ねぇさん日記

ねぇさんの「寝言は寝て言え!」的酔っ払いのつぶやき
<2004.10.29~>

スイッチ

2009-06-18 08:13:42 | 日記
昨日のこと。
昼からは窓口案内。

先週のこと(待ち人数最高25名以上)を考えれば、
待ち人数が最高15名程度、と
とりあえずは落ち着いてきたので、
余裕で対応していたら、
4時過ぎにやってこられたおっちゃんが
受付でワタシの腕を時折さすりながら語り始めた。

話が長くなりそうだったので、
相槌を打ったり、言葉の端々をつないでいると、
(たとえば「池田の税金のなにするあそこに行って」→「税務署ですね」といった具合)
どこでどう地雷を踏んだのか
おっちゃんがいきなり「人の話を最後まで聞けーっ!」とキレ始めた。

そうなるともう手がつけられず、
激昂している自分にさらに酔うように大声で怒鳴りはじめ、
まわりの視線は釘付け。

あわてて職員が飛んできて、
「申し訳ありません」と話を引き継いでくれたのだが、
ワタシ本人はそないに悪いことをした、とも思っていなかったので、
(こういうところはか~な~り意地っ張り)
そのまま他の方の案内を続けようとしていたら、
「ちょっと奥の部屋で休んでてくれる?」と代打を宣告された。

その瞬間、なにも言い訳や口ごたえのできない
こちらの立場を今更ながらに思い知り、
みんなは「かわいそうに」やら
「当たりが悪かっただけやよ」と慰めてくれるものの
なんとも言えん後味の悪さが自分を包んで
そこから逃れることができなかった。

おっちゃんに怒鳴られたことよりも、
奥の部屋にこもらないといけない、ということの方がショックで、
一人になった途端、悔しくて涙が溢れるか?と思ったのだが、
涙は頬を伝わず、乾いて消えた。

仕事をする、ということはそういう不条理もあるわけで、
そんなことわかっているはずだったのに。

身体のどこかにそういう割り切れないものを
ザザーッっと一気に流してくれるスイッチがあればいいのに。
コメント (2)
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