善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

東北町の旅・東北温泉

2015年10月16日 | 温泉

(この旅は2014年10月の青森県東北町/三沢市の湯巡りの旅の記録です)

旅館の松園に戻り朝食を摂りました。

チェックアウトして、あおい森鉄道乙供駅の近くの東北温泉に行きました。
東北温泉は黒いお湯で有名です。

建物は黒い湯をイメージさせる三階建ての建物でまだ新しい感じです。
旅館兼公衆浴場という経営方式で、一階は公衆浴場になっています

(東北温泉)

脱衣場は広く、木の棚と脱衣用籠が並びんでいます。無料のコインロッカーもあります。

(脱衣場)

浴場には洗い場のカランが三列並び、右側にサウナ室と小浴槽があり、突き当たりにメインの浴槽があります。また、屋外には露天風呂があります。

(メインの浴槽)

メインの浴槽は14~5人入れる大きさです。赤御影石の縁取りの重厚な浴槽で、一部泡風呂となっています。

(別角度のメインの浴槽)

さて、お湯です、うわさ通りの黒いお湯で、モール泉とのことです。
泉質は単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、湯温は47.5度です。

ぬるぬるスベスベのお湯で、透明ですが色は黒く、肌触りは最高です。
メインの浴槽は浴槽内にステップがあり、腰掛けることが出来ます。その先の深さはぎりぎりお尻が着くか着かない程とやや深めの設定です。

(子供風呂とジャグジー風呂)

先客は浅めの子供風呂に入っていました。子供風呂はぬるめなので長湯が出来るとのと・・・。

(洗い場)


モール泉については同温泉のホームページから説明を引用してみます。


 「植物性モール温泉のモールとは、ドイツ語で「亜炭」のことをいいます。 その亜炭層を通過して湧出する温泉を「モール温泉」と呼びます。

 モール温泉は、かつては世界でもドイツ南西部・バーデンバーデン地方と北海道・十勝川温泉の2ヶ所しかない! といわれていましたが、掘削技術の進歩と共に日本国内でも数少ないものの、湧出が見受けられるようになりました。

 当東北温泉は、日本のモール温泉の中でも「最も色が黒い温泉」という評価を岩手大学大学院工学研究所工学博士の成田栄一教授から分析評価をいただきました。」

泉質 弱アルカリ性単純温泉、日本一黒い湯植物性(フミン)モール温泉です。
源泉100%掛け流し、泉温47.5度、湧出量毎分400リットル。

東北温泉ホームページへリンク

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