さあ、もう一息ですのでジャンダルムを降ります。
裏側の浮き石だらけの登山道を慎重に降ります。
さらに、馬の背のコルまで降ります。

この岩の裏側から右側を回り込むように歩いてきます。
目の前には馬の背が見えてきます。

この岩峰が馬の背です。
奥に見えるのが奥穂高岳の山頂です。
左手の下に白いペンキで「ウマノセ」と書かれています。
ここから右上のピークまで登らなければなりません。

取り付きは、この岩の裂け目を登ります。
そして細く鋭い岩の峰を登りますが、救いはホールドが
沢山あるということです。
目で見るほど困難ではなく、順調に登ります。
緊張したのは、この馬の背を登り終えたところです。
両手いっぱいあるかないかの幅で、平坦な岩が7~8メートル続きます。
この岩の上にはホールドがありません。
両側は鋭く切れ落ちています。
高度感タップリの岩尾根です。
四つんばえになるわけにもいかず、中腰で渡りきります。
このコースで、唯一、怖いと思った場所です。
この平坦な岩尾根を渡りホッとして後ろを見ると
今までとは違ったジャンダルムがその姿を見せてくれます。

空を突き上げるような岩、存在感一杯です。
どおりで、この上に立つことを憧れる人が多いわけです。

やっと奥穂高岳の山頂が見えてきました。
今日のゴールが間近となりました。
14:10分、奥穂高岳の山頂にやっと着きました。
西穂高山荘を出発して約10時間、やっと歩き終えることが出来ました。

この標識を見るとここが奥穂高の山頂であるということが
実感できます。

山頂には小さな祠があります。
まずは無事にここまで歩けたお礼のお祈りをします。
北側に目を向けると槍ヶ岳が早く来いといっています。
まずは辺りの景色を十分に楽しみます。
北側には槍ヶ岳の向こうに表銀座の大天井岳、裏銀座の双六岳などが
見えています。
左手には笠ヶ岳、右手には常念岳、後ろを見ると
うっすらと富士山まで見えます。
これらの山々を盛岡のおじさんが説明してくれます。
それを聞きながら、一つ一つの山々を目に焼き付けます。
結局、西穂高岳から奥穂高岳へ向かって歩いた人は14~15人、
逆コースの人が4~5人、合計で20人ほどが歩いています。
それだけ困難なコースといえるのでしょう。
いつまでも山頂からの景観を見ていたいのですが、
そろそろ穂高岳山荘へ行かなければなりません。
山頂から北に向かって降ります。
私はこの道を軽視していました。
急な登山道ではあると思っていましたが、まさか梯子があるとは
思いもしませんでした。
少し降ると山荘の赤い屋根が見えてきます。

これが奥穂高山荘の全景です。

山小屋の前にあるテラスで休んでいる人達の姿が見えます。
でも、ここからが肝心です。
疲れもあるのでさらに気持ちを引き締めて慎重に降ります。
15:15分、穂高岳山荘に到着です。
先に降りていた私は缶ビールを買ってO氏を迎えます。
まずはビールで乾杯です。
長かった一日ですが、無事に歩き通せたのは幸運です。
天気に恵まれ、最高の一日です。
山荘に宿泊の申し込みをして、部屋に荷物を置いてしまえば
もうやることはありません。
テラスで飲み物を飲みながら目の前に広がる涸沢をボンヤリと眺めます。
少しづつ前穂高岳の峰々に影が差していきます。

至福の時間を楽しみます。
今日一日のご褒美です。
小屋の裏からジャンダルムが見えるよと教えてもらいましたので
見に行ってみます。

そこには、堂々と聳えるジャンダルムは夕日に輝いていました。
この上に立ったことは本当にいい思い出です。
裏側の浮き石だらけの登山道を慎重に降ります。
さらに、馬の背のコルまで降ります。

この岩の裏側から右側を回り込むように歩いてきます。
目の前には馬の背が見えてきます。

この岩峰が馬の背です。
奥に見えるのが奥穂高岳の山頂です。
左手の下に白いペンキで「ウマノセ」と書かれています。
ここから右上のピークまで登らなければなりません。

取り付きは、この岩の裂け目を登ります。
そして細く鋭い岩の峰を登りますが、救いはホールドが
沢山あるということです。
目で見るほど困難ではなく、順調に登ります。
緊張したのは、この馬の背を登り終えたところです。
両手いっぱいあるかないかの幅で、平坦な岩が7~8メートル続きます。
この岩の上にはホールドがありません。
両側は鋭く切れ落ちています。
高度感タップリの岩尾根です。
四つんばえになるわけにもいかず、中腰で渡りきります。
このコースで、唯一、怖いと思った場所です。
この平坦な岩尾根を渡りホッとして後ろを見ると
今までとは違ったジャンダルムがその姿を見せてくれます。

空を突き上げるような岩、存在感一杯です。
どおりで、この上に立つことを憧れる人が多いわけです。

やっと奥穂高岳の山頂が見えてきました。
今日のゴールが間近となりました。
14:10分、奥穂高岳の山頂にやっと着きました。
西穂高山荘を出発して約10時間、やっと歩き終えることが出来ました。

この標識を見るとここが奥穂高の山頂であるということが
実感できます。

山頂には小さな祠があります。
まずは無事にここまで歩けたお礼のお祈りをします。

北側に目を向けると槍ヶ岳が早く来いといっています。
まずは辺りの景色を十分に楽しみます。
北側には槍ヶ岳の向こうに表銀座の大天井岳、裏銀座の双六岳などが
見えています。
左手には笠ヶ岳、右手には常念岳、後ろを見ると
うっすらと富士山まで見えます。
これらの山々を盛岡のおじさんが説明してくれます。
それを聞きながら、一つ一つの山々を目に焼き付けます。
結局、西穂高岳から奥穂高岳へ向かって歩いた人は14~15人、
逆コースの人が4~5人、合計で20人ほどが歩いています。
それだけ困難なコースといえるのでしょう。
いつまでも山頂からの景観を見ていたいのですが、
そろそろ穂高岳山荘へ行かなければなりません。
山頂から北に向かって降ります。
私はこの道を軽視していました。
急な登山道ではあると思っていましたが、まさか梯子があるとは
思いもしませんでした。
少し降ると山荘の赤い屋根が見えてきます。

これが奥穂高山荘の全景です。

山小屋の前にあるテラスで休んでいる人達の姿が見えます。
でも、ここからが肝心です。
疲れもあるのでさらに気持ちを引き締めて慎重に降ります。
15:15分、穂高岳山荘に到着です。
先に降りていた私は缶ビールを買ってO氏を迎えます。
まずはビールで乾杯です。
長かった一日ですが、無事に歩き通せたのは幸運です。
天気に恵まれ、最高の一日です。
山荘に宿泊の申し込みをして、部屋に荷物を置いてしまえば
もうやることはありません。
テラスで飲み物を飲みながら目の前に広がる涸沢をボンヤリと眺めます。
少しづつ前穂高岳の峰々に影が差していきます。

至福の時間を楽しみます。
今日一日のご褒美です。
小屋の裏からジャンダルムが見えるよと教えてもらいましたので
見に行ってみます。

そこには、堂々と聳えるジャンダルムは夕日に輝いていました。
この上に立ったことは本当にいい思い出です。