遠足
教育を 方法の積み重ねだ ・・・ とする考えは誤りです。
教育で最重要視されなければならないのは
方法ではなく ・・・ 方向にあることを知ることです。
こまごまと方法を建て それを実践する
という今日の教育の場で行われていることの間違いに
早く気づかねばなりません。
殊に 学校で行われている教育方針をまねて
家庭教育の方針を立てようとしては
青少年の精神状態を著しく歪めることになります。
近頃 「 相談 」に来る人をみていると
その誤った考えで 子弟の行き道を妨害して
青少年の 「 やる気 」を失わせている場合が多いようです。
何かのキッカケで 急に 登校意欲を失った
と驚いて駆け込んでくる親が多いです。
教育を 方法によって行おうとする誤りの結果である場合が
圧倒的に多いように見受けられます。
この問題が登場してくると
それはたちまち 親や教師に向けられます。
しかもそれは
単に言葉を覚えたり 知識の蓄積や整頓が求められるような
生易しい問題ではないのです。
これは誰にとっても 実は 一生がかりの問題なのです。
蛇足ながら ・・・
なぜか 教育関係の人を親とする子弟に問題が多い ・・・ と思われるのは
気のせいでしょうか ・・・ 。