NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

サツマイモ植え付けとカブで高速林道ドライブ(6月12日)

2010年06月14日 | 自然農
先週手に入れたサツマイモの苗の残りを植え付けました。
今のところ畑ではまだ収穫が本格化していないので、新しい苗を植えたり種を播くためには必ず新しい畝を作らなくてはなりません。
これが結構重労働で、あまり楽しくはありません。
先週手に入れたサツマイモの苗は、新しい畝を作って植え付けました。
途中で畝作りが嫌になり、苗が半分ほど余ったので日陰に仮植えして保存しておきました。
今週はそれを最初に作った畝のまだ使用していない片隅に植えつけました。

雨が少なく畑は乾燥していますが、天気予報では月曜から入梅のようですから植え付けにはいいタイミングかもしれません。
(先週植えつけた苗は乾燥が続いてかなりぐったりしていました。)

出来るだけ早めに家を出て涼しい内に作業をともくろんでいましたが、10時頃の日差しは強く、頭上と地面からの照り返しでオーブンで炙られている気分です。
しかしそれに耐えて黙々と作業を進めるのも快感が無いわけでもないのです。
作業が一段落すると水辺へ急ぎます。
沢水を頭から被り、喉を潤しやっと一息です。

左手暗い部分にドラム缶が置いてあり、そこからパイプで下の民家に水を引いてあります。
ここに少し手を加えて、足を水に浸しながら夏の午後に休めるようにすると気持ちがよさそうです。

梅雨が近づいているようで、空に湿気が多くなって積雲が霞んでいます。
ホトトギスも少し暑さに参ったか、先週のような元気な声が聞こえません。
夏の気配がいよいよ色濃くなってきました。
ササユリの開花はもう少しです。

5月29日の蕾の様子はこちらです。

サツマイモの植え付けの他は、水路周りの片付け、草刈、エンドウの支柱建てを疲れない程度に済ませ、午後の早めにドライブを兼ねて大回りする事にしました。
中野方から蛭川峠を越えて蛭川に入り、遠ヶ根峠を越えて白川に入り、切越峠を超えて福岡に入り、二ツ森林道を走って蛭川に戻るコースを走りました。
全線完全舗装の快適な道路でしたが、特に二ツ森林道は整備の行き届いた約19km舗装道路で、とても林道とは思えません。
高速道路ばりの高速林道と名づけてもいいくらいです。
おまけにたった一台のバイクとたった一台の車とすれ違っただけで、ほとんど利用されていません。
そんな林道の二ツ森山の麓にタニウツギの回廊がありました。

バイクのエンジンを止めると鳥の声しか聞こえてきません。

峠を越えていて気になったのは、手入れのされていない人工林でした。
中野方から蛭川峠に向う中野方ダムの水源地になる付近、白川から切り越峠に向う付近は特に広範囲に間伐が遅れています。
今直ぐにでも手を入れたいところです。

今日は盛り沢山の一日でした。

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