣がつくられているのが、わかります。
こうやって くずした巣をざるに入れて、蜜が垂れてくるのを待ちます。
下には、ざるにこし布を敷いてあるので、きれいに濾されます。
そして、待っていると、ほら、こんな美しい。賜ものです。
採蜜で早起きした朝。トマトの葉に朝露がきれいでした。