4月1日から公開されている「ファイヤーウォール」を先日観ました。アクション俳優として名立たるハリソン・フォード主演の映画です。・・・が、今や64歳のハリソンさん、撮影時はそれでも61~2歳かな!?映画を観る前にアクション大丈夫かなぁ?って思っていたら、上手い具合に、身体のキレもなくて動きが鈍いのを逆手に取って(本人の意図によるものかは定かでは有りませんが(笑))、スーパーヒーローではないホワイトカラーの普通のおじさんのリアリティーさを醸し出していました(コメディーでは無いですよ。プッ)。この映画は、「ソードフィッシュ」と「ホステージ」の良いとこ取りをしたようなストーリーで中々面白かったです。
■ストーリーは、「 業界最高の盗難防止用コンピュータシステムをデザインし、キャリアと名声を築いてきた銀行のセキュリティシステム専門家ジャック(ハリソン・フォード)が、冷酷な強盗コックス(ポール・ベタニー)率いる強盗団に愛する家族を人質にとられ、自分の作り出したセキュリティシステムを自ら破り、1億ドルを強奪するよう脅迫される。鉄壁なはずのファイヤーウォールを果たして突破することはできるのか? 」と言うサスペンス映画です。原題:「Firewall」上映時間:106分
この映画のキャッチコピーは「コンピュータ・セキュリティ最大の弱点は、それをつくった人間?」と言うもの。正にその通りですね。人間の計算能力はパソコンの頭脳に到底かないませんが、善・悪のどちらの仕事をさせるにしろ、そのパソコンに仕事をさせるのは人間ですから・・・パソコンの中枢に関わる人間に圧力を掛けて意のままに操れば、またパソコンも意のままに操れると言うことですね。一見完璧に見えるセキュリティシステムにも隙が有るという所を上手く利用した脚本で、そんなに強引に辻褄合わせをしているという事もなく入り込めると思います。実際の現実的には、幾らシステムを構築した本人と言えども、後からシステムの内部に入り込んで何でも一人で操作が出来てしまう事はないでしょうけど。
強盗犯グループのボス役で出演しているポール・ベタニーは5月20日公開予定でトム・ハンクス主演の「ダ・ヴィンチ・コード」でも悪役を演じているらしいです。もうすっかり悪役がはまり役ですね。ベタニーの一見紳士然とした風貌からは計り知れない氷の様な冷徹な人間性を一瞬覗かせる表情がめちゃ恐いです。個人情報の流出も恐いですね。内部の人間による顧客データの流出や、銀行のATMに取り付けられた隠しカメラによる情報の搾取など、これらは現実にも起こっている事なので他人事とは思えない一面が有って、余計にこの映画にリアリティを感じさせていたのかもしれません。
それと、物語のキーポイントになる”スパイ大作戦”ばりの小道具が幾つか出てきて、それが後半のストーリーに上手く繋がっていきます。脇役陣がしっかりしている映画と言うのは、それなりに見応えが有ります。派手なアクションや迫力の爆破シーンなどはないけど、脇役陣とストーリーの組み立て方で楽しめる映画です(えっ?主役は!?(笑))。「ファイヤーウォール」とは 内部ネットワークを守るため、外部ネットワークからの 不正進入を阻止する、コンピュータのセキュリティ・システムのこと。でも、「内部の人間に問題が有った場合は?」今の世の中「誰を?」「何を?」信じて良いのか分からない社会になっていますね。
いつもご訪問ありがとうございます。
>それよりも犯人側の設定が不十分。
>何のために集まった集団かがわからない。
>金に目が眩んだだけなら、一人やられた時点で逃げます。
これ、言えますね。
どう言う集団なのか最後まで分かりませんでしたね。
あまり、テロっぽくしたくなかったとか・・・(笑)
アメリカではセキュリティが弱すぎると酷評もありましたが、
それほど気になりませんでした。
それよりも犯人側の設定が不十分。
何のために集まった集団かがわからない。
金に目が眩んだだけなら、一人やられた時点で逃げます。
ハイテクを駆使しているようで古典的な手法ですしね。
私もスター・ウォーズからずっと見続けています。
今年64歳でしょ?まだまだ元気ですよね。(笑)
若い奥さんも貰った事だしね。結婚はまだだったかな?
インディ4は、ショーン・コネリーは出ないみたいですね。
この前、ショーン・コネリーさん引退宣言していましたから。
年を取って息が上がっているのが却ってリアルでしたね~(笑)
「インディ4」も頑張って欲しいです☆
「マスター・アンド・コマンダー」未見でしたら、お薦めです!私は、予告編を観て、何か子供が主体でお涙頂戴の物語なのかと思って映画館では観なかったんです。涙系は好きじゃないのでね!
ところが、DVDが出てからレンタルで暇つぶしに借りたら、面白かったので勇壮な映像を映画館で観たかったなぁって後悔しました。予告編のバカァ!って思いました。(笑)
話は変わりますが!野球ブログも書いていますのよ。
ここのブックマークに入れて有るので、暇つぶしをしたい時に来て下さい。長くなってしまいましたわ。すみません。
う~ん、痛々しさもまだ「スパイゲーム」のロバート・レッドフォードよりは、ハリソンさんの方がマシでしたよ。
「ダ・ヴィンチ・コード」早くみたいですね。
ハリソン、やっぱり歳は感じてしまいますが、いつまでもアクションスターであってほしいです。
ポール・ベタニー 、なかなか良かったですよ。
ちょっと前の「ロック・ユー!」の役柄が印象的だったなあ。
「マスター・アンド・コマンダー」 にも出ていたんですか!
今度観てみますよ~
ミストさんは野球ファンなんですね。私、松井秀喜ファンです^^
これからもよろしくです!!
ハリソン、頑張ってくれましたねv(*'-^*)bぶいっ♪
何だか、痛々しい気持ちもあったものの、映画そのものは
良かったと思います。
私も「ダヴィンチ・コード」の前売り券を買っちゃいましたよ~~楽しみです(o^-^o)
また遊びに来ます よ(^o^)ろ(^o^)し(^ ^)くぅ(^-^)ノ゛
コメントありがとうございました。私も「ダヴィンチコード」を楽しみにしています。ポール・ベタニーが出ているとは知りませんでしたが・・・。
ポール・ベタニーの出演作品ではラッセル・クロウ主演の「マスター・アンド・コマンダー」が面白かったです。イギリス海軍とナポレオン軍の戦いを描いた作品ですが、予告編から受ける雰囲気とは違って、骨太な映画でした。
彼が以前出演していたA Beautiful Mindを久しぶりに見直してみましたが、ポール、少し筋肉質になったように感じました。