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ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

「ハンチョウ4」第4話

2011-06-01 | 「ハンチョウ」


ハンチョウ4 第3話

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十

そういえば仁先生ところで出てた牢名主役宇梶さん、こっちでは警察の偉いさん役だ。
悪そうな偉いさんに見えてしまうけど。
村雨をスカウトしてる高野役ですな。

いい警官ってどういう警官なんだろうかというテーマ?
「正義を貫こうとする勇気と強い意志」だそうだが。
警察官の誇りは、キレイ事と現実の間で板挟みになる。
シーズン4の最大のテーマ『偽善』に関わる問題ではある。

定年間近の交番勤務の警官(柄本明)が殺人事件の犯人の目撃情報について
偽証してる様子。
彼はいい警官と地域では評判だった。
高校生の男の子が捜査線上に上がって、そこに疑いを持った安積は
警官が彼を庇っていることを知って、真実を知ろうと警官を問い詰める。
警官は海で死んだ息子と同じ名前のその男の子を、自分の息子のように思って
彼が夢をかなえるために、とうとう自分が殺したと言い出す。
真実は彼に振られた女の子がその腹いせに彼を痛めつけようと男を使い、
男と揉み合って殺してしまったという経緯。
とりあえずその女の子が強烈に鬱陶しい感じが出てて凄い。
というか、そのストーリー展開、キツイです。
その女の子って罪に問われないんだろうか?
それに関しては「まったくなんて女だ」くらいの台詞で、ドラマの中では殆ど言及されていないけど、
すごく悪質じゃないのか?
説教くさいTBS月8がまさかこのテの問題を持ち出しておいて放置するとは意外。
なんとなくシーズン4は風呂敷広げ過ぎて、畳み切れないまま終わる回が多い。
今のところ。

結局男の子が自首して、警官は懲戒免職。
でもその結末にすっきりしない安積班。
「あの二人は事件のあった日、選択する道を間違えたんだ。
 道を間違えたらそのままその道を進むか、元の道に戻るしかない。」
の村雨の台詞は、簡単なようで本当はどちらを選択するのも難しい、と思う。

安積のはからいで懲戒免職になった警官を神南署の皆が敬礼で送ったシーンでホロリ。
年のせいか近頃涙もろいワタクシでありますよ。


「ハンチョウ4」第3話

2011-05-20 | 「ハンチョウ」

ハンチョウ4 第3話

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十

3話は家庭内のDV問題。
シェルターに匿われている夫のDVから逃げている女性がひったくりの被害に合った。
現場に須田と黒木のおかげで、シェルターの存在が明らかに。
ストーリーとしては須田エピなのか?
ハンチョウでたまに須田エピがあるんだけど、コントみたいで苦手だ。
夫から逃げている女性に小沢真珠、シェルターの代表に南野陽子という顔ぶれである。
南野がシェルターの場所を教えろと襲われるんだけど、それを村雨と桜井が助ける。
そのとき小沢の夫は職場にいて、共犯者がいるのか?とハンチョウたちは疑う。
しかし疑惑の夫は殺害されてしまう。
犯人は共犯だと思われていた男だったんだけど…

うーん。

事件にどんでん返しを用意したせいで、DV問題の扱いが中途半端になったと思う。
突き詰めると厳しい問題ではあるけど、わざわざこの枠で取り上げたんなら
説教臭くなっても偽善っぽくなったとしても、もっと踏み込んで欲しかったなあ。
DVにあった女性たちはいつまでも暴力に恐怖感があるというのは、描写されてはいたけれど。

シーズン4は、ハンチョウが偽善者なのかどうなのかという大命題を抱えているわけで、
その大命題の着地点をどこに求めるのか。
まだ3話だけど、最終回に向けてもう少し1話1話大切にストーリーを纏めて欲しいいと思う。


「ハンチョウ~シーズン4~」第2話

2011-05-06 | 「ハンチョウ」

ハンチョウ4 第2話

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十

替え玉殺人は刑事もののストーリーとしては使い古された感はある。
でも今回の『ハンチョウ』は過去に無差別殺人犯に目の前で友人を殺され、
自分だけが生き残ってしまった女性が死にたがっているという話に
絡めながら展開していく。

替え玉殺人を実行した女の母親は、娘可愛さに殺された女が自分の娘だと偽証。
過去に通り魔に殺された娘の母親は、一緒にいて生き残った友人に
「どうしてあなたが生き残ってるのっ」
と混乱状態で彼女を責める。
娘への愛のゆえに、どちらの母親も間違いを犯したけど、
また娘への愛情ゆえに、自分の罪を悔いて真実を告白する母親と
生きていてはいけないと思い詰めた女性を救うために、
殺された友人の母もまた、彼女をかつて責めたことを後悔していた。
謝罪し、生きて欲しいと涙ながらに話すその母親と一緒に
「生きることで救われる人たちがいるんだ」
と説得する安積。

そして届いた一通の封書には、缶のプルトップが一つと一枚の手紙。
『お前は偽善者だ!』
映像はまた1話冒頭の安積が撃たれるシーン。で終わりなんですが。

今のところ展開としては悪くない。
登場人物が若干増えて、ストーリーに連続性を持たせたのも
視聴率対策としては効果があるのだろうし、そもそもシーズン4まで来たんだから
数字はそこそこ取れてるはずだし。(←あんまり興味ない)
でも安積撃たれるシーンの安売りはもういいかな。
『お前は偽善者だ!』は最終回に持っていく大事な伏線だと思うから、いいとして。
でも月曜8時のパナソニックシアターはいつも偽善的な台詞に満ちているじゃないの。
『水戸黄門』だってさー。
この枠は独特の説教臭さが売りなんじゃないのか、と思ってたのに。
ここにきてその説教臭さを偽善者呼ばわりして否定されると、なんか困るわ~
「偽善じゃないのよ、これがTBSの月8なのよっ
と開き直って見るべきか。
TBS、こんな大命題を掲げて大丈夫なのか?と思うシーズン4である。

大変満足なのは宇梶が中村俊介をヘッドハンティングしてるとこなので
俊介の出番が多い。ありがとー、私へのサービスなのね?
そして不満なのは、おじんライダーの細川茂樹が全然出てこない
『ハンチョウ』のコメディ担当は彼なのに、あの息抜きがないと月8のリラックス感が失われるわあ。
白バイ隊の制服がイマイチなのは分かるけど、もっとライダーを出してください。

「ハンチョウ シーズン4」初回スペシャル

2011-04-25 | 「ハンチョウ」


ハンチョウ4 初回スペシャル

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十

ハンチョウもとうとうシーズン4。
TBSの月8、パナソニックシアターと言えば今やハンチョウと水戸黄門である。
佐々木、いい役もらえたなーと。
私の場合中村俊介目当てというちょっとコアなファンかもしれないけど。
何気に細川茂樹も好きだが。

初回2時間スペシャル、いきなり安積が撃たれるシーンから始まったのでびびった。
ハンチョウ、もしかしてラストシーズンなのか?と。

連続爆破事件が20年前のひき逃げ事件に関連するのではないかと推理する安積。
爆破犯はひき逃げ事件の被害者遺族。
そして狙われたのはひき逃げ犯。これ、救われないわー。
「なんでもかんでも正直に話してたら、こんな世の中生きていけないんだよ。
 きれいごとじゃねぇんだ。」
と狙われているであろうひき逃げ犯の言い分、微妙。
「過去に人死なせた人間は幸せになっちゃいけないっていうのか。」
その言い分は分かるけど、社会的に償ったとはいえ結婚した妻にも
その妻の連れ子の娘にも何も話していない。
戸籍上は奥さんの籍に婿入りしたから、もう以前の自分はいないなんてすげー言い分だ。
幸せになるならちゃんと自分自身として幸せになれと。
そう思ってたら安積、言いましたよ。
「過去に自分が犯した罪を隠したままで、本当に幸せになれるんですか?」
まあ人間は弱いから、そんなに簡単じゃない。
このひき逃げ犯だって自殺しようとしてたのを、今の奥さんと娘さんが救ってくれたんだ。
加害者も被害者も傷つくようなことが、世の中にはあるんだよね。

家族に隠していたつもりだったけど、奥さんも娘も前科は知っていて、
それをすべて受け容れていたんだって。
強いなあ、女たちは。
でも、ひき逃げ犯の方を良く描き過ぎだ。
復讐以外の生き方を見出せなかった被害者遺族の描き方がちょっと。。。
爆破犯に「正当な復讐だ、正義の行いなんだ。」って言わせるのがねぇ。
この国が犯罪者を守るから、復讐するんだって少年法に対する問題提議とか。
8時台のドラマによくある安っぽい感じがする。
「多少の犠牲は仕方ない。」
と自分を正当化する復讐犯に
「この世に仕方なく犠牲になっていい命なんてないっ」
て怒る安積なんだけどさ、やっぱり加害者よりに描かれてる感が強い。
元加害者側が月命日に墓に参ったとかどうとか、どれだけひき逃げ犯の肩持つんだ。
被害者遺族にすれば月命日に参ったからって気が済むってもんでもない。
中途半端に少年法とかに触れないで、もう少し被害者側の心情をしっかり描いて欲しかった。

でもまあ。
「きれいごとで生きられる世の中って、俺はいい世の中だと思う。」
という村雨の台詞、月8にありがちな説教臭さだけど、
でも私もそういう世の中になればいいとやっぱり思う。

本庁に広域捜査班が設置されることになって
その班長に高野(宇梶)が。
高野は村雨を引き抜きにかかり、安積には『お前は偽善者だ!』と書かれたカードが届けられる。
そして最初の安積が撃たれるシーンはやっぱりこのシーズンの最終話まで引っ張るんだろうね。

そして、どうした『ハンチョウ』4話まで一気に予告。
撮影した分全部出したんか?という勢いである。
あらびっくり。