『狼をさがして』(英題:The East Asia Anti-Japan Armed Front)
監督:キム・ミレ
シネ・ヌーヴォで3本ハシゴの2本目。
1本目を観たのは建物2階の小さなシアター、シネ・ヌーヴォXでしたが、
これは1階の大きめシアター。こっちの座席は固定されています(笑)。
韓国のドキュメンタリー作品。
東アジア反日武装戦線を名乗るグループによる犯行でした。
“狼”、“大地の牙”、“さそり”という3つのグループのメンバーは、20代の若者たち。
なぜこのような事件が起きたのかをキム・ミレ監督が探ります。
こんな事件があったことすら知らなかったので、私はただ驚くばかり。
というのか、驚きにまで至らないというのか、
どうして日本で起きたこの事件について韓国人の映画監督が調べているのか、
とにかく疑問ばかりが頭の中を巡る鑑賞時間でした。
日本人が、日本や日本人に反感を持つ。それがもうわからない。
日本人に生まれたことを恨んでいるのか、日本人を変えようと思っているのか。
わからないことだらけの中で、いくつもの企業を爆破するって、
それによって日本がどうなるのですかね。
あまりにわからないことばかりだったので、睡魔に襲われてごめんなさい。
上映終了後、場内からパラパラと拍手が沸き起こっていました。
これは犯行グループの支援者や関係者なのでしょうか。
どんな思想を持つのも自由ですが、テロを起こした人にやっぱり私は拍手を送れない。
こういう事件があったということは知りたいし、
何を思って起こした事件かも知りたいとは思いますから、調べてみます。
東アジア反日武装戦線について。