質素な毎日☆ひとりごと

主婦 斜め上からみる雑感いろいろ。

ぬか床 一歳になりました

2017-05-28 09:36:33 | ぬか床
去年のゴールデンウィーク明けにぬか床を仕込んで、一年経ちました。

まだ、ぬか床が生きているのが奇跡!
いままで、何度 ぬか床をダメにしてきたことでしょう。

今日は 唐辛子(古いものは捨てます)山椒の実(昨年買って軽めのアク抜きをしたものを冷凍保存) 昆布(昆布のぬか漬けも美味しい)

一年生きながらえた秘訣は。

放置しないこと。
やっぱり しょっちゅうご機嫌伺いしてあげないとだめです。放置してもせいぜい3日までです。
足しぬかをして、強めの塩をすれば 冷蔵庫で1週間くらい放置できますが、それもいつもいつもやってはダメで、旅行などで手入れができない時だけです。

たまに常温に置く。
冷蔵庫の野菜室に保管してますが、たまに常温に置いてあげると良いです。ぬか床がふわっふわっのムースのようになります。
その時大事なことは、容器を密閉しないこと。蓋を外して布巾をかけて置くくらいです。
一度密閉したまま、常温に置いて置いたらカビが生えてしまいました。 (我がぬか床最大の危機でした。カビの部分と相当量のぬか床を捨て、足しぬかと塩をして毎日看病してあげて、やっと10日ほどで復活できました)
なので常温に置くときはこまめに様子を見てあげます。

足しぬか。
本やネットには ひと月に一度くらいの足しぬかとかかれていますが、私はもっと頻繁に足しぬかしてます。ぬかはスーパーで売ってる入りぬかです。水が出てきてるなと思えばぬかと塩を適当に足してます。新しいぬかを足すと乳酸菌のエサが補給されたのか、凄く元気になります。
たまに、質の良い新鮮な生ぬかが手に入ればそれを入れると びっくりするほど上品な風味になります。なかなか上質の生ぬかが手に入らない。

水を捨てない。
ぬか床って野菜から水分がでてくるので、すぐにぬか床が緩くなります。キッチンペーパーや水抜きで吸い取って…などと書かれていますが、この水が大事な水。野菜からのミネラルや乳酸菌がいっぱい。水っぽくなってきたら、足しぬか 塩 昆布 干し椎茸などいれます。とくに干し椎茸はかなり吸い取ってくれます。 足しぬかをするのでぬか床が増えてしまいますが、ふえ過ぎたら余分なぬか床は捨てて、どんどんリフレッシュさせたほうが、ぬか床が元気な気がします。

とても調子の良い状態の時のぬか床を少し冷凍保存しています。これがあれば万一ぬか床がダメになっても この冷凍したぬか床で新しく起こせば生きながらえる事ができるでしょう。

容器の縁は綺麗に拭く。
これ結構面倒くさくてやらなくなっちゃう人多いのではないでしょうか。でも面倒くさがらずに綺麗にする事が大事です。この一手間がぬか床に対する愛情でしょうか。私はキッチンペーパーを水に濡らして絞って、ぐるっと容器の縁についてるぬかを拭き取るだけです。

ぬか床の育成ばかり書いていますが、肝心のぬか漬けはどうなんだい?

私は酸っぱめが好きなので、ちょっと酸っぱいぬか漬けです。ぬか床からだしだては かなり酸っぱいとか感じても、切ってしばらくおくと酸っぱさな抜けて程よい感じです。
あと、野菜の素材に左右されますね。採りたての新鮮な野菜はやはり美味しいです。だいたい2日くらいつけたほうが味もしっかりついてます。

好きなの大根、かぶ、自家栽培のかぶの葉 白菜の芯。

白菜なんか乳酸発酵させた白菜漬けより簡単に乳酸発酵したような美味しい白菜漬けに仕上がります。

梅仕事始めてます

2017-05-28 08:55:39 | 日記


昨年初めて梅干しをつくったのだけど、大成功でした。たくさん作ったのに 在庫が少なくなり、まだ12月までは昨年の梅干しを食べなければならないので、ちびちびと食べていかなければなりません。

今年もたくさん梅干し作るぞ。

まず、小梅から挑戦。スーパーで並んでいた小梅を早速みつけ、3日ほど追熟させました。

塩分は17パーセント。写真は3日目。だいぶ梅酢が上がっているけどもっと上がってもらわねば。

私はタッパーウェアで漬けています。タッパーウェアにホワイトリカーを入れて蓋をしてじゃぶじゃぶ殺菌。ホワイトリカーは捨てます。そこに梅と塩を入れていきます。蓋から空気をシュッと抜いて、梅に圧をかけています。とりあえず去年はこれで成功した。

蓋を開けてのぞいてみると、あれ、なんだか梅がぶよぶよしてて色も悪い。(°_°) こんな感じだったっけ? 去年の写真をみると やっぱり少し色は悪いけど、出来上がりは素晴らしい出来だったので、これでいいのかな。

まだ小梅売ってるから もう1キロくらい漬けてもいいかも。

水に漬けてあるのは5月21日に 夫の実家で採った梅。まだかなり未熟だったけど、なにぶん遠方過ぎてベストタイミングに収穫することができない。

取り敢えず家に持ち帰り、梅酒かなーと思いつつ、1週間追熟させたら いい感じになってきたので、梅干しにしてみようと思う。

水につけるのはせいぜい1時間くらい。


平成になって良かったと思う事

2017-05-20 16:20:13 | 日記
便利過ぎる暮らしをしていると不便が懐かしく思えてくるけど、ふと考えてみると今の時代で良かったと思う事も多いものです。

たかだが50年ほどしか生きていないけど、昭和の後半と平成を生きてきただけでも、色々な変化はあります。

今回は今の時代で良かったと思う事。昭和は当たり前にあったもの。

野良犬

私が子供のころは野良犬が多くて、私はこの世で1番怖いものが野良犬でした。子供対野良犬では 野良犬のほうが圧倒的に強い。田舎でしたので、山に野良犬の一家が住んでいた事もあります。
最後に見たのは、20年ほど前かも。今住んでいるところも当時は辺鄙なところだったので、捨て犬が結構ありました。
最近はとんと見かけなくなりました。街道歩きをしてても猿や狸にはお目にかかっても野良犬には遭遇しません。
野良犬を徹底的に駆除してくれたおかげで、安心して暮らしたり、街道歩きもできるようになりました。

浮浪者

浮浪者という言い方はもはや適切ではないかも、最近ではホームレス?住所不定者?
まだ小学生のころ 住んでいる町には浮浪者などはいませんでした。しかし、親に連れられて名古屋駅に行くと、新聞にくるまって、死んでいるように身を横たえた人が駅の少し閑散としたところにたくさん転がっていました。
子供心に非常怖いものでした。死人のようでしたから。 今の世なら そういうひとはすぐに保護されるのでしょうか。
20年前まではまだ居ました。バブルが崩壊したあと、名古屋高速の高架にブルーシートの家がいっぱいで驚いたものです。
今の世はそういう人は生活保護者として保護されるようです。たくさんの税金が生活保護に使われるのは良いのか悪いのか難しいところですが、とにかく子供心にあの怖ろしい光景は見なくなりました。

ボッチャントイレ

和式に木の蓋がしてあって、それをとると真っ黒な深い空間が…
臭いよりも何よりも穴が怖かったです。
幸い小学生1年からは水洗トイレになりました。
先日 街道歩きをしてたら久しぶりにそんなトイレがあり、やはり 一刻も早く用を足して出てきました。やっぱり怖い。


昔は人さらいがいた

今でも 行方不明になる児童がいます。見つかって安全に保護されることもあるけど、無残な殺され方をされることも。また 未だに行方不明のままということも。
私の子供時代にも 親や学校の先生には人さらいにあわないように 一人で下校したり、一人で遊ばないようにと言い含められていたものです。
人さらいにさらわれるとどうなるかというと、子供だけが働く工場で働かされるという事でした。
実際そういう事件があったのでしょうか。

どこでもタバコ

今の世はもはや受動喫煙すらも認められない世の中になりましたが、昭和はどこでも喫煙が当たり前でした。家でも父はかなりタバコをすっていて、子供時代の受動喫煙率は今より高かったです。 働いている会社などでも喫煙は当たり前で、目の前の席の人がおきタバコの煙をわざわざ私のほうに仰いできたものでした。

女性の地位が低い

今だって まだまだ女性の地位は男性に比べると低いですが、昭和はもっともっと低かった。そもそも自分の親達がそういう概念なのです。
子供でも目につくところに 性産業の広告があったり、女性は性の道具としか見てない。セクハラなどは当たり前で、女性のほうも嫌だなと思ってもそれが当たり前だと思わされていました。
今でも 電車の吊り広告などにも 平気で性風俗を思わせる広告があったりしますね。あれもモラル低いです。性風俗産業は日本の伝統なのでしょうか。実際、江戸明治大正太平洋戦争まで 酷いものでした。


4月の城攻め

2017-05-02 21:51:04 | 日記
4月13日
お花見を兼ねて 掛川城へ行って来ました。





東海道を西の方角に見ます。


掛川城は木造で再現されています。


再現された本丸 簡素で綺麗な造り


そして4月30日は名古屋城

地元のお城でありながら 久しぶりに行きました。
掛川城の後ということもあり、そのスケールの大きさは凄い。江戸城や大阪城を見てないのでそれらと比べてどうなのかわからない。

今回はまず、城の外堀から攻めて見ました。
外堀の正面から 今の名古屋城の正門までは 現在は官公庁が建っています。ここは武家屋敷があったところ。とても広いです。

城の正門を入ると やはりかなりの人。名古屋城は武将隊や忍者隊など 色々華やかなイベントがあるので、若い人も多いです。


名古屋城は明治の世になり、多くの城が解体されてしまったけど、なんとか生き残りました。国宝にも指定されていたのですが、太平洋戦争の空襲で燃え落ちてしまいました。
名古屋城が燃え落ちてしまったときの市民の絶望はいかほどであったでしょうか。
現在の城は昭和35年に建てられました。鉄筋だの中にエレベーターがあるだの、お土産屋があるだの揶揄されていますが、外観は忠実に再現されているようです。



名古屋城本丸御殿は只今復元中で復元したところから見学できます。白木の檜の香りがすばらしく、新築の本丸御殿を体験できるのは今だけです。400年前に本丸御殿が建築されとき、こんな風だったのかと驚くほど綺麗で新築ならではの清さがあります。
襖絵も素晴らしいです。さすが徳川と思いました。
名古屋城は石垣も素晴らしいとおもいます。外堀 内堀 天守閣や櫓の石垣はほとんどそのままです。石垣を見てるだけで、家康がどれほど力を持っていたのか実によくわかります。石垣だけでなく堀を掘ったり、伊勢湾から堀川という運河を作ったり、どれほど多くの人足が動員されたことでしょう。


名古屋の市長さんは 天守閣も木造で復元したいと言っています。そして 市民も県民もおおむね賛成なのではないかと思う。

本丸御殿をみると、復元でもその歴史的価値は凄く高いと思うし、名古屋の観光財産になると思います。