4月の25日と26日は、湯田中温泉の上流側のどん詰まりにあるみろく山大悲殿と境内の世界平和観音の縁日でした。
弥勒の湯に入った後境内まで参道を上りました。
(大悲殿と世界平和観音境内)
縁日は「三体しあわせめぐり花まつり」という名称で、朝から音だけの花火で景気づけしていましたが、境内には地元の人の屋台と餅つき大会、無料のとん汁の提供など賑やかでした。
(境内の屋台)
(みろく山大悲殿本堂)
大悲殿のご本尊は聖観世音菩薩の立像で、故横江嘉純(東京・日展審査員)が製作したとのことでした。
昭和34年に入仏供養をしたそうです。
(大悲殿のご本尊)
境内の世界平和観音像も同じく横江氏制作による青銅製ブロンズ仕上げで、青銅製では世界一といわれる25メ-トルの高さで、昭和39年に建立されたそうです。
この世界平和観音の前身は、昭和13年に銅版うちだしで、聖観音が建立されたのですが、第二次大戦で本尊と台座だけを残して昭和19年に供出し、これを惜しんで地元と東京万人講を中心に再建され現在にいたったとのことです。
(世界平和観音)
世界平和観音の台座内には西国三十三観音のご本尊が祀られ、西国三十三観音のお参りをすることが出来ました。
(平和観音の台座には西国三十三観音のご本尊がお参りできます)
大悲願の境内で時間を潰しすぎたので慌てて湯田中駅に戻り、長野駅経由新幹線で東京に戻りました。
今回は、善光寺のご開帳参拝は雨で散々でしたが、世尊院釈迦堂の涅槃のお釈迦様と結縁し、宿坊「量寿院」でご精進を頂き、湯田中の地元専用(ジモセン)の共同浴場お風呂に入り、世界平和大観音をお参りし、ついでに西国三十三観音までお参りできて、たいそう収穫のある旅が出来ました。
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