「きんりょうへん」という中国原産のランがあります。
シンビジウムの仲間なのですが、ニホンミツバチがその蜜が大好きで(媚薬のようなもの)
分蜂群がその花に群がります。これさえあれば、分蜂の苦労はなんだったの、という感じだとのこと。
それ以上に、我が家の分蜂ではなく、他の自然分蜂が入ってくれるというわけです。
不思議なことに、セイヨウミツバチは全く見向きもしないそうです。
ニホンミツバチを捕獲する有効な手段として、高価な値段がついています。
我が家も昨年秋、1鉢買いましたが、花芽がないので役には立ちません。
その貴重なきんりょうへんを 先輩が貸してくださいました。
「お宅ははロケーションがいいから、きっと分蜂群が捕まるよ」と声をかけてくださいました。
南側がこんな風に開けています。里山から続く小川が流れ、緑もたくさん。
崖のたちあがったところがよいということ。2階の方がさらに高さがあるからと2階に置きました。
この箱を見た先輩が「待ち箱(箱を置いて分蜂が入るのを待つ)は20リットルから30リットルが
いいよ」と教えてくださいました。
そこで1段とって、小さくしました。
「先達はあらまほしきものなり」 何かと教えてくださる先輩方に感謝の新米養蜂家です。