Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

運命に弄ばれる太陽と月の物語。

2024-08-24 20:22:29 | ほこプロニュース

ほこワングランプリ
三回戦で激突する
ほっこりプロレスの
Mr.しもと
元ほっこりプロレスの
ザ・ミック。
まもなく
10年ぶりの戦いに臨む
両陣営だが
その様子は対照的だ。



「オイオイオイオイオイオイオイオイッ!!
 次のオレの相手が
 ミックさんだなんて
 聞いてないよ、オレ!
 勝てるわけないじゃん!
 ・・・オレ、やらないよ!?」

Mr.しもは
三回戦の対戦相手が
ザ・ミックだと知り
戦々恐々とする。



ほっこりプロレスの後輩、
進藤歩がこれをなだめる。

「またそんなことを・・・。
 トーナメントなんですから
 次の対戦相手を
 知らないわけ
 ないじゃないですか。
 嬉しいなら嬉しいって
 素直に言えばいいのに・・・」



「嬉しいわけ
 ないじゃろがい!
 めっちゃ怖いっつーの!」

少し間を置き
Mr.しもが続ける。

「・・・ミックさんはさぁ、
 オレが知ってる中で
 ぶっちぎり最強の男だよ。
 頭の中でどれだけ
 シミュレーションしても
 勝てるイメージが
 まったく浮かばない。
 そんな相手、
 ミックさんだけなんだよ・・・」

ビッグマウスで知られる
Mr.しもも
今回ばかりは本当に
頭を抱えているようだ。



一方、ザ・ミックは
古くからの知人、
Gのもとで
トレーニングに励んでいた。



「古巣のトーナメントで
 10年ぶりの再会なんて
 とんだくされ縁だな」

Gがザ・ミックを茶化すが
ザ・ミックは
全く表情を変えずに
トレーニングを続ける。

「そりゃまぁ・・・
 フツーに考えれば99%、
 オマエが勝つんだろうが
 その残りの1%を
 引っ張ってくるのが
 あの大将だからな。
 一瞬たりとも油断は・・・」

言いかけたところで
Gは言葉を止め、
言い直してニヤリと笑う。

「・・・って、
 んなことオマエが一番
 よくわかってるよな」



Gは笑みを消し、続ける。

「クッソ弱ぇアイツが
 何年もプロレスを
 続けてられてんのは
 オマエの背中を
 追い続けてるからだ。
 明日の戦い、
 負けられねぇぞ?」

Gに背中を向けた状態で
トレーニングを
黙々と続けるザ・ミック。
その表情は見えない。



様々な想いが交錯する中、
運命のゴングは
刻一刻と迫っていた・・・。

         to be continued...



★Mr.しもの中の人の裏話★

10年ぶりの戦いが
あともう少しという
ところまで迫ってます。
ほこワン三回戦、
もちろん他の3試合にも
注目してほしいんですけど
やっぱり・・・
この試合に関しては
特別な想い入れがあります。

記事のタイトルに
"太陽と月"と入れましたが
どっちが太陽で
どっちが月なのかは
あえて言及する
つもりもなくて。
きっとMr.しもの目には
ザ・ミックが
太陽のように映っていて
ザ・ミックの目には
Mr.しもが太陽のように
映っているのでは
ないでしょうか?
・・・知らんけど。

あくまでも
トーナメントの三回戦、
極端に他の試合と
濃淡差をつけるつもりは
ないんですけど
あえて言わせていただきます。

この試合は
見てください。




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