
2020年1月4日、
昼に東京女子プロレスの
後楽園ホール大会を
観戦した後、
夕方からは
プロレスリング・ノアの
後楽園ホール大会を
観戦してきました!

観衆は1,539人で
超満員札止め。
今年の正月の
プロレス興行は
どこも賑わってました!
第1試合
モハメド・ヨネ
クワイエット・ストーム
vs
齋藤彰俊 井上雅夫

50ファンキーパワーズと
反選手会同盟による
タッグマッチは
予想に反して
雅夫がヨネを
丸め込んで勝利!
第2試合
タダスケ YO-HEY
vs
熊野準 諸橋晴也

後楽園に諸橋!
・・・はかなり
久しぶりな気がします。
・・・が・・・
試合はタダスケの
アウトキャストで
諸橋が敗北。
扱いが雑で勿体ない・・・。
第3試合
谷口周平 原田大輔
vs
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
大原はじめ

ワグナーJr.の
「ビバ、メヒコー!」は
鉄板で盛り上がります。

試合は原田が大原から
片山ジャーマンで勝利。
最近の大原、
本当に元気がないですね・・・。
第4試合
拳王 稲村愛輝
vs
鈴木秀樹 岡田欣也

岡田は拳王を意識するも
拳王の目に
岡田はまったく映らず
鈴木秀樹を意識。
そんな展開でした。

試合は拳王が
強烈なハイキックで
岡田をダウンさせ
レフェリーストップ。

しかし試合後に
鈴木が拳王を
背後からスリーパーで
襲撃します。
拳王と鈴木、
続きが楽しみですけど
同じくらい稲村と岡田、
同期の2人の今後も
楽しみなんですよねぇ。
第5試合
丸藤正道 田中稔
vs
ダグ・ウィリアムス
クリス・リッジウェイ

丸藤とミノ様、
ワクワクするような
タッグチームが
2020年の後楽園ホールで
誕生しました。
この2人、このまま
タッグチームを
結成してくれないかな~。

・・・なんて
思ったのも束の間、
この試合の
勝者はダグでした。
カオスセオリージャーマンで
ミノ様から勝利。



しかしながら
この試合で最も
輝きを放っていたのは
間違いなくミノ様。
おそらく初披露であろう
シューティングスタープレスは
隣りの東京ドームで
引退ロードを戦う
獣の神様への贈り物とみて
間違いないでしょう。

休憩明けには
小橋健太が登場も
「行くぞ」「オーッ」
だけやって終わり。
ノアからの発表は
ありませんでした。
第6試合
中嶋勝彦
vs
マイケル・エルガン

ノア随一のストライカー、
勝彦の強烈なキックは
パワフルお化けの
エルガンにも確実に
通用していました。

・・・が
底知れぬスタミナも
併せ持つエルガン。
パワー殺法でお返し。




会場の度肝を抜く
パワフルな攻撃で
畳み掛けるエルガン。
最後は得意の
エルガンボムで
勝彦から勝利。
これで
GHCヘビー級王座挑戦、
待ったなし!?
第7試合
GHCジュニア・ヘビー級
タッグ選手権試合
鈴木鼓太郎 小峠篤司
vs
覇王 仁王

この試合は正直、
私の期待するレベルには
程遠かったですね。
悪くはないんですけど
期待しすぎたのかも
しれません。
鼓太郎の
タイガードライバーから
小峠のキルスイッチで
勝負アリ。
第8試合
GHCジュニア・ヘビー級
選手権試合
HAYATA vs 小川良成

ついにこの男が
GHCジュニアに挑戦!
場内の期待値も
高まります。


小川は様々な形で
足攻めを展開。
それはもう
感心してしまうくらい
色んなバリエーションを
見せてくれました。
単調な試合に
見えなくもないのですが
あまりの手数の多さに
お客さんも退屈感を
感じていなかったように
思いました。

HAYATAは
脚を痛めながらも
得意とする
スピーディーな攻撃で
反撃します。

延髄斬りや
サドンインパクトで
徐々に形勢を逆転する
HAYATA。
トドメのヘデックを
狙うと・・・



狙い済ましたように
回避した直後に
HAYATAの脚を
4の字に固める小川。
4の字エビ固めで
HAYATAから
3カウントを奪取!

53歳のテクニシャン、
小川良成が
新GHCジュニア王者と
なりました。
ライガー、
見てるか!?
セミファイナル
GHCナショナル選手権試合
杉浦貴 vs マサ北宮

無骨な2人の
タイトルマッチは
ショルダータックルの
打ち合いからスタート!
・・・これが
だいぶ長いこと続き
両者の左肩は
真っ赤に腫れてました。




杉浦の脚に
狙いを定めた北宮。
フロントヘッドロックに
捕らえられても
強引に膝を砕きにいく
したたかさを見せます。

そこからの監獄固め。
北宮にとっては
大きな勝機の1つでした。

サイトースープレックス!
しかしカウントは2.9!

杉浦も掟破りの
サイトースープレックスで
反撃開始!



杉浦が猛攻から
完璧な予選スラム!
しかし、北宮は
肩を上げます!




ならばと杉浦、
最上級の大技、
雪崩式予選スラムで
杉浦を介錯。
北宮は
ファンの予想以上の
奮闘を見せてくれました!
メインイベント
GHCヘビー級選手権試合
清宮海斗 vs 潮崎豪

「オレしかいないだろう!」
清宮から
ベルトを奪えるのは
自分しかいないと宣言した
潮崎に対するファンの反応は
拍手喝采。
清宮の防衛ロードが続き
ファンが違う刺激を
求め始めたタイミングと
潮崎への期待感が
最高のタイミングで
リンクしたように思います。
実際、私もその1人で
清宮からベルトを奪うのは
潮崎であってほしいと
思っていました。


会場に姿を現した
潮崎のガウンの色は
なんと緑と銀色がベース。
これは言うまでもなく
故・三沢光晴さんの
コスチュームカラーです。

対峙する、緑と緑。
清宮が憧れの
緑のコスチュームを
身にまとうのと
潮崎がそうするのとでは
その重さがまったく違うと
思っていまして
潮崎は三沢さんの
パートナーとして
最後に隣りに立っていた、
いわば三沢光晴を
肌で知っている人間。
その偉大さを
よく理解しているからこそ
恐れ多かった緑を
背負う覚悟ができた。
私、この姿を見ただけで
鳥肌が立ちました。

でも正直、
同じような髪の色で
同じ配色の
コスチュームってのは
ちょっとアレだなぁとも
思ったり・・・!?


王者・清宮は
潮崎の右腕に攻撃を集中。
潮崎の得意とする
チョップやラリアットの
威力を殺しにいきます。

それでも潮崎は
痛みに耐えて
チョップを連打!
こういう戦い方は
小橋っぽいですね~。




雪崩式の攻防を
制したのは潮崎。
ブレーンバスターの体勢から
前方へ落とします。

潮崎はトペも披露!


空中で十分な
タメを作ってからの
シットダウン式パワーボム。
これは必殺技でも
おかしくないくらいの
破壊力でした!


清宮も
ドロップキック、
ジャーマンでお返し。



ポスト上での攻防
第2ラウンドは
清宮が制して
雪崩式リバースDDT!


潮崎が
ゴーフラッシャー!

そして最初の豪腕!



潮崎が勝負を賭けた
ムーンサルトプレスは
清宮が回避し不発!

両者既に
ボロボロの状態ですが
ここからが
GHCヘビーの領域!!


清宮が
ドロップキック連発で
ペースを握るも
潮崎はタイガーを打たせず。

逆に潮崎の
リミットブレイクは
清宮が堪える。



清宮が
垂直落下式裏DDT!

直後にこの表情!



タイガースープレックスを
完璧に決めるも
カウントは2!



続けざまに清宮が
2発目を狙うも
潮崎は決めさせず。
打撃合戦を挟んで
今度は潮崎が清宮に
リミットブレイク!
カウントは2!


豪腕を決めるも
立ち上がる清宮。



畳み掛けようとする
潮崎に対して
清宮は両腕を掴み
力ずくで下ろさせると
ノーガードの
潮崎の頭めがけて
ヘッドバット!


「知るか!」とばかりに
出し惜しみすることなく
豪腕で射抜く潮崎。
この日は何発
豪腕ラリアットを
繰り出したことか・・・。





潮崎が
フィニッシュに選んだのは
やはりこの技、
ムーンサルトプレス!!
高く美しい放物線を描いて
見事に決めてカウント3!!

小橋から新調された
GHCヘビーのベルトを
受け取る潮崎。


マイクを手にした潮崎が
呼吸を整えた後に
第一声で叫んだのは
「オレがノアだ!!」
そして
「これがノアの闘いだ!!」
このマイクには
シビれました!
潮崎・・・、
随分長いこと
待たせやがって!!
ノアは・・・
あなたです!!

新年一発目の
プロレスリング・ノアは
満足度100点満点の
素晴らしい興行でした!
潮崎がついに
ファンの期待に応えて
爆発してくれたのは
嬉しいですね~。
ちなみにこの日は
この大会の前に
東京女子プロレス観戦、
この後、
新日本プロレスの
ドーム観戦組の皆様と
合流しての
大炎會2019打ち上げと
プロレス尽くしな
一日でした!
私的ベストバウト

メインイベント
GHCヘビー級選手権試合
清宮海斗 vs 潮崎豪

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