マイナス

直属の上司Ｋさん（推定年齢５０歳）はワタシの右横に座り、
定年後再任用のＹさん（推定年齢６５歳）はワタシの左斜め前に座ってはる。

位置関係的に言うと…

　Ｙさん　　　●　　　　●　
　　●　　　ワタシ　　Ｋさん

…って感じ。

Ｋさんは「もったい星人」（なんにでももったいをつける習性あり）、
Ｙさんは「いちゃもん星人」（なんにでもいちゃもんをつける習性あり）

当然に二人は非常に仲が悪い。

いままでこういう座り位置で、
あからさまに仲の悪い二人に挟まれた経験がないので、
なにかにつけて「負のオーラ」を放出する二人に参っている。

今日もＹさんが「Ｋさん」と呼びかけているのに
Ｋさんはまったく聞こえんフリ、つまり無視。

「いまそれどころじゃない」とか
「それは僕のやったことじゃない」というのがＫさんの言い分。

Ｙさんは年上やねんし、
呼ばれたらせめて返事するとか、
顔を見てちゃんと答える、のは最低限のマナーやと思うんやけど、
なんだかんだともったいをつけて関わらんようにするＫさん。

数学なら、マイナスとマイナスを掛け合わせたらプラスになるのに、
人間関係においては、もっとマイナスになってしまうその空気に、
もしかしたらＹさん、キレるんちゃうか？と心配になってしまい、
間に挟まれたワタシは気持ちが悪くなるくらいで、
ホンマ、席替えしてほしい…などと小学生みたいなことを思う今日この頃である。