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善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

乳頭温泉郷の湯巡り(3)・鶴の湯温泉

2010年11月06日 | 温泉

乳頭温泉郷で一番手前にあるのが鶴の湯です。
鶴の湯は人気が高く、良く一度は泊まってみたい温泉宿の筆頭にあげられます。

建物や風呂場は昔の雰囲気を良く残しており、お湯も白濁の湯で、温泉らしい温泉といえるでしょうか?。

乳頭温泉行きの羽後交通は鶴の湯には行きませんので、「アルパこまくさ」という施設の前で鶴の湯の送迎バスに乗り換えです。

(鶴の湯の送迎車)

送迎バスは無料で、JR田沢湖駅に着いたときに鶴の湯に電話を入れると良いでしょう。

(鶴の湯)

鶴の湯は秋田藩の藩主の隠れ湯といわれ、お殿様が湯治に来たと云われています。

門をくぐり、左側の建物の奥に受付が置かれ、宿泊や日帰り入浴の手続きをします。

ここで、乳頭温泉の他の宿に泊まる人はその旨を鶴の湯の帳場に話して電話で確認を取ってもらうと湯めぐり帳を購入することができます(¥1500)。
この湯めぐり帳で、湯めぐり号の巡回バスに無料で乗れるほか、七湯の湯めぐりが可能になるわけです。(もちろん日帰り入浴料金を支払えば各旅館とも入浴可能です。)

(湯めぐり帳)

湯小屋は受付の前の小川の橋を渡った先にあります。

湯小屋は男女別になり、男湯の場合は白湯と黒湯に分かれていますが内部はつながっており、一度裸になればどちらのお湯にも入ることが出来ます。

(鶴の湯の湯小屋)


(黒湯の脱衣場)

黒湯も白湯も木の浴槽で、硫黄泉が掛け流しです。

黒湯は浴槽がやや小さく5~6人が、白湯はやや大きいので8~9人が入浴できます。

(黒湯浴槽)


(白湯浴槽)

白濁の湯は高血圧症、動脈硬化症、リウマチ、皮膚病、糖尿病他に効くと云われています。
この夏の暑さで出来たあせもの寄りは鶴の湯のお湯で早速改善が見られました。

鶴の湯には上記の黒湯、白湯の他に中の湯、滝の湯というさらに二つの源泉があります。
この源泉については露天風呂と共に次の機会にアップします。


詳細は下記のホームページからどうぞ
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