NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

老朽化 (11月23日)

2019年12月02日 | 間伐
メンバーが5人集まったので、林道沿いのスギ林を間伐しました。
これだけの人数だと道路の監視、林道に倒した材の玉切り片づけが速やかに行え安心です。


11月後半になり、太陽高度が目に見えて低くなって来ました。
林道が走る谷間にはほとんど日が当たらず、湿って寒い空気が溜まっています。
体を動かさないと体の芯まで冷やされてしまいます。
そのおかげで作業ははかどりました。
シダやコケも豊かです。




作業中に10年来使ってきたハスクバーナ346XPのハンドル部分が曲がってスロットルロックが外れ紛失しました。
アクセルロッドもホルダーから外れていました。
予備のチェンソーに取り替えましたが、こちらもエンジンのかかりが悪かったり回転が上がらずと不調です。
予備のチェンソーはキャブレターのダイアフラムを交換したりして調整していたのに、いざとなると具合が悪くなりました。
これでは全く仕事になりません。
この所何か一つ不調になると、次から次に関連機材が不調になります。
こうなると部品の交換や調整に時間や労力を掛けなくてはならず、本来の活動が気持ち良く出来ません。
最近中央道の恵那山トンネル手前で大規模な橋梁の補修工事が続いています。
正月の渋滞に拍車をかけないようにと年末ぎりぎりまでの昼夜突貫工事です。
好景気に沸いた時代に日本全国に作られた大規模インフラは、補修が必要な時代に突入したようです。
社会制度しかり、経済活動しかりです。
チェンソーの修理に悪戦苦闘しながら、そんな事を考えました。

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