剪定

2017-12-05 04:51:51 | 日記

 濃い朝霧で雨が降ったように庭木が濡れている。日の出の時間になっても上空一面黒い雲に覆われている。気温は高く風はないので庭木に付いた水滴はなくならない。ラ、フランス、りんごに使った枝折れ防止に支柱はそのままの状態になっている。

収穫後果実の重さで下がった枝も収穫後は軽くなって枝が上がり支えていた支柱が倒れている。前は根雪前に綺麗に後片付けして小屋の格納していた。この頃は忙しさ余りで支柱片付けは誤魔化していた。老木多い園地は豪雪で幹折れや枝折れの被害が出やすく昨年は酷かった。雪解け時に農道の除雪がまだ始まっていない古木の園地に徒歩で見回りに行ったら雪折れ被害の木が雪中に埋まっていた。中に倒木で雪中に埋まり手がつけられない程の雪害になっていた。

昨年の雪害を教訓に古木の園地は雪害防止に折れ易いヶ所には支柱を掛けてやる事にした。それでも古木は片枝れで重心安定しなので倒木し易い。髙接ぎ一挙更新して老木は枝の背は日焼けで腐れがかってもろくなって僅かな重さでも折れてしまう。支柱も大切だが余りの多い雪害の危険ヶ所で支柱を掛ける事は難しい。

枝に雪が積もるの少なくするため邪魔枝や徒長枝が密集しているヶ所は剪定兼ねて切り落としてやる。剪定兼ねての作業で大枝の切り落としチェンソーを準備している。落葉の遅い木は葉っぱに付いた雨水で防寒着が濡れて重くなる。今年の栽培管理の反省をしながら何時もより早い剪定の始まり。