数年同じ街に暮らしていると
お店などで顔見知りになるスタッフの方が
増えてきたりします。
お互いに名前などは知りませんが
会えば「ハロー」「元気?」とか挨拶したり
時々少しおしゃべりしたりします。
マレーシアの方は人懐こくて話し上手で
特に一人でいたりすると気にかけてくれたり
いい意味で放っておいてくれません。
そんな彼らに去年末から
「もうすぐ日本に帰るの」と伝えているのですが
大概が「ホリデーで?」と聞き返してくるので
『for good』というと
「えーー!!」となります。
for good = ずっと、永久に
でもみんな言うんですよ。
「またすぐ遊びにおいで~」
「ホリデーに来たらいいよ~」
「数ヶ月したらまた転勤で戻ってくるかもよ~」
なので笑顔で「またね」とお別れしてます。
*
引っ越しもそうなのですが
人にお別れを言うことによって
少しづつマレーシアを『離れる準備をしている』
感じがするのですが
物事がどんどん先に進んでいっているのに
まだ私の心はマレーシアに残ったままな気もします。
あれほど来るのを嫌がっていたのに…と
自分でも行きと帰りの心のありように
驚いています。
きっと、いろんな意味でマレーシアに慣れてきて知り合いもできて、ちょっと心にゆとりもできて、だったんですよね。
離れるのが寂しいなんて思ってしまう自分に驚く気持ちもとてもとてもよくわかります。
きっと、チェンマイよりももっともっと特別な街・国になりますよ!
そして、きっといつかまた訪れて、顔なじみのお店の人たちに、何事もなかったかのように「あら、久しぶりね。元気だった?」って言われるんですよ。
この数年(特に最初は)、いろいろあったと思いますけど、楽しい赴任生活になってよかったですね。
生活に慣れたりいろいろな事を受け入れるまで最初は精一杯だったのが
ある程度経った頃から『どうせいるなら楽しく過ごそう』となりました。
そう考えるられるようになったというのが
心のゆとりって事だったのでしょうね。
マレーシア、もうすでに私の中では
特別な場所になっています。
またいつか遊びに来て『久しぶり〜。ヘヘッ』
ってやりたいです。
(もう一度生活しろっていわれたら…どうかなぁ(-。-;)
たいたいさんは過去にいろいろな場所に住まわれてたので
その場所場所で同じような想いをされてきたのかな
と想像しました。
いつもその時の事をシェアしてくださってありがとうございました。
私だけじゃないと心の励みになりました。
…ってもうすっかり終わったみたいですけど
あともうちょっとだけここでの生活続きます(苦笑)