雨がしとしと日曜日

ボクは一人で～キミの～帰りを待っていた～（若かりし頃のジュリーを必死でイメージしながら）
こんな古い歌を口づさみながら、キャラブキを炊きつつ、本を読んでいる。

晴耕雨読の生活が理想ではあるが、そうはいかない。
晴れた日に額に汗して労働しないのに、雨の日は読書というのは虫がよすぎるかな…

先日ブックマーケットで半額になってた荻原浩著「メリーゴーランド」。
毎晩寝る前にチビチビと読んでいたが、完読してしまった。
「明日の記憶」と同じ2004年の刊行だが、なかなか面白かった。
「明日の記憶」は若年性アルツハイマーという深刻なテーマを扱っていたが、「メリーゴーランド」は、しがない公務員がテーマパークを何とか復活させるという話。
どちらもラストシーンがいい。

雨もあがったようだ、晩ごはんの仕度にとりかかるとしますか。