悔い

最近、小学生やら校長先生やらの自殺に関するニュースが毎日のように流れる中、
とうとう文部科学省宛に「自殺予告」の手紙が届いたそうな。

その手紙の消印には「豊」と言う字が含まれているので、
文科省は「豊」を含む集配郵便局のある２１都道府県３９市区町村教委に連絡し、
いじめの相談・報告があるか確認しているらしい。

私の住んでいる街にも「豊」という字が含まれているだけに、
なんだか他人事ではない気分なのだが、
目先のことにだけ囚われて、これらの報道が違う方向へ向かないことを願うばかりである。

　
自殺と言えば、埼玉県の大学構内で女子大生が二人飛び降り自殺をしたそうな。
遺書には「わたしの人生に悔いはなし」と書かれていたらしいが
二十歳やそこらで「悔いがない」と言える人生ってどんなもんなのだろうか？

たしかに今までやってきたことを悔やんでもなにも生まれないかもしれないが
これから先やりたいこと、やり残したことはたくさんあるはずである。
　
自らリセットボタンを押すことなんて、決して許されないのだから