震災前のわが家の庭で
昔から 「 病み抜く 」という言葉があります。
「 病み 」 は 「 暗み = 闇み 」です。
病むことは 「 つらく思う。困って悩む 」 ・・・ ことです。
病んで からだをよくするだけでなく
・・・ 心もきよめてくれます。
病むつらさ くるしさ さびしさのなかで、
だれしも さまざまなことを考え
人間が 新しく生まれ変わる ・・・ のではないでしょうか。
病気の暗み = 闇み をくぐり抜けることで
自分の力で「 病み抜いた 」という自信が
・・・ 生きる力を 何倍にもします。
人間は 病を乗りこえて、
しっかり 自分というものを感じとれるようになっていく
・・・ のではないでしょうか。