負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

『 メルトスルー 』 ・・・ 隠ぺい体質?いまさら驚きませんよ!

2011-06-09 12:22:49 | 原発震災避難者


警戒区域「小高区」・・・ゴーストタウン1



ちょっと長くなりますが ・・・ 6月8日付 夕刊フジから抜粋します。


 メルトダウン(炉心溶融)が“最悪”だと思っていたら、その上があったとは…。東京電力福島第1原発事故で政府の原子力災害対策本部は7日、1-3号機で「メルトスルー(溶融貫通)」が起きた可能性もあるとした報告書をまとめ、国際原子力機関(IAEA)に提出した。メルトスルーとは聞き慣れない言葉だが、その実態はメルトダウンより深刻だ。

 通常、原子炉の圧力容器は水で満たされ、燃料の過熱を防いでいる。ところが今回の震災で圧力容器の水位が低下し、燃料が露出。2800度以上に過熱して溶け出し、圧力容器の底に溶け落ちてしまった。これがメルトダウンだ。

 メルトスルーは、メルトダウンの状態よりもさらに一段階、深刻。圧力容器に開いた穴から、外側の格納容器に落下して堆積する状態を指す。「5重の壁」に守られている燃料が壁を1枚突破してしまったわけだ。

 ・・・・・・

 実は東電は、5月24日に経済産業省原子力安全・保安院に提出した報告書の中で、溶けた燃料が圧力容器の底を破損させ、格納容器まで達した可能性を指摘してはいた。ところが、この重大事象を示す「メルトスルー」という用語は積極的に表へ出されなかった。

 東電には“前科”がある。「メルトダウン」についても、当初から指摘されていたにもかかわらず、この用語の使用を避け、原子力専門家らは「意図的に被害の状況を小さく見せようとしている」と批判していた。

 5月17日に作成し直した工程表公表の会見でも、メルトダウンの用語に関して「意識的に使っていないが」との質問が出た。これに対し、武藤栄副社長は「英語で表現するとニュアンスが伝わらない。燃料の溶融があったことについては認識している」と、歯切れの悪い回答をしていた。

 事故から3カ月近く経過して突然、メルトスルーという言葉が登場したことには、政府内でも「東電は5月下旬の報告書発表の段階で『メルトスルー』を強調すべきだった。隠ぺい体質がまた明らかになった」と不満の声が上がっている。


いえいえ 原発の近隣住民(現避難住民)としては

いまさら 東電の隠ぺい体質などに驚くものではありません。


少なくとも 1971年3月(開業)以来

幾度となく データの改ざん、事故隠し、後出し の事実があり

その都度 東電も 行政も ・・・
 
いつのまにか ウヤムヤにしてきたことは

誰もが知るところではないでしょうか。


よって

先のブログに

小高区を知っていますか とおたずねしました。


また

福島県内の報道より 県外の報道の方がスルドイと感じるのは

私だけでしょうか。


そして

事故発生以前の東電・保安院・国・県・町のあり様の歴史を

なぜ 追求しないのでしょうか。



いいたいことは ・・・ それこそ それこそ 沢山あります。



ちなみに

私は 南相馬市小高区(警戒区域)から

新潟県三条市に 集団避難してきた避難者です。






警戒区域「小高区」・・・ゴーストタウン2





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1 コメント

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お久しぶり! (佐竹)
2011-06-09 19:53:17
紫陽花さん

コメントありがとうございます。
お久しぶりです。
鹿島仮設での生活は如何ですか ・・・ そうそう 紫陽花さんが弱音を吐いているところをみたことがありませんから、お聞きするのは野暮というものでしょうね。
でも こちらの皆さんは 寄るとそちらの心配の話しになってしまいます。
今野先生にも よろしくお伝えしますね。もちろん みなさんにも ・・・ 。
紫陽花さんこそ お体を大切に。
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