夏山に登っていると、朝まだ暗いうちに鳥の声が聞こえてきます。
時計を見ると3時半なのです。
そして、明るくなるまでうたた寝を楽しみます。
いつも山にはいると感じるのですが、この時間が最高です。
4時に寝袋から出て朝食の準備をします。
隣のテントは早い時間から起き出しています。
朝食を食べているときにすでに出発のようです。
私達も出発の準備ができたので不要な物をテントに残して出発します。
5:10分、テントサイトを出発です。
まずは雪渓の上を歩き札内岳とジャンクションピークを繋ぐ稜線に向かって登ります。
このルートが、なかなか難しいのです。
私達が前回カムエクまでの縦走に取り組んだときも取り付きは良かったのですが、途中でルートを間違えていました。
登山道といっても岩が累々と積み重なっており正規ルートを見つけるのが難しいのです。
案の定、先行して登っている2人も左に寄りすぎて右往左往しています。
私達は、きっちりとルート選択ができています。
振り返ればテントが小さく見えています。
6:00分、稜線に到着です。
ここまでの登りは、下部はザラザラの岩場、上部は狭く細い沢状の急斜面です。
両手で左右の枝を掴みながら慎重に登らねばいけません。
稜線上は風が出てきています。
空は高曇りですが視界は良好です。
目の前にエサオマンの山頂がクッキリと見えています。
そして、山頂から右手の稜線をよく見て、前回登った地点を確認します。
ジャンクションピーク手前のテントサイトで休憩を取ります。
南側を見るとスカイラインにうっすらとカムエクが見えています。
札内岳方向の稜線です。
ジャンクションピークからいったん降ります。
「エサオマンの窓」といった切れ込みです。
左側に私達のテントが見えています。
6:35分、コルに到着です。
ここにはテントを張ることができます。
そして、ここから5分ほど登った所にもテントが1張張れる場所があります。
このテントサイトが、On氏が山頂側から歩いてきていた最終到達点でした。
On氏は、このテントサイトに着いた時点で日高全山縦走を達成したことになります。
しかし、私とSz氏は山頂の向こう側8百メートルほど降らねばなりません。
ハイ松を掻き分け、山頂を目指して登ります。
しかし、一応登山道が付いている上にハイ松の背丈も低いのでドンドン歩けます。
山頂手前からジャンクションピークを振り返ったところです。
6:50分、エサオマンの山頂に着きました。
以前はなかったと思いますが、小さな山名板がありました。
さあ、ここから神威岳に向かっての稜線を降ります。
最初はダラダラと降りますが、二股に分かれる所から一気に斜度が増します。
転がり落ちそうになりますのでハイ松の枝を掴みながら慎重に降ります。
尾根筋をはずさないように降りますが、よく見ると廃道状態ではありますが以前の登山道が足下にあるのです。
その登山道を外さないように降ります。
7:50分、尾根の様子を見ながら降り、前回登ってきた最終到達点まで降りました。
最終到達点から見たエサオマンの山頂です。
エサオマンの山頂は一番左のピークです。
ここで、Sz氏と私も日高全山縦走を達成したのです。
目の前には日高幌尻岳のどっしりとした姿とその右手にクッキリとした三角形の戸蔦別岳が見えています。
そのさらに奥には、ピパイロ岳や伏見岳も見えています。
この北側の稜線のスカイラインの先まで私達は歩いているのです。
日高全山縦走を達成したといえ、まだまだ今回の山行は続きます。
まずは、エサオマンの山頂まで登り返さなければなりません。
これが意外と早く登れました。
下から見上げる方が登山道を見つけやすいのです。
約1時間ほどで山頂まで戻ることができました。
8:45分、エサオマンの山頂で記念写真を写します。
テントサイトには10:00分に戻りました。
ここで腹ごしらえをしてテントを畳みます。
10:30分、エサオマンの北東カールを出発します。
ここからは気持ちも軽く登山口を目指して沢を降ります。
天気が良くなり太陽が顔を出し強い日差しを降り注いできます。
汗だくになりながら岩を飛び、足が暑くなったらわざと沢水の中を歩き足を冷やします。
15:00分、登山口まで戻ってきました。
これで、今回の目的だった日高の未踏破部分の踏破を達成することができました。
思えば5年、3人で力を合わせ、怪我することもなく達成できたのは幸運でした。
また、一緒に歩いてくれたKo氏とmocoさんにも感謝しなければなりません。
この時、私の心には全山縦走を達成できた喜びより、これで苦しい山行をしなくてもいいという、ホッとした気持ちの方が強かったのです。
しかし、帰ってきて写真の整理をしたりブログの文章を考えているとジワリジワリ本当に歩けたんだという喜びの気持ちが湧いてくるのです。
私の登山スキルを上昇させてくれた日高。
友達の大切さを再認識させてくれた日高。
日高に、感謝!感謝!です。
時計を見ると3時半なのです。
そして、明るくなるまでうたた寝を楽しみます。
いつも山にはいると感じるのですが、この時間が最高です。
4時に寝袋から出て朝食の準備をします。
隣のテントは早い時間から起き出しています。
朝食を食べているときにすでに出発のようです。
私達も出発の準備ができたので不要な物をテントに残して出発します。
5:10分、テントサイトを出発です。
まずは雪渓の上を歩き札内岳とジャンクションピークを繋ぐ稜線に向かって登ります。
このルートが、なかなか難しいのです。
私達が前回カムエクまでの縦走に取り組んだときも取り付きは良かったのですが、途中でルートを間違えていました。
登山道といっても岩が累々と積み重なっており正規ルートを見つけるのが難しいのです。
案の定、先行して登っている2人も左に寄りすぎて右往左往しています。
私達は、きっちりとルート選択ができています。
振り返ればテントが小さく見えています。
6:00分、稜線に到着です。
ここまでの登りは、下部はザラザラの岩場、上部は狭く細い沢状の急斜面です。
両手で左右の枝を掴みながら慎重に登らねばいけません。
稜線上は風が出てきています。
空は高曇りですが視界は良好です。
目の前にエサオマンの山頂がクッキリと見えています。
そして、山頂から右手の稜線をよく見て、前回登った地点を確認します。
ジャンクションピーク手前のテントサイトで休憩を取ります。
南側を見るとスカイラインにうっすらとカムエクが見えています。
札内岳方向の稜線です。
ジャンクションピークからいったん降ります。
「エサオマンの窓」といった切れ込みです。
左側に私達のテントが見えています。
6:35分、コルに到着です。
ここにはテントを張ることができます。
そして、ここから5分ほど登った所にもテントが1張張れる場所があります。
このテントサイトが、On氏が山頂側から歩いてきていた最終到達点でした。
On氏は、このテントサイトに着いた時点で日高全山縦走を達成したことになります。
しかし、私とSz氏は山頂の向こう側8百メートルほど降らねばなりません。
ハイ松を掻き分け、山頂を目指して登ります。
しかし、一応登山道が付いている上にハイ松の背丈も低いのでドンドン歩けます。
山頂手前からジャンクションピークを振り返ったところです。
6:50分、エサオマンの山頂に着きました。
以前はなかったと思いますが、小さな山名板がありました。
さあ、ここから神威岳に向かっての稜線を降ります。
最初はダラダラと降りますが、二股に分かれる所から一気に斜度が増します。
転がり落ちそうになりますのでハイ松の枝を掴みながら慎重に降ります。
尾根筋をはずさないように降りますが、よく見ると廃道状態ではありますが以前の登山道が足下にあるのです。
その登山道を外さないように降ります。
7:50分、尾根の様子を見ながら降り、前回登ってきた最終到達点まで降りました。
最終到達点から見たエサオマンの山頂です。
エサオマンの山頂は一番左のピークです。
ここで、Sz氏と私も日高全山縦走を達成したのです。
目の前には日高幌尻岳のどっしりとした姿とその右手にクッキリとした三角形の戸蔦別岳が見えています。
そのさらに奥には、ピパイロ岳や伏見岳も見えています。
この北側の稜線のスカイラインの先まで私達は歩いているのです。
日高全山縦走を達成したといえ、まだまだ今回の山行は続きます。
まずは、エサオマンの山頂まで登り返さなければなりません。
これが意外と早く登れました。
下から見上げる方が登山道を見つけやすいのです。
約1時間ほどで山頂まで戻ることができました。
8:45分、エサオマンの山頂で記念写真を写します。
テントサイトには10:00分に戻りました。
ここで腹ごしらえをしてテントを畳みます。
10:30分、エサオマンの北東カールを出発します。
ここからは気持ちも軽く登山口を目指して沢を降ります。
天気が良くなり太陽が顔を出し強い日差しを降り注いできます。
汗だくになりながら岩を飛び、足が暑くなったらわざと沢水の中を歩き足を冷やします。
15:00分、登山口まで戻ってきました。
これで、今回の目的だった日高の未踏破部分の踏破を達成することができました。
思えば5年、3人で力を合わせ、怪我することもなく達成できたのは幸運でした。
また、一緒に歩いてくれたKo氏とmocoさんにも感謝しなければなりません。
この時、私の心には全山縦走を達成できた喜びより、これで苦しい山行をしなくてもいいという、ホッとした気持ちの方が強かったのです。
しかし、帰ってきて写真の整理をしたりブログの文章を考えているとジワリジワリ本当に歩けたんだという喜びの気持ちが湧いてくるのです。
私の登山スキルを上昇させてくれた日高。
友達の大切さを再認識させてくれた日高。
日高に、感謝!感謝!です。
無事歩き通せて良かったですね。^_^
次は後立山縦走、頑張ってください。
重なるか分からないけど鹿島槍ヶ岳に登るかも
しれないので、すれ違うかもしれません。
行けたらいいな。
でも、ここまで歩けたのは本当に仲間の支えがあったからです。
これからは2泊までで楽しい山旅を心掛けたいと思います。
後立山の縦走、とても楽しみにしています。
好天を祈るだけです!