ねぇさん日記

ねぇさんの「寝言は寝て言え!」的酔っ払いのつぶやき
<2004.10.29~>

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2005-02-18 14:38:20 | 日記
夕食を作っていたら携帯が鳴った。
画面を見ると「母」と表示されている。
母の携帯からだった。
こんな時間に、しかも携帯にかかってくるなんてなにごと?と
嫌な予感を漂わせながら電話に出てみると・・・

実家は警備システムとして関電SOSを使っているのだが、
非常時に電話で連絡がつかなかったときのために、
携帯のメールを受信可能にしておかないといけないらしく、
携帯のメルアドを言ったにも関わらず、
先方からのテスト送信のメールが届かない、とのこと。

またそっち系の話かよ。と正直思った。
こういう話は電話ではなかなか埒があかない。

母の説明だけでだいたいの問題点は見えたのだが
(メール受信拒否にしているか、メルアドを間違えてるか)
そういった電脳関係にはとんと疎いうちの母は、
速攻で「お父さんに代わるから」と電話を父にバトンタッチした。

そこから父はさっき母から聞いたのと同じような内容のことを
私に最初っから説明しようとするので、
「いや、それはわかったから」と話を進めようとしたら、
「いいから、ここが大事なんや。黙って聞け!」と怒り出した。
なので、黙って聞いた。

やはりさっきの母の話とほぼ一緒だった。
私の予想した問題点は同じ。
(メール受信拒否にしているか、メルアドを間違えてるか)

とりあえずメルアドの確認をした。
どうやらそれは間違っていないようだった。
とすると、受信拒否の線が強い。
父と母は同じ機種の携帯なのだが、私とは違う機種なので、
設定解除の仕方がさっぱり見えない。
メニューからできるはずだから、とりあえずやってみて、と言って電話を切った。

しばらくすると今度は固定電話に電話がかかってきた。
関電さんと電話で話をしながら
どうにかこうにか拒否解除の設定ができたのだが、
最後のパスワードがわからない、とのこと。

「誕生日とか電話番号とかじゃないの?」と言うと、
「そんなんはさっきからやってるんやけど、できへんから電話してんねん。
 もうえぇわ!」と逆切れして電話を切られた。

「ツー・ツー・ツー」
受話器を握り締めたまま、私はしばらく固まっていた。
一日の終わりがこれかよ。
風邪がぶり返して熱が出そうだった。

この状況で湧き上がってくるのは「怒り」という感情ではない。
それはやはり「血のなせる業」なのだろう。
「諦め」と人は言うかもしれない。
「深いため息」が出た。
が、「日記のネタができた」ので結構オイシイと思ったのも同時だった

後日談:今日、母に確認したら、やはり父の携帯パスワードは誕生日だったようだ。
コメント (4)
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