NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

秘密基地と集材 (6月8日)

2013年06月12日 | 間伐
偶然にもムササビの森へ続く林道入口で山林を借りられる事になり、小屋作りも構わないと言ってもらったので、美濃の森造隊屯所の構想が一気に具体化しました。
早速、天野さんと横井さんに現場を見てもらいました。

林道入口側から見た様子です。
林道左側、写真正面の部分です。


林道奥から見た様子です。
屯所建設予定地は、林道右側になります。


川までの奥行きもかなりあるので、自由なレイアウトで小屋が出来ます。
川は残念ながら3面をコンクリートで固められてしまっていますが、工夫すれば水遊びが出来るでしょう。
さて、どんな小屋を作りましょうか。
材置場、木工所、休憩所、集会所。土間で焚火をして芋を焼いたり料理をしたり、発電機を持ち込んで材を加工し作品を作ったり、竹細工をしたり、暑い日には残した立木にハンモックを渡して昼寝もしたい。
子供達が遊べるように、ブランコやテラスがあっても面白いかもしれない。
子供の頃に憧れた秘密基地が、ここで作れそうです。
山に入る楽しみが、一挙に増えました。

集材もしなくてはなりません。
ムササビの森に戻り、作業開始です。
奥のほうがまだ少し混んでいたので、架線を引く前にスギを何本か伐倒しました。


杉林では、掛り木気味になると大きな枝が落ちてくるので、頭上への注意もおろそかに出来ません。
森がだいぶ明るくなって来ました。


次に架線を張ります。


そして集材作業です。

4mのスギ材は重くて大変です。
コロを使ったり、トビで少し持ち上げたりを繰り返して、少しづつ運びます。
最低限の機械しか使わない我々にとっては、集材は地道で我慢強さが必要な重労働です。
機械を使わなかった頃の集材作業にはどんな知恵と工夫があったのでしょう。
是非知りたいものです。

次回の22日の作業は、いよいよ秘密基地づくりのための先ずは間伐です。

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