ねぇさん日記

ねぇさんの「寝言は寝て言え!」的酔っ払いのつぶやき
<2004.10.29~>

今さらながら

2006-06-09 11:34:59 | 日記
私が通っていた高校は中学校から大学院まで一貫教育のキリスト教学校であった。
(小学校はなかったが、なぜか幼稚園も併設されていた)

母や叔母たちもその学校を卒業したこともあって、
入試の際、専願でなんの疑問も持たずにその高校に進学
よって、当然大学もエスカレーター

当時、公立の学校は土曜日も授業があったので、
「日曜に教会にいくため、土曜は学校がお休み」というところが
単純にすごい得をしたような気がして気に入っていた

結局、その「教会に行く」という課題は
大学卒業までまったく果たさず仕舞いだったのだが・・・


最近流行の「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでいて
ふと「そういえばキリスト教学校に通っていたんだった」と思い出したのだが、
あの学校が「カトリック系」だったのか「プロテスタント系」だったのかさえも
「??」な状態で・・・今さらながらに調べてみた

そもそも「カトリック」と「プロテスタント」の違いとは・・・
「カトリック」…ゴージャスでロマンチックで派手な造りの教会
  神父(男性のみ)や修道士、シスター達がいる
  結婚しないで神に仕えるのはすばらしい、という考え
  ローマ法王を頂点としたピラミッド型の強大な組織
  神と個人を仲介する者としての神父がいる
  祈りの後に十字を切り、洗礼名がある
  
「プロテスタント」…比較的質素な教会
  牧師(男女共いる)は結婚できる
  聖書の教えから離れてしまった「カトリック教会」を批判して離党
  名前の由来は「抗議(プロテスト)する者」からきている
  何百と言う宗派がある
  神と個人が直接の関係を持つ
  牧師は、教会のまとめ役という立場

ふむ・・・どうやらあの学校は「プロテスタント系」だったようだ

こうした情報を頭に入れた上で、「ダ・ヴィンチ・コード」を読むと、
ほぉ、なるほどねぇ~、と思えるところもまたあったりして、なかなかおもろい。

中にこんな一節がある(角川文庫 下巻P25)
「大聖堂の長くうつろな身廊は、
 異教徒が女性の子宮をひそやかに賛美したしるしであると記されている…」

これは中沢新一の「アースダイバー」や桃さんが言っていた
「浅草寺の子宮的構造」にも通じるもんなんだよなぁ~

「宗教」というのは言葉や人種と同じように世界各地にいろんなものがあって、
それぞれ信じる対象とされるものが違うわけだが、
その根幹となる深い部分で通じる「なにか」があるってーのは、
なんだかよくわかんないけど「うはっ!」的な見っけもんをしたような気がするのだな

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