![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ac/175ea410a66cfd880e6bae4feecadfd5.png)
大遠足
万物は 常に流れています。
変化しています。
その流れを 意識が止めてみる
そこに 不自然が生じ、
人間的 ( 大脳的 ) 苦悩が発生します。
われわれは 本来は
いや 本体そのものは 止まっていません。
それを われわれの大脳が ( あるいは意識が )
止めて見るから
大変不自然な混乱が生じているような気がするのです。
犬や 牛や ニワトリには
その流れを止めて見る知能が発達していないから
みんな たとえ人間の目には不幸に見えても
不幸せではありません。
その状態を 「 非不幸 」 といいます。
お金も 地位も 名声も あり余るほどあっても
年中何かに怯えて 警戒を怠らない人もあり
反対に 何もなくなくても
鷹揚に暮らしている人もいます。
人は 好む方をとればよいのですが ・・・
私は どちらかと言うと
・・・ 後者を選びたいと思います。
何しろ 淀まないのが第一です。
流れは 流れているのが本姿であって
淀んでは ・・・ 苦しみなのです。