NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

名古屋RCA間伐講習 (8月18日)

2012年08月22日 | 間伐
名古屋RCA(ロータリー・クラブ・アクト)の20代から30代のメンバー9人を迎え、鍋山で間伐講習を行ないました。
森とくらし隊に名古屋RCAのメンバーがいたことから、今回の講習が実現しました。
参加者全員がほぼ山林との触れ合い経験がありませんので、最初は座学から始めます。
内容は(1)人と森林との関わりの歴史。(2)拡大造林政策。(3)人工林の現状と問題点。(4)森林土壌と水と川と海の関係。(5)環境と生物多様性。です。
少々話は前後したり枝葉末節に踏み込んだり混乱はありましたが、森林の問題を考える材料を提供出来たのではないでしょうか。


座学の後、チェンソーの安全な扱い方と伐倒技術を説明して現場に入りました。


狙った方向に正確に倒すための正確な受け口と追い口の作り方の練習です。

午後からは二班に別れて実践的な間伐作業を行ないました。
昼前頃から上空の青空を突き抜けるように真っ白な雲が勢い良く湧き上がり、北東の付知方面からはしきりに雷鳴が響き雷雨の予感が間近にしていましたが、なんとか午後も降られずに済、3時前には予定通り間伐講習を終える事が出来ました。

参加者の皆さん、急傾斜での慣れない作業お疲れ様でした。
これをきっかけとしてこれからもっと森と触れ合い、森に魅せられた仲間になって下さい。

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