NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

上矢作で間伐(12月12日)

2009年12月14日 | 間伐
隊員の三宅さんの所有林を間伐しました。
今は誰も住んでいない上矢作の自宅裏山です。
裏山の荒れた畑の周りには栗木が生えていて、その中の枯れた大木を伐倒しました。


倒木のバランスを崩さないように、枝払いも慎重に行ないました。
*クリックで動画が見られます。


もう1本の栗木は、大きな枝が倒したい方向と丁度逆に生えていて、通常の楔や倒した栗の木を削った臨時の楔を使って何とか反対側に倒しましたが、楔で伐倒方向をコントロールするにも限度があるのでその見極めは重要です。

お昼は炭火を熾して焼きそばを作りました。
暖かい食べ物はこの季節にはひときわおいしく感じます。
おなかも膨れ炭火で温まった室内で寛ぎながら話に夢中になっていると、いつの間にか2時近くになってしまい、慌てて午後の作業に向いました。
午後からは各々分担して裏山の間伐を行ないました。

この写真は、伐倒時に安全のため後方に待避しているところです。
こうした基本の動作もついおろそかにしがちですが、いつも初心に戻って安全作業に勤めたいと思います。
15時には日も少し傾きかけ急に北風も強くなり、作業を終了しました。
山を下りる途中で隊員の一人が鹿の角を拾いました。
この近くまで鹿が出没しているようです。
冬至ももう直ぐ。
急に傾く太陽に季節の移り変わりを感じます。

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