『SAILIN' SHOES』(1972) LITTLE FEAT

2007年08月06日 | 70's
今日はリトル・フィート!
5月にリマスター紙ジャケが出ましたね。私、最初は買い直ししないつもりだったんですけど、ブログお休み中に、我慢できずに買っちゃいました^_^;

まずは2枚目の『SAILIN' SHOES』と3枚目の『DIXIE CHICKEN』の人気盤を購入。残りのアルバムも、ぼちぼち買っていきたいな。って言ってる間になくなりませんように。


フィートって言えば、私は絶対このアルバム!
なんたって必殺"willin'"の大好きなヴァージョン(他のヴァージョンを聴いた事ないのですが)が収録されてますから。
は~、しかしこの曲の素晴らしさは、何と表現したらいいのでしょうか。
どうしようもないジャンキー(というかディーラー?)の事を、もう、きゅう~となるほどロマンティックで詩的なサウンドとメロディで歌い上げる。この曲の中に、アメリカそのものが溢れてる。
聴いてると、やりきれない切なさみたいなものが、込み上げてきます、未だに。私の人生最後のその日まで、リピート100万回決定曲です。


このアルバム自体、昔から繰り返し聴いてますが、飽きる事はこれからもないのでしょう。1曲1曲それぞれが際立った味わいがあり、全曲それぞれにクセになる魅力があるんですよね。

先ほど書いたM-5"willin'"以外で私が大好きな曲!

軽快なイントロでツカミからホント抜群のM-1"easy to slip!
穏やかな歌心がとってもニクイM-3"trouble"!


今回この音が良くなった再発盤を聴いてみて、改めて強く感じたこと。
それは、ローウェル・ジョージの表現力豊かなヴォーカルの素晴らしさ!実際聴いてて思わず唸ってしまう。歌がめちゃくちゃ巧いのみならず、彼ならではの独特のコクがたまりません!カッコイー!


あとやっぱりオーソドックスなルーツ・ミュージックの探求だけでは終わらず、実験的な面があるのも、フィートならではの魅力かと。
摩訶不思議な味のスパイスがキラキラ振りかけられてるんですよね、彼らの音楽には。

一度捕らえられると二度と脱け出せない。
それがフィート・マジック!サイコーですね!!