NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

いつの間にか春から初夏へ (4月17日)

2020年04月18日 | 森林
新型コロナウイルスの話題にばかりに気を奪われ、おまけに木工の頼まれ仕事が忙しかったりしている間にいつの間にか季節は大きく動いていました。
色の無かった森には足元の緑が増え、ショウジョウバカマやトサミズキやクロモジが微かに色を添えたのも終わり、カタクリも終わり、次々に森の華やぎの主役が入れ替わって行きます。
里に咲き誇った桜も今は葉桜です。
余裕が無くてあまり眺めなかった今年の桜は、ひときわきれいだったような気がします。

小学校の校庭を眺め下す枝垂桜。


その隣のハナノキ。


全景。


森のあちこちから今まで気づかなかった草花が生えて来ました。
頑固だった笹が今年は勢いを無くしています。
森の植生が少しづつ変わって行っているのかもしれません。

フタバアオイ。


ニリンソウは今年も元気です。


昨秋大桑村で拾った栃の実が沢山発芽したので森のあちこちに植えています。




間伐をきっかけに森の姿が少しづつ変わって行くのを実感します。
トチの木が実をつける頃の森はどんな姿でしょう。

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