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南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

癌になったら ・・・ 1.患者の多くは元気な人

2013-11-24 17:30:12 | 原発震災避難者


遠足



ひじょうに元気だった人が癌の治療を受けて

生気のかけらもなくなってしまうということはよくあります。


このように 癌治療を受けている人は

げっそりやつれているというイメージがあるので

癌という病は どちらかというと

虚証 ( * ) の人がなると思っている方も多いでしょうね。


しかし実際には 癌患者の多くは

もともと元気だった人

体力に自信のある人

つまり 実証 ( * ) の人なのです。


なぜ多くの人が

「 癌は 虚証の人がなる病気 」 という印象を持っているのでしょうか。

それは 実証の人が大病をすると

中庸 ( * ) を飛び越えて ・・・ 虚証になってしまうからです。


普通の生活をしている分には

実証から中庸になることはあっても

一足飛びに実証から虚証になってしまうことはありません。


しかし 癌になり

手術や 放射線治療 抗癌剤といった治療を受けると

ほぼすべての人が ・・・ 虚証になってしまうのです。


実証 虚証 中庸というのは

年齢や 状況 環境で変化していくものですが

中国医学 ( 気の医学 ) の理想では ・・・ あくまで中庸です。


その中庸にも 年齢相応な中庸の状態というものがあり

全体としてバランスがとれていること ・・・ が大事なのです。

                     ( 2.につづく )








* 虚証:正気(健康を維持するために必要な体力)が弱い
 正気 邪気(病気を起す原因となるもの)ともに弱い あるいは邪気は弱いが 正気はさらに弱い場合 ⇒ 虚証とみる。
* 実証:邪気が盛ん
 邪気の大小に関わらず 邪気の勢いがそれにもまして強い場合 ⇒ 実証とみる。
* 中庸:虚証・実証の中間
 虚証・実証どちらに偏ることもなく 調和とバランスのとれた状態。いちばん望ましい状態で健康的 ⇒ 中庸とみる。






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