大遠足
人生は 朝露のように はかなく消えてしまうものです。
現代に生きる人々は
死は遠い先のことと思って ・・・ 気にもとめません。
葬儀には気楽に参列していますが
自分の葬儀のことは ・・・ 少しも考えていません。
しかし よく考えてみると
他人の葬儀と自分の葬儀とが
実は ・・・ きわめて近いかもしれないのです。
「 いつ死んでも かまいません。
今日一日 一生懸命生きてきました。
さようなら みなさん !
いまでも あの世に旅立てます 」
こう言える人が ・・・ 一体 何人いることでしょうか。