NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

間伐体験、イベント打ち合わせ、準備(11月22日)

2009年11月24日 | 間伐
天気予報では雨模様でしたが、朝の空は所々に青空も覗き、どうやら日中は雨に会わずに済みそうです。
今日は今年の森の健康診断で知り合いになった大学3年生の女子学生さんが一人、間伐体験にやって来てくれました。
健康診断で我々が春に茶摘をしてお茶を造った体験を話したところ来春の茶摘には是非参加したいとの事でしたが、春はまだ先だからとりあえず現地を見がてらついでに間伐もしてみたらと誘ってこうなりました。
一見したところは静で華奢なお嬢さんですが、行動力のある方のようです。
美濃加茂から名古屋経由で朝早くから電車でこの恵那までやって来るだけでも気力の要る行動です。
しかも間伐を体験するためにとなるとなかなか出来る事ではありません。
こんな方をお迎えすると流石に我々も緊張します。
特別もてなす訳ではありませんが、森の香りや風や柔らかさを身体全体で感じてもらい楽しい時間を過ごしてもらえればという思いでお迎えしました。


いきなり目立てから始めました。


次に、29日に椅子にするために松を玉切りしました。
これもいきなりかなり太目の松の玉切りです。

これで午前中は終了です。

お昼には29日の参加者を代表して「名古屋みなと建設工事安全連絡協議会」の坂本さんと森林インストラクターの赤尾君が来てくれましたので、鈴村さんの離れでこたつに当たりながら全員で打ち合わせを行ないました。

午後から間伐の実習です。
隊員の横井さんがつききりで指導しました。

既に少し間伐が済んだ場所での作業でしたので、掛木処理は比較的簡単で伐倒に集中出来ました。

間伐作業の終わった後に調子の悪いチェンソーのキャブレターを分解掃除していると雨が降り始めました。

また新しい出会いが生まれました。
今日は中身の濃い一日でした。
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