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ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

『Yesterday 沈黙の刻印』

2005-07-16 | 映画
韓国映画『Yesterday 沈黙の刻印』を見ました。

2004年の作品。
出演はキム・スンウ、キム・ユンジン、チェ・ミンス他。

久しぶりの韓国映画でした。
ストーリーは西暦2020年を舞台にしたSFサスペンス。
連続誘拐殺人事件を追う特殊捜査隊隊長と犯罪分析官が
過去の国家プロジェクトに巻き込まれていく。

途中少し中だるみしましたが、割と面白かったです。
プロジェクトにまつわる部分が断片的な表現(そういう演出なんですが)で、分かりにくかったのが難点。
アクションシーンの迫力と張り詰めた演技のキム・スンウは一見の価値アリです。
韓国のアクション映画は日本に輸入されている数も少ないですし、
見るチャンスがあまりないので、新鮮でした。

キム・スンウと言えばホテリアーの支配人ですが、『新貴公子』も見かけて途中で放ってしまったことに気づいたワタクシ。
ミネラルウォーター配達人のキム・スンウになんとなくなじめなかったせいなのですが、
コレを見て、コミカルでラブリー(?)なキム・スンウを見たくなってしまったので、掘り返して見ることにします。

『天使の牙』

2005-07-07 | 映画
『天使の牙』
大沢たかお、佐田真由美主演。
もう1作、要 潤つながりで。
コレで終了予定ですので今しばらくお付き合いを。
(仮面ライダーアギトとかアップしませんよ、ご心配なく)

夫が出張中なのをいいことにレンタル三昧です。

黒谷友香演じる女刑事の脳が麻薬密売組織のボスの愛人・佐田真由美の身体に移植されて、事件の真実を暴くというお話。
不純(?)な動機で見た映画でしたが、意外に面白かった。
大沢たかおと黒谷友香の恋人エピソードの描き方がステキでした。
映画ってドラマと違って時間制限があるから、説明くさくなったり、説明不足になったりしがち。
でもこの作品はその辺り上手に見せていたと思う。
二人の愛が最後までテーマになっていくので、曖昧に描写されたらストーリーに乗り切れなくなっていたハズ。

そしてたわごとをちょびっと。
要潤はDVDのパッケージにキャストとして紹介されていたにも関わらず、
なんと1シーンのみの出演・・・ただのチョイ役だよ、コレ。
大沢たかおの後輩刑事で役名もついてた(苗字だけ)のに、1シーン!!
しかも撃たれて死ぬシーンのみ。
台詞も1フレーズくらいなんか叫んで終わりでした。とほほ~
でもメイキング映像で倒れ方とか指導されてる姿が割と長く映ってました。
真面目そうで好感が持てました。

こうやって俳優さんつながりで作品をはしごしていくと
いろんな発見があって面白い。
自分では選んで見ないような映画やドラマに出会えることは
その作品がたとえ愚作だったとしても、それなりに楽しい。
よく見る役者さんの意外なキャラを見つけたりしながら、
次は誰つながりにしようかなーと考える。
今回は大沢たかおさんつながりが有力。
『世界の中心で~』で昨年大ブレイクした大沢さん。
遅ればせながら何か見てみようかな。

(ちなみに要潤つながりも密かに進行中。
土曜日の午後に『GOOD LUCK!!』(木村拓哉主演、パイロットの話)の再放送をやってるんですが、それに柴咲コウさんの同僚、飛行機の整備士の役で出てます。)

CASSHERN~キャシャーンがやらねば誰がやる~

2005-07-06 | 映画
宇多田ひかるちゃんの夫、桐谷氏監督作品、
『CASSHERN』である。
なぜ今頃かというと・・・
勘のいい人はお気づきかと思うが、要潤つながりである。
(『曲がり角の彼女』参照)

映画についてはネタバレしないのを原則としているのですが、
まあ超有名な原作があるので、多少内容についても触れてしまうので
もし、これから見るからバラすな!!という方は読み飛ばしてくださいませ。
バラせるほど内容を理解しているかというとちょっとアヤシイっすけど。

率直に言って、一回見ただけではよく分からなかったので、
もう一回見ようと思います。
でも長いので気合を入れなおしてからでないと・・・
映像は面白い出来なんじゃないでしょうか?
公開当時は酷評されたということですが、私は結構楽しめました。
漫画をそのまま映画にした感じの映像がところどころに散りばめられていて
それが違和感なく実写に溶け込んでいて。
ロボット軍団もよく出来ていたし。
ちょっと凝りすぎて思い込みの激しい映画になってしまったようなので
なんの予備知識もなく見ると、ついていけない展開があったり、
辻褄が合わない(ように見える)こともあって、ほんと難しい映画でした。
一番分からなかったのは最後の方で出てきたオリジナルヒューマンの存在です。
唐突に出てきたんだよねぇ、オリジナルヒューマンって言葉が。
「はあ~??」
それで私の中ですっかり話がこんがらがっちゃったのだ。
これ、原作にあるのかな?これ以上書かないでおこう。
とにかく。
“憎しみは憎しみを生み、戦いを生む。生きとし生けるものがみな共生できるように・・・”
という平和へのメッセージは読み取れたんだけど。
でもラストは切ない。

キャストは豪華。
キャシャーンは伊勢谷祐介、東博士が寺尾あきら、キャシャーン母が樋口可南子。
国家主席が大滝秀治、その側近及川光博、
敵の新造人間のボスに唐沢寿明、その仲間が宮迫くんと佐田真由美、要 潤。
あとは小日向文世、西島秀俊、三橋達也(故人)など。

で、肝心の(?)要 潤くんですが、後半キャシャーンと戦って死んじゃうんですけどね。
この人はやっぱりこういう人間ばなれした役が似合う。
(そもそも原作ではこの役、ロボットらしい。)
なぜかつくりもの感が漂うんですよ、彼は。
偉そうなことを言えば、演技が不自然なのかなー。表情がぎこちないというか。
ま、つくりものと思えるほどの男前ってそうはいないから、
この役はハマリ役と言っていいのかもしれないけど。
(ハマリ役と言えるほど出てきませんが)
仮面ライダー(あれ、ライダーって言っていいのか?)も昼メロの主人公も
ホストもアメリカ帰りのホテルの副社長も、私にとっては現実ばなれした存在。
そういう役ほど彼にははまっちゃうように見えるな。

とりあえず、家事とかしながら見る映画ではない。
じっと凝視していないとワケが分からなくなる。
いや、私の理解力では凝視していても充分に理解できなかったに違いない。

ホワイトクリスマス~恋しくて逢いたくて~

2005-03-21 | 映画
「ホワイトクリスマス~恋しくて逢いたくて~」原題は「カラー」らしい。

ソン・スンホン氏主演である。
女優陣はキム・ヒソン、キム・ヒョンジュ。
ソン・スンホン演じるソヌは毎朝デスクの上に花を置いていく主が気になっている。
やがてその贈り主が近くの花屋の店員ジヒ(キム・ヒソン)だと分かり
クリスマスイブにデートを申し込むがジヒは事件に巻き込まれて命を落としてしまう。
3年後、ソヌに奇跡が起こり事件の24時間前にタイムスリップ。
ソヌはジヒを助けるため、奔走するが・・・

前半は3年前と現代が交錯して少し複雑な作りになっています。
一度見ただけではよく分からないほどです。
しかし中盤からもう一人の花屋の店員スジン(キム・ヒョンジュ)のストーリーが展開されて
物語が面白みを帯びてきます。
テーマは「純愛」なのかなぁ?
でも私の感想をはっきり言ってしまうと、男が思い込み激しすぎ。
しかも「花を贈ってくれた女性ならどっちでも良かったのか?」という突っ込みを逃がすエピソードが見当たらない・・・
終盤からラストにかけての雰囲気は好きでしたが。
もう一度ゆっくり見てみよう。

私は邦画の特に恋愛ものは殆ど見ません。(やくざものも見ないけど)
安っぽいドラマの延長のような感じがして、映画館で見るのは勿体なくて。
家でビデオやDVDで見る分にはいいのですが。
で、このホワイトクリスマス、邦画のラブストーリーの雰囲気が漂ってました。
アメリカ映画並の制作費や脚本に恵まれているわけではないので仕方ないのでしょうが、
出演している俳優さんもなんとなく日本的。
あくまでワタクシの主観ですが。
ソン・スンホンは若き頃の石黒賢を思い出させ、キム・ヒョンジュは日本のカワイイタレントみたい。
キム・ヒソンだけがコリアンビューティとしての威光を発揮していました。
演技も私の今までのヒソンのイメージが少し変わりましたね。
私にとってのヒソンはまさに「敗者復活戦」の彼女だったので。
今回はちょっとしっとりした美人を演じていましたよ。
メイクも比較的ナチュラルでした。
ヒョンジュは可愛いです。そのことに異論はありません。
でもなぁ・・・もう一皮脱皮して欲しいような気がする。
可愛くて好感がもてるだけに、いい女優さんになって欲しいです(ってこの映画1999年の映画でしたわ)。

あとは日本語のタイトル。
これはハズレかと。どこがホワイトクリスマスか。
原題の「カラー」はColorではなく花の名前。
ソヌのデスクに置いてあった花がカラーだった。
原題のままで良かったのではないかと思いますね。
映画の中にも出てきますがカラーの花言葉は「清純」。
「清純」のイメージは二人の女性のどちらなのか、それがラストへのヒントだったのかも。

敗者復活戦~2回目~

2005-03-09 | 映画
「敗者復活戦」2回目

分かりやすいストーリーがお気に入りのこの映画。
インフルエンザでへばっているワタクシにはピッタリと
ヒマにまかせてもう一回見てみた。

で、ふられておかしくなってる役のキム・ヒソンを見ながら
昔の自分を思い出してしまったのである!!
私も結構こんなんでした。
「私が死ねばアイツは罪悪感にさいなまれるはず。」
とか思ってたよ・・・重いなぁ、昔の私。
そんな私を今の夫が待っててくれたんでした。
ま、チャン・ドンゴン様のようないい男ではないけど、
顔の形がちょっと似てるかも(笑)

付き合うようになる前からさりげにおそろいのキム・ヒソンさんとチャン・ドンゴン様。
かたや黒のTシャツにかたや大きいチェック柄のシャツ。
どちらもしっかりD&Gのロゴ入ってましたよ。
チェックのシャツお似合いで可愛かったのはドンゴン様でした。

それにしてもドンゴン様が前に付き合ってた彼女との関係はどうだろ?
だってドンゴン様獣医なのに、彼女動物嫌いなのだ。
彼女は画廊やってるのにドンゴン様はピカソしか知らないし。
そりゃ付き合い続けるのは無理だよ。
だからって二股かけていいって言ってるわけじゃないけどな!彼女!!

インフルエンザで弱ってたワタクシ、チャン・ドンゴン様の優しさにホロリときてしまいましたよ。

日曜洋画劇場「チング~友へ」見ました

2005-01-23 | 映画
んー・・・
やくざ映画が苦手なワタクシとしましては
たとえ「チング」がテーマだったとしても
最後まで見るのがちとキツかったです。
しかもチャン・ドンゴン扮するドンス、思いっきりチンピラだし。
かっこいいチンピラ姿なのが、また却って情けない(^^;;
チャン・ドンゴン好きのワタクシとしてはいささか消化不良気味。
『敗者復活戦』でも見ちゃおっかなっと。
ミーハーな感想ばかりではなくまともなことも書こう。

てなわけでここからネタバレしていますのでご注意くださいね。


まず子ども時代の話がサラリと過ぎてしまいました。
映画だから限られた時間なのは分かるけど、結局このあたりの表現が少なかったせいか
最後までこの4人がどうして「チング(親旧)」になるに至ったのかが曖昧なままでした。
高校時代になると大人4人が高校生の役を演じているので
画面が渋すぎる・・・
そしてあまりにも迫力ある高校生なのでした。
やくざものの苦手なワタクシは「男の友情もの」ってセンで見ようと心に決めていたのですが
その友情の描写がイマイチ。
しかも4人の「チング」なのにヤクザの親分の息子ジュンソクと
引越屋の息子でやくざの世界に足を踏み入れてしまうドンスと
サンテクという友人の3人の関係ばかりがクローズアップされて
(これが三角関係みたいなのだよ・・・)
もう一人のジュンホはおざなりで置き去り。
しかしジュンソクはどうして他の3人をそんなに「チング」と思っていたのか。
やっぱりやくざの息子だから仁義とか義理がたいとかそういうのなのだろうか?
テレビ放送なのでカットされているのかもしれませんが
どうもそのあたりが不明瞭で分かりにくかったです。

最後のドンスの暗殺を指示したのがジュンソクだったかどうかってのは
裁判は「すべてをかぶって」自分が指示したことを認めたっていう表現だったんだけど
本当はどうなの?
私は絶対暗殺指示したと思うのですが。
傘売りの人とかスタンバイしてたわけだし。
ま、どちらにしても4人の関係をもう少しじっくり描写して欲しかったですね。
ちなみに一緒に見た夫は
「面白かったわー」
って言ってましたので、男の人には面白く感じるのかもしれません。
女には分からない理屈じゃない男同士の友情ってことなのかしら?

『友へ~チング~』日曜洋画劇場に登場です

2004-12-26 | 映画
1月23日、チャンドンゴン主演『友へ~チング~』が日曜洋画劇場で放映されます。
これだけ韓流ブームになっているんだから
洋画劇場でももう少し時々韓国映画やってくれたら嬉しいのになぁ。
もちろんアメリカ映画好きな方もたくさんいらっしゃるので(私も好きだし)
時々でいいんですけどね。

チャンドンゴンが好きなのに、ラブストーリー優先でまだ見ていなかったので
来年の放送が今から楽しみです。

「敗者復活戦」~普通のラブストーリー~

2004-12-17 | 映画
チャン・ドンゴン主演『敗者復活戦』です。
ちょっとネタバレしますのでご注意を。

ストーリーは恋人にフラれた二人が恋に落ちるっていう
ありがちなラブストーリーです。
チャン・ドンゴン様は動物のお医者さん(サファリ勤務)です。
相手役はキム・ヒソン。彼女はフラれてちょっとおかしくなってる役。
あんなおかしくなって、取り乱してる女の子を
「カワイイ~」と思って好きになっちゃうかどうかはちょっと疑問だけど
男の人の心理は分からんですから。

とにかくチャン・ドンゴン様、いい男ぶり全開です。
私は夜中に二回も続けて見てしまいました。
ラブストーリーに恵まれない(ように思うのはワタクシだけ?)チャン・ドンゴン様の
これはいけてるラブストーリーなんじゃないでしょうか。
台詞も多いし。
(なんかチャン・ドンゴン様って台詞の少ない役が多いように思えるんですけど・・・)
海に落ちて溺れそうになっているキム・ヒソンを助けに行くシーンなんかもう!!
口あいて見てましたから。
そしてラストのキスシーン。
もう心臓バクバクいってましたよ、わたしゃ。
彼女の気持ちが落ち着くのを待ってあげるいい男役が似合ってました。
これもチャン・ドンゴン様プロモーションムービーってことで。
軽くて申し訳ないんだけど、私の中ではNo.1チャン・ドンゴン様出演作かも。

ストーリーはありきたりだし、演出も脚本も特別に奇をてらったところはないけれど
安心して見られるラブストーリーでした。
ドロドロもなく出生の秘密もないけど、こんな普通のラブストーリーを
韓国語で、韓国の俳優さんたちの出演で見られるのも幸せ。
いい時代になりました。

純愛中毒~ビョンホン中毒。症状は胸焼け?~

2004-12-15 | 映画
久しぶりの韓国映画である。
ここのところドラマばかり見ていたので、たまに映画を見ると新鮮。
だって2時間で問題解決するわけですし。
ま、解決しないことや、そもそも問題にさえなんないような映画も多いんですが。

さて純愛中毒はイ・ビョンホンのプロモーションムービーでしたよ、はっきり言って。
ストーリーは・・・やっぱりそう来たかって感じですね。
でもそれなりに見ごたえがあって、前半はちょっと退屈なところもあったんですけど
後半は・・・
イ・ビョンホンの表情の演技がすばらしいと思います。
わが心のオルガン』とは別人のようでした。
ところでヒロインなんですけど、それほど魅力的に感じなかったです。
うーん。普通っぽい。
それはそれなんでしょうけど、ビョンホンの相手役なのに!
と思うのは日本人だけなのかしら?

とにかくビョンホン好きにはたまらない映画なのではないでしょうか。
私はこのところ「美しき日々」の室長でおなか一杯だったので
いささか胸焼けしてしまいましたが。
『胸焼けするほどイ・ビョンホン』な感じがなんとも。
まさに『イ・ビョンホン中毒』。言い得て妙。

ミーハー気分で見てはいけない~ブラザーフッド~

2004-11-20 | 映画
軽はずみな気持ちで見たことを後悔してしまいました。
隣の国であった戦争がこんな悲惨な戦争だったなんて
歴史の知識としては知っていてもリアルではありませんでした。
もちろん映画だから演出されているんだけど、現実はもっと悲惨だったんだろうと思うと
胸が苦しくなります。

突然の徴兵で朝鮮戦争に行かなければならなくなった兄弟。
心臓の悪い弟ジンソク(ウォンビン)を除隊させるために武功勲章が欲しい兄ジンテ(チャンドンゴン)は
無茶で危険な任務や強引な方法でどんどん出世していきます。
しかし、出世すると同時に人柄が変わっていく兄を尊敬できなくなるジンソク。
そして二人には壮絶な運命が待ち受けているのでした。

戦争の描写がかなりキツイです。
昔「バンドオブブラザーズ」というアメリカのドラマを見たことがあるのですが
それを思い出しました。
「バンドオブブラザーズ」は太平洋戦争を描いた戦争ドラマで最後はアウシュビッツだったと記憶しています。
「ブラザーフッド」の最後は38度線の攻防でした。
チャンドンゴンはこういう男くさい役がほんとに似合いますね。
優しい兄の姿も戦地で変わっていく兄の姿も見事に演じていました。
ウォンビンも恋愛ものの王子様から脱皮した感じですね。
見ごたえ十分でした。

今も世界では相変わらず戦争が起こっているけど、
戦争が人の命を命とも思わないような現実を孕んでいるということ、
その狂気に人は巻き込まれていくということ、
本当に平和であるということがどういうことなのか考えさせられた映画でした。
オススメ映画です。
但し夜中に見るのはあまりお勧めできませんが。
ワタクシ、夢に見てしまいうなされてしまいましたので・・・