世界肥満連合(WOF)は肥満防止の措置を講じなければ、2035年までに世界の人口の半数以上が肥満または過体重に分類されることになると警告した。
以前アメリカ人が1980年代よりもさらに太った人が多くなったと記事にしたが、どうやらアメリカだけではないようだ。
世界的にじわじわと肥満傾向である。
私からすれば、たくさん食べれて、それが脂肪だとしても身体の栄養なるほどの胃腸が丈夫なのは羨ましいかぎりではある。
私も10代20代の頃は欲望のまま食べていたら太ってしまう体質だった。
原因は安価なジャンクフードらしい。
ハンバーガー、ピザ、ホットドッグ、フライドチキン、フライドポテト、ポテトチップス、ケーキ、ソーダ、カップラーメンなど。
数年まえ、クローン病と診断された頃は食欲もなく、食べたものがまったく身につかないほど、腸が不健康だった。
なので、まず腸を健康に戻すために、食べるものはかなり制限した。上記のような食品はご法度。小麦粉製品は避ける。脂肪もさける。消化の悪い物も避ける。乳製品はあまりとらない。
ひどい時はBMIは18を切っていたが、今は腸も健康になり、18.7くらい。多少筋肉もついた。
ジャンクフードは私も好きだが、腸のためと思うと自然と避けて。甘いものもあまり好きではない。何だか最近のものは甘すぎるのだ。
痩せ過ぎなのは良くないが、肥満は健康的にも悪いだろうし、何よりも不経済だし、乗り物になるときもウェイトはバカにならない。
世界には飢餓で苦しむ人が数億人いるというが、オーバーウェイトの人のほうがはるかに多いし、これからも増える傾向らしい。
確かに適性体重を守るには自己管理が必要で、食べたい欲求を我慢する行為は難しいのだろう。
世界気象機関(WMO)は30日、2023年の世界平均気温が、記録のある1850年以降で過去最高になる見通しだと発表した。
10月末までのデータで平均気温は産業革命前よりも約1.4度上昇。
やっぱりね。というか、予想より早いのではというか。来年は今年ほど暑くはならないであろうと推測するが、上下の折れ線グラフを描きながらやがて軽く1.5度は超えるというのが私の予測。
相変わらず地中の二酸化炭素は放出され続けている。
私の中での一番有効な対策は、現在使っているエネルギー使用量を世界的にがっつり減らすべきだという物。
いま使っているエネルギー量のままで自然エネルギーに置き換えようなんて夢物語。
まぁ人間なんて自分の力で便利な世の中をある程度不便に戻しましょうなんてできない生物だから、到底無理で、地球気温はどんどん上がり続けるだろう。
そうして、人間の力では及ばない不可抗力を受けてはじめて、エネルギー使用量を他力で減らすくらいだろう。
ひとつの希望は人間の人口が減る事。
世界的に高齢化はしているが、出生率は下がってきている。不思議なことに出生率は下がり始めるとどんどん下がって、多少は挽回しても
2.0には戻らないものらしい。
人が減れば人間が使うエネルギーも減らせる。そうなれば自然エネルギーだけで充分賄えるかもしれない。
しかし、何年も先か100年後200年後。
その頃には地球環境はもっと悪化しているだろう。案外地球外へ人類を脱出させようとする計画もできるかもしれないが、それって若くて健康な男女10組ぐらいで、ほとんどの人類は地球に置いてけぼりになる。