テントを立て終わったのでホット一息です。
ピラミッドピークとその奥に聳えるカムエク
この稜線を歩いてきました。
さて、テントに入ってザックの中からお菓子などを出してポリポリ食べながらホット一息つきます。
夕食まではしばしの時間をお酒を飲んだりしながらノンビリ過ごします。
この時間が私は好きです。
暗くなる前に夕食を食べることにします。
まずはお湯を沸かしますが、O氏はガスコンロの上に置いたコッフェルを掴んだままでお湯を沸かします。
感心してみていると、不安定なコンロだから調理するときなどは必ずコッフエルを掴みながらやるそうです。
確かにこの方法なら鍋などをひっくり返すことはありません。
夕食はフリーズドドライのカレーです。
沸いたお湯をまず尾西のアルファー米に入れます。
そして20分経った頃合いをみはらかってカレーを作ります。
カレーを作ると行ってもフリズドライのカレーですのでお湯を入れると10秒でカレーができあがります。
暗くなってくるとパラパラとテントに雨が当たります。
日高側の谷からゴーッと風が吹き上がってきます。
でも、この点とサイトは岳樺など灌木と岩に守られその風も直接テントには当たらないのです。
天国、天国ですね。
ラジオで天気予報を聞くと今夜は気圧の谷が北海道を通過するため全道的に雨のようです。でも、明朝にはあがると報じています。
その放送を聞きながら眠りにつきます。
8月22日(日)
昨夜は時折強い雨と風が吹いていました。
4時頃に目を覚ましましたがまだテントをパラパラと雨が当たっています。
今日は停滞かな?などと考えながら寝袋の中に入っています。
S氏、O氏も起きる気配がありません。
取り敢えず雨が上がらなければ行動しないこととして7時頃まで様子を見ることにします。
そんなことでダラダラと寝袋の中で惰眠をむさぼります。
7時頃に雨が上がったようなのでテントから外を見ると流れる雲合い間から何と青空が見えています。
さあ、急いで朝食を食べて出発しなければなりません。
8時30分、まずは1823峰(実際は1826mあります。)を目指して登ります。
テントサイトから1737mを目指して歩くのですがこの辺りは標高が低いので灌木の枝が立っているので非常に歩きづらいです。
両手でハイ松や灌木の枝を押さえて脇に持っていって1歩1歩慎重に歩きます。
踏み分け道もハッキリしないのでルートを外さないようにします。
1737mを超えると目の前にドッシリとした1823峰(実際は1826mあります。)の山頂が見えてきます。
高度を稼ぐにしたがって足元の灌木やハイ松が膝くらいの枝となるので歩きやすくなります。
1823峰に着くと山頂にはテントサイトがあります。
そして、ゴールとなるコイカクシュサツナイ岳が目の前に聳えています。
しかし、その頂まではさらに下って登り返しが2カ所あります。
このテントサイトは眺望抜群です。
さて、ここで泊まるにはまだ早すぎます。
ここから一度下って登り返した1643mのピークにテントサイトがあることを祈りつつ1823峰を下ります。
コルまで下っての登り返しで体の調子がおかしくなってきます。
どうも身体の中に熱がこもって暑苦しいのです。
水を飲んでも直ぐにノドが渇きます。
この尾根の先にあるピークが1643mのピークです。
このピークまで何とかたどり着かなければと思いトップで頑張って登ります。
やっとピークにたどり着きます。
テントサイトは?と思いピークを見ると何と立派なテントサイトがあります。
後ろから歩いてくる二人に「良いテントサイトがあるよ」と伝えます。
さて、テントサイトに着きましたが身体が暑くてたまりません。
テントを立てる二人にことわって木陰で休みます。
日陰で休んでいても体の熱が引かないのです。
そこで、ザックからネオプレーンのスパッツを出して身体の下に置いてその上に上半身裸で寝ます。
濡れているスパッツはひんやりして気持ちがいいです。
頭は水で濡らしたバンダナで冷やします。
そうして30分は寝ていたでしょうか。
やっと、谷から吹き上がって吹いてくる風が冷たく感じるようになりました。
そこで服を着てその辺に散らかしていた自分の荷物をテントの中に仕舞います。
テントの中は熱いので外で涼みます。
目の前には明日歩くコイカクまでの尾根が真正面に見えています。
この尾根を下ってさらに登り返しが待っています。
いったい何時間かかるのでしょうか?
目の下に見えるコルの標高は1444mです。
標高が下がると藪が深くなってきます。
その藪漕ぎにいったい何時間かかるのでしょうか?
弱気になっている私の計算では、下りに1時間半、登りに2時間半、合計4時間は掛かると計算しました。
そこから30分掛かって夏尾根の頭、夏尾根を下るのに2時間、プラス沢歩きに2時間、合計で8時間半あれば駐車場まで下ることができそうです。
明日は、5時に出発できれば午後2時には下山できそうです。
今回の縦走もやっと先が見えてきました。
やっと元気になった私です。
☆★☆★☆☆☆★☆★☆☆☆★☆★☆☆☆★☆★☆☆☆★☆★☆☆
どうやら熱中症に罹ったようです。
でも、身体を冷やすことによって何とか直すことができました。
原因を考えたのですが、今日は気温が高かったこと、それなのに
水をあまり飲まないようにしていたことが影響したのかもしれません。
水は1.5リットルを目処としていたので今日はちょっと足りなかった
のでしょう。
でも、大事に至らなくて幸いでした。
ピラミッドピークとその奥に聳えるカムエク
この稜線を歩いてきました。
さて、テントに入ってザックの中からお菓子などを出してポリポリ食べながらホット一息つきます。
夕食まではしばしの時間をお酒を飲んだりしながらノンビリ過ごします。
この時間が私は好きです。
暗くなる前に夕食を食べることにします。
まずはお湯を沸かしますが、O氏はガスコンロの上に置いたコッフェルを掴んだままでお湯を沸かします。
感心してみていると、不安定なコンロだから調理するときなどは必ずコッフエルを掴みながらやるそうです。
確かにこの方法なら鍋などをひっくり返すことはありません。
夕食はフリーズドドライのカレーです。
沸いたお湯をまず尾西のアルファー米に入れます。
そして20分経った頃合いをみはらかってカレーを作ります。
カレーを作ると行ってもフリズドライのカレーですのでお湯を入れると10秒でカレーができあがります。
暗くなってくるとパラパラとテントに雨が当たります。
日高側の谷からゴーッと風が吹き上がってきます。
でも、この点とサイトは岳樺など灌木と岩に守られその風も直接テントには当たらないのです。
天国、天国ですね。
ラジオで天気予報を聞くと今夜は気圧の谷が北海道を通過するため全道的に雨のようです。でも、明朝にはあがると報じています。
その放送を聞きながら眠りにつきます。
8月22日(日)
昨夜は時折強い雨と風が吹いていました。
4時頃に目を覚ましましたがまだテントをパラパラと雨が当たっています。
今日は停滞かな?などと考えながら寝袋の中に入っています。
S氏、O氏も起きる気配がありません。
取り敢えず雨が上がらなければ行動しないこととして7時頃まで様子を見ることにします。
そんなことでダラダラと寝袋の中で惰眠をむさぼります。
7時頃に雨が上がったようなのでテントから外を見ると流れる雲合い間から何と青空が見えています。
さあ、急いで朝食を食べて出発しなければなりません。
8時30分、まずは1823峰(実際は1826mあります。)を目指して登ります。
テントサイトから1737mを目指して歩くのですがこの辺りは標高が低いので灌木の枝が立っているので非常に歩きづらいです。
両手でハイ松や灌木の枝を押さえて脇に持っていって1歩1歩慎重に歩きます。
踏み分け道もハッキリしないのでルートを外さないようにします。
1737mを超えると目の前にドッシリとした1823峰(実際は1826mあります。)の山頂が見えてきます。
高度を稼ぐにしたがって足元の灌木やハイ松が膝くらいの枝となるので歩きやすくなります。
1823峰に着くと山頂にはテントサイトがあります。
そして、ゴールとなるコイカクシュサツナイ岳が目の前に聳えています。
しかし、その頂まではさらに下って登り返しが2カ所あります。
このテントサイトは眺望抜群です。
さて、ここで泊まるにはまだ早すぎます。
ここから一度下って登り返した1643mのピークにテントサイトがあることを祈りつつ1823峰を下ります。
コルまで下っての登り返しで体の調子がおかしくなってきます。
どうも身体の中に熱がこもって暑苦しいのです。
水を飲んでも直ぐにノドが渇きます。
この尾根の先にあるピークが1643mのピークです。
このピークまで何とかたどり着かなければと思いトップで頑張って登ります。
やっとピークにたどり着きます。
テントサイトは?と思いピークを見ると何と立派なテントサイトがあります。
後ろから歩いてくる二人に「良いテントサイトがあるよ」と伝えます。
さて、テントサイトに着きましたが身体が暑くてたまりません。
テントを立てる二人にことわって木陰で休みます。
日陰で休んでいても体の熱が引かないのです。
そこで、ザックからネオプレーンのスパッツを出して身体の下に置いてその上に上半身裸で寝ます。
濡れているスパッツはひんやりして気持ちがいいです。
頭は水で濡らしたバンダナで冷やします。
そうして30分は寝ていたでしょうか。
やっと、谷から吹き上がって吹いてくる風が冷たく感じるようになりました。
そこで服を着てその辺に散らかしていた自分の荷物をテントの中に仕舞います。
テントの中は熱いので外で涼みます。
目の前には明日歩くコイカクまでの尾根が真正面に見えています。
この尾根を下ってさらに登り返しが待っています。
いったい何時間かかるのでしょうか?
目の下に見えるコルの標高は1444mです。
標高が下がると藪が深くなってきます。
その藪漕ぎにいったい何時間かかるのでしょうか?
弱気になっている私の計算では、下りに1時間半、登りに2時間半、合計4時間は掛かると計算しました。
そこから30分掛かって夏尾根の頭、夏尾根を下るのに2時間、プラス沢歩きに2時間、合計で8時間半あれば駐車場まで下ることができそうです。
明日は、5時に出発できれば午後2時には下山できそうです。
今回の縦走もやっと先が見えてきました。
やっと元気になった私です。
☆★☆★☆☆☆★☆★☆☆☆★☆★☆☆☆★☆★☆☆☆★☆★☆☆
どうやら熱中症に罹ったようです。
でも、身体を冷やすことによって何とか直すことができました。
原因を考えたのですが、今日は気温が高かったこと、それなのに
水をあまり飲まないようにしていたことが影響したのかもしれません。
水は1.5リットルを目処としていたので今日はちょっと足りなかった
のでしょう。
でも、大事に至らなくて幸いでした。
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