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井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

奥穂高岳(3,190m)を目指して・その3 ・ 08’9月

2008-09-22 22:26:35 | 北アルプスの山
さあ、もう一息ですのでジャンダルムを降ります。
裏側の浮き石だらけの登山道を慎重に降ります。
さらに、馬の背のコルまで降ります。
    
    
    この岩の裏側から右側を回り込むように歩いてきます。

目の前には馬の背が見えてきます。
    
    この岩峰が馬の背です。
   奥に見えるのが奥穂高岳の山頂です。
   
   左手の下に白いペンキで「ウマノセ」と書かれています。
   ここから右上のピークまで登らなければなりません。
   
    取り付きは、この岩の裂け目を登ります。 
   そして細く鋭い岩の峰を登りますが、救いはホールドが
   沢山あるということです。
   目で見るほど困難ではなく、順調に登ります。
  
 緊張したのは、この馬の背を登り終えたところです。
両手いっぱいあるかないかの幅で、平坦な岩が7~8メートル続きます。
この岩の上にはホールドがありません。
両側は鋭く切れ落ちています。
高度感タップリの岩尾根です。
四つんばえになるわけにもいかず、中腰で渡りきります。
このコースで、唯一、怖いと思った場所です。 
この平坦な岩尾根を渡りホッとして後ろを見ると
今までとは違ったジャンダルムがその姿を見せてくれます。
   
   空を突き上げるような岩、存在感一杯です。
  どおりで、この上に立つことを憧れる人が多いわけです。

    
    やっと奥穂高岳の山頂が見えてきました。
   今日のゴールが間近となりました。

14:10分、奥穂高岳の山頂にやっと着きました。
西穂高山荘を出発して約10時間、やっと歩き終えることが出来ました。

   
   この標識を見るとここが奥穂高の山頂であるということが
  実感できます。

   
   山頂には小さな祠があります。
  まずは無事にここまで歩けたお礼のお祈りをします。

   
 北側に目を向けると槍ヶ岳が早く来いといっています。
まずは辺りの景色を十分に楽しみます。
北側には槍ヶ岳の向こうに表銀座の大天井岳、裏銀座の双六岳などが
見えています。
左手には笠ヶ岳、右手には常念岳、後ろを見ると
うっすらと富士山まで見えます。
これらの山々を盛岡のおじさんが説明してくれます。

それを聞きながら、一つ一つの山々を目に焼き付けます。

 結局、西穂高岳から奥穂高岳へ向かって歩いた人は14~15人、
逆コースの人が4~5人、合計で20人ほどが歩いています。
それだけ困難なコースといえるのでしょう。

いつまでも山頂からの景観を見ていたいのですが、
そろそろ穂高岳山荘へ行かなければなりません。

山頂から北に向かって降ります。
私はこの道を軽視していました。
急な登山道ではあると思っていましたが、まさか梯子があるとは
思いもしませんでした。

     少し降ると山荘の赤い屋根が見えてきます。
     

   これが奥穂高山荘の全景です。
   
   山小屋の前にあるテラスで休んでいる人達の姿が見えます。
  でも、ここからが肝心です。
  疲れもあるのでさらに気持ちを引き締めて慎重に降ります。

15:15分、穂高岳山荘に到着です。
先に降りていた私は缶ビールを買ってO氏を迎えます。
まずはビールで乾杯です。
長かった一日ですが、無事に歩き通せたのは幸運です。
天気に恵まれ、最高の一日です。

山荘に宿泊の申し込みをして、部屋に荷物を置いてしまえば
もうやることはありません。

テラスで飲み物を飲みながら目の前に広がる涸沢をボンヤリと眺めます。
少しづつ前穂高岳の峰々に影が差していきます。
  
  至福の時間を楽しみます。
 今日一日のご褒美です。

 小屋の裏からジャンダルムが見えるよと教えてもらいましたので
見に行ってみます。
    
    そこには、堂々と聳えるジャンダルムは夕日に輝いていました。
   この上に立ったことは本当にいい思い出です。
   
  

奥穂高岳(3,190m)を目指して・その2 ・ 08’9月

2008-09-21 21:33:44 | 北アルプスの山
天狗岳からいったん降り、天狗のコルを目指します。

 天狗のコルには昔あった避難小屋の跡があります。
小屋の石組みが残っています。
   
   この場所がmこのコース唯一のビバーク地点だと思います。
  この平らな場所であれば、ツエルトがあればビバークできます。
  そして、ここから岳沢に向かって避難路があるのです。

 このコルからジャンダルムを目指してまた登ります。
   
   パーティのO氏が慎重に歩いています。

   
   このような岩場が続いてるのですが、さすがに、慣れてきました。
  あまり恐怖感を持たずに冷静に岩の中からコースを
  見つけることが出来るようになっています。

 コースを見つけるには注意深く見ることに尽きるのですが、
岩角が丸くなっていたり、岩の色が白っぽくなっているところ
たまにある○印と×印、これらを見つけながら進んでいきます。

 この辺で、私達はいつの間にか3人のパーティーとなっています。
先行する私の後をO氏ともう一人60代の男性が一緒に歩いています。
盛岡から来た男性で今晩の宿は奥穂高山荘、明日は槍ヶ岳山荘と
ほぼ同じコースを辿ります。

 先週から天気が回復するのを待って昨日盛岡から来るまで駆けつけ
最終のロープウェイで西穂高山荘までやってきたと話してくれました。
3人でジャンダルムを目指します。

   
   振り返った光景です。
  左下に見える独標からピラミッド峰、西穂高岳も見えています。
  今まで歩いた来た登山道が一望できます。

  
  前方には前穂高岳が大きく見えています。
 奥穂高岳から続く吊尾根が間近に見えます。
 登山路がよく見えます。

   
   累々と積み重なった岩を登ります。
  ちょっとコースを外れると浮き石が多いため身長に足場を
  固めて歩きます。

 やっとジャンダルムが見えてきました。
  
  大きな岩がドーンと鎮座しているといった光景です。
 どこから登るのか想像がつきませんでしたが、
 ジャンダルムの下をトラバースしてから登ります。

 12:05分、ジャンダルムに登りました。
やっとここまで来ました。
   

   前方には奥穂高岳が見えています。
   
   まだまだ先に見えますが、でも、ここまで来た!
  というのが正直な気持ちです。
   この先には馬の背という難所が待ちかまえています。
  まだまだ、気を引き締めて行かなければなりません。

 このジャンダルムを奥穂高岳から見ると巨大な岩が尾根から
突き上げるような高さに見え、堂々たる岩なのです。
そして、このジャンダルムの上に立ちたいと思っている人が
沢山いるのです。
 そのことが、奥穂高山荘に行って他の人と話をしていると
良く分かりました。
この、西穂高岳から奥穂高岳を歩き、ジャンダルムの上に立つということは
ある種のステータスとなっているようです。

 私達は、みなさんが憧れているジャンダルムに登り
さらに今日の目標である奥穂高岳を目指します。  

奥穂高岳(3,190m)を目指して・その1 ・ 08’9月

2008-09-20 19:15:15 | 北アルプスの山
西穂高岳から初めて槍ヶ岳が見えました。
   
   初めて目にした槍ヶ岳です。
  穂先が朝日に輝いています。
  この穂先が今回の縦走の目的です。
  目標を目の当たりにして闘志が湧いてきます。

ここから先は間の岳、天狗岳、ジャンダルム(前衛峰)、馬の背、
を乗り越えなければなりません。

まずは間の岳を目指して西穂高岳を下ります。
ここからは、息子にプレゼントしてもらったヘルメットを被ります。

   
   逆光で見づらいのですが、この峰を歩きます。

 呼吸を整えて西穂高岳を下ります。
足場が悪く、落石に注意しながら下ります。
登山道は所々に丸印が付いているので注意深くそれを
捜しながら下ります。

岩場ですので、時々、標識を見逃します。
そんなときは落ち着いて後ろを振り返ると
すぐに、正しい道が見つかります。

頭は冷静に、身体は柔軟にが大切ですね。

   
   後ろを振り返ると西穂高岳の山頂が見えます。

 いくつかの小さなピークを登って、降りてを繰り返します。
自分がどこを歩いているか分からなくなってきます。
地図を見てもあまり役立ちません。
一つ一つのピークを丹念に潰していきます。

   
   少しずつ、間の岳のピークに近づいているようです。

   
   鎖場をトラバースしているところです。

   
   こんな岩場を下ります。

   
   前を見ていてもどのくらい進んだか分かりませんが、
  後ろを見ると西穂高岳が遠ざかっていくので、
  それを励みに前を目指して歩きます。
   
8:35分、やっと間の岳に到着です。
岩に白ペンキで「間の岳」と書かれただけの山頂です。
ここからは天狗岳を目指します。
  
  いったん下って、コルのすぐ上に難所の一つである「逆層スラブ」を
 越えると天狗岳です。

逆層スラブの手前ではこんなところを歩きます。
   
   上の岩から下ります。

   
   ここで奥穂高岳から下ってきた人とすれ違いました。
  私達は美美のように見える岩の間から下ってきます。
 
9:05分、逆層スラブです。
 
逆層スラブというのは写真のように岩がブロック状になり
下側に突き出た所です。
長い鎖が下がっていますが、傾斜自体は45度くらいでしょうか。

 鎖だけに頼らず、手がかりを岩に求めていくと
それほどの苦労もなく登ることが出来ます。

 逆層スラブを越えて上り詰めたところが天狗岳です。
9:25分、天狗岳に到着です。
    
   天狗岳からの槍です。
  いつも槍ヶ岳が進行方向に見えており、「ここまで来るのだ!」と
  勇気づけてくれます。

 後ろを振り返ると間の岳からの下りが一望できます。
今更ながら、よく降ってきたものです。
  
  ここで奥穂高岳までの約半分を歩いたことになります。

これから先も気の抜けない場所が続きます。
   
   また降って、さらに目の前のピークを目指します。

 右手に前穂高岳が見えてきました。
  
  急峻な尾根です。
 今回は、この前穂高岳には登りません。

 さて、ここまで西穂高岳を出発してから
約2時間15分ほど掛かっています。
まあまあのペースでしょうか。

まずは西穂高岳・その3 ・ 08’9月

2008-09-18 21:35:06 | 北アルプスの山
8月9日、3:30分に目を覚まし起きます。
空を見ると満点の星空です。
どうやら今日はいい天気が望めそうです。

朝食は尾西のアルファー米(五目ご飯)と卵スープです。
前日、お湯をテルモスに買っておきましたので
それを使って準備をします。

食堂に荷物を運び出発の準備をします。
すでに、準備を終え出発していく人が沢山います。
日の出を独標で迎えるためでしょうか?

私達も朝食を終え、4時30分に西穂高山荘を出発します。
ヘッドライトを付けて山道を歩くのは何十年振りでしょうか?
登山道はハッキリしていますので道に迷う心配はありません。

丸山の上の方を見るときらきらとヘッドライトの灯りが
見えています。
それを目標に、ゆっくりと歩いていきます。

30分ほど歩くと辺りが明るくなってきました。
ヘッドライトを消して歩いていきます。

登山道が岩場にになりちょっと急になったかと思うと
前方に標柱が見えます。
5:30分、1時間ほどで独標に到着です。
後ろを振り返ると焼岳が見えています。

前方には、次の目標ピラミッド峰が見えています。
    
    奥に見えてるのが西穂高岳でしょうか?
   ここから見ると、随分距離があるように見えます。
   そして、登山道が一気に岩尾根となっています。

独標から一変した登山道を慎重に登っていきます。
思ったより登山道がしっかりしているのでゆっくりゆっくりを
自分に言い聞かせて登っていきます。

後ろを振り返ると独標がかなり下の方に見えています。
  
 
6:04分、ピラミッド峰に到着です。
まずは順調に歩けています。
ここからは、尾根が痩せ尾根状になり険しさを増してきます。

     
    小さなコブ状のピークを幾つも越えていきます。

     後ろを振り返ると独標、ピラミッド峰、が随分下の方に見えるように
    なってきました。
    さらに向こうには焼岳も見えています。
    

小刻みに休みを入れて歩いていきます。
岩場ばかりが続きますので慎重な歩きを続けていきます。
私達の前に数人が歩いています。

すぐ前にはザイルで繋がれた男の人がいます。
どうやらザイルを持っているのはガイドのようです。
その男性の前を女性が歩いています。
3人が私達のすぐ前を先行して歩いています。

6:55分、やっと西穂高岳に到着しました。
約2時間半で登ったことになります。
3時間の予定でしたので思っていたより早く着いてしまいました。

寒かったこともあり、休み時間を短くしていたことが
時間短縮となったようです。
ここからはさらに難しい道となりますので
ゆっくり休むことにします。
   
  
  まずは記念写真を1枚。(左がO氏、右が私、)

すぐ後ろには笠ヶ岳が大きな山容を見せ、朝日に輝いています。

ここまで歩いてみた印象は、ゆっくり慎重に歩けば大丈夫!
といった印象です。
ここまで、危なげなく登ってきましたのでこの先のルートに対しても
自信が持てるようになりました。
  

まずは西穂高岳・その2 ・ 08’9月

2008-09-17 22:30:11 | 北アルプスの山
登山口の建物をくぐり、玄文沢に沿った雑木林の中を歩いていく。
頭の上には厚い雲が覆っている。
でも、雨とはなっていないので、しっとりとした空気の中を歩くのは
気持ちがいい。

すぐ近くにヘリポートがあるのか、頭の上を轟音が轟く。

40分ほど歩いて一休み。
湿度が高いせいか、いつの間にかじっとりとした汗が吹き出している。
休んでいるとすぐに身体が冷えてくるので、飴などを舐めながら
ドンドン高度を稼いでいく。

このコースを歩いている人は少ない。
ほんの数人が降りてくるだけで、私達のように登っている人も
一人しかいない。

狭い尾根にたどり着きその痩せ尾根を歩くが、
地図を見るがそのようなコースとなっていない。
これは地図の登山道が間違っていると思われる。

でも、そんなことは些細なことだ。
岩がゴロゴロとした急な登山道は、雨水が流れる沢のようだ。
コースがはっきりしているので、安心して登っていく。

急坂を登りきって辺りの斜面の傾斜が緩くなってきたので
ホット一息つく。
この辺りは標高で2,100mにはなっているか?

北海道で最高峰となっているのは大雪山の旭岳。
標高で2,291メートルほどしかないので、
ほぼ同じ標高に達している。

辺りの繁みに紫色の花が咲いている。
どうやらトリカブトの花のようだ。

標識がなかったが焼岳との分岐点に到着する。
ここまで来ると後一息で西穂高山荘に着くはずだ。
15分ほどで西穂高山荘に着く。
12:55分となっている。

バスターミナルから、丁度3時間ほどで着いたことになります。
    
    西穂高山荘は思っていたよりずっと立派な小屋でした。

ここまで来れば、後は体を休めて明日に備えるだけです。
しかし、まだ昼過ぎの時間、夜までは長い時間があります。

食堂で休んでいると人が集まってきます。
  
ここからは、知らないもの同士ですが、山談義が始まり
楽しい会話で時間が過ぎていきます。

明日、奥穂高岳まで行く人も数人いることが分かり
ちょっと心強く感じました。

☆□△▼□☆☆□△▼□☆☆□△▼□☆☆□△▼□☆☆□△▼□☆

 今回、本州の山へ行きたいと思ったとき、真っ先に行こうと思った山が
槍ヶ岳から穂高連峰の縦走でした。
何といっても、一番人気の山に登りたかったからです。

どういったコースを取るか考えたときに、単に槍ヶ岳から穂高連峰への
縦走だけでは物足りないと感じました。
何かもう一つ挑戦することの出来るコースはないかと思っていました。

いろいろ調べたところ、西穂高岳から奥穂高岳へのコースは
一般的な登山道としての難易度が一番高いことが分かりました。
これは挑戦してみる価値があると思いました。

北海道にはこの山域のような岩尾根が延々と続くコースは皆無です。
でも、基本的な技術が身に付いてるなら登れないはずはありません。
そういった意味で、自分の登山技術がどの程度なのかを確認する
ことの出来る山だと考えました。

ロープウェイを使うことは最初から考えませんでした。
それは、上高地から一歩一歩を歩き、最終目的を槍ヶ岳に取り
その槍の穂先を見ながら進み、目的を達成したときに、
また、上高地まで歩いて降りてくる。
これが私の考えです。

この計画が可能か?
図書館にあったビデオやインターネットでの山行記などを
読みました。
その結果、実行可能との確信が持てるようになってきました。
心配なのは、高度に対する感覚だけです。
その心配は、行ってみなければ解決しません。

こういったことで、今回の山行が行われた訳です。

☆□△▼□☆☆□△▼□☆☆□△▼□☆☆□△▼□☆☆□△▼□☆

まずは西穂高岳・その1 ・ 08’9月

2008-09-16 19:53:58 | 北アルプスの山
8月7日(日曜日)、札幌の自宅を朝6時前に出発する。
今日は北アルプスの登山口となる松本市まで行かなければならない。

千歳から羽田へ、羽田から新宿までモノレールと電車を乗り継ぎ、
さらに長距離バスに乗り松本市へ向かう。

北海道に比べると蒸し暑く、重い荷物を持っての移動に疲れたが
無事に松本市に着く。
今晩のホテルは、松本駅前にあるビジネスホテル。

夕食後、早々に寝て英気を養う。

明日の天気が気になるが、曇りのようだ。
雨でなければ良しとしよう。


9月8日(月曜日)、ホテルで目を覚まし、さっそく窓から外を見るが
空模様はどんよりしている。

7:59分の電車で上高地へ向かう。
新島々でバスに乗り換え、狭い山道をドンドン登っていく。

やっと上高地へ着く。
    
バスターミナルはこぎれいで気持ちがいい。
空模様は厚い雲に覆われ、穂高の山並みは雲の上のようだ。

まずは、保険に入らなければならない。
今回の山行は、どこで何があるか分からないので
山岳保険にはいることにしている。

いろいろ調べると「アルピコ倶楽部」というのがあって
1週間、救助費用を3百万円まで保証してくれる保険があると聞いている。
この保険にはいるつもりで、松本電鉄の窓口で申し込む。
加入料は1人千円、この金額で3百万円まで保証してくれるのは
安心です。

10時、全ての準備を終え梓川に沿って帝国ホテルを目指す。

西穂高岳の登山口は、帝国ホテルの近くにある。

15分ほど歩くと田代橋がある。
    
この橋を渡って、いよいよ登山口となる。

    
     立派な登山口がある。

     さあ、いよいよ、私達の挑戦が始まる。

穂高連峰・槍ヶ岳縦走 ・ 08’9月

2008-09-16 06:31:54 | 北アルプスの山
9月7(日曜日)から9月13日までの1週間、
西穂高岳から槍ヶ岳までを縦走してきました。

好天に恵まれたため、予備日を使って蝶ケ岳に登り、
自分達が歩いた西穂高岳から槍ヶ岳までを一望する幸運にも
恵まれました。

今までで最高の登山!
西穂高岳から南岳までは岩峰が続き、緊張の連続でした。

槍ヶ岳の山頂からは飛騨側から湧き上がる雲の向こうに
穂高連峰が見えるという最高の光景にも出会えました。

明日以降、今回の山行について紹介したいと思います。