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ちょびっと♪日記

映画やドラマ、好きなモノについて、日々のいろいろなことをちょびっと♪書いてます。

「ハンチョウ~警視庁安積班~」第2話

2012-04-24 | 「ハンチョウ」


『ハンチョウ~警視庁安積班~』 第2話

安積 剛志  …  佐々木蔵之介  警視庁特捜一係係長 警部補
尾崎 誠   …  小澤征悦    警部補
小池 竜也  …  福士誠治    巡査
結城 沙緒里 …  比嘉愛未    巡査

丸岡 喜一郎 …  六平直政    警視庁鑑識課第四分室主任 警部
木村 千春  …  加藤夏希    警視庁鑑識課第四分室巡査

城戸 章弘  …  合田雅吏    警視庁捜査一課 管理官 警視
真山 塔子  …  高島礼子    警視庁捜査一課 課長 警視正
川口 総太郎 …  里見浩太朗   刑事部長 警視監


ちょ、安積さんめっちゃアウェー。
所轄から警視庁特捜一係の係長に出世と思いきや、やっぱり陸の孤島に左遷なんである。
そして一課とばしばし対立するんである。高島礼子、気合入り過ぎ。コワイ。
かつて一課の担当だった冤罪事件の再捜査を特捜にされるって、それはプライド傷つくだろうけどな。

10年前のストーカー殺人の被害者の父親が仮釈放で出てきた矢口を殺そうとして…という展開で、一人ずつ容疑者になりそうな人を潰していくストーリー。
矢口は殺人予告と殺人の犯人ではないし、10年前も冤罪だと思われる。復讐心にとりつかれた10年前の被害者の父親も違う。
となるとはてさて。
視聴者はキャスターの西森直子か?とミスリードされるはずなんだけど、尺的にも演出的にもそこまでするつもりはなかったようだ。

キャスターの西森が功名を焦って、矢口冤罪の決定打になった目撃証言を謝礼と引き換えに無理に引き出したのが10年前の真相。
で、今回の真相は案の定河相我門だし。
ペットショップの店員であり10年前の被害者に好意を寄せていた中谷(河相)は矢口を支援する会の会長だった。
彼は愛情を受け容れてもらえないと暴力に訴えてしまうという二面性を持っていた、って説明してくれました。
みんなかわるがわる台詞で説明してくれるんである。
あと刑事部長、時代劇がかりすぎて他のメンバーが間の取り方に苦労してるんである。

最終的には一課課長・真山の態度は今回の事件の顛末により軟化して、特捜ってどこ所属?と思っていた私の疑問は解決した。
捜査一課の一員らしいです。
そして係長ってずっと呼ばれるのかなあ?違和感あるなあ?と思ってた件も解決。
部下の結城が「班長」って呼ぼうと言い出しましたので。タイトル『ハンチョウ』だからね、そこは譲れないでしょ。

あと安積は女性の部下と組むと決まっているのか?
神南署時代も水野と組むことが多かったし、今回も結城とラーメンばっかり食べてるので。
まあ尾崎・小池コンビもなかなか良いのではあるが、班のメンバー数が減った分一人一人にふられている役の重みが増えそう。
尾崎はかなり重い役を振られているようである。

若手の演技が暑苦し過ぎるな、正直。若手じゃないけど小澤も暑い。(←この人、いつも暑いか;)
佐々木もあっさりした演技というセンでハンチョウはやってないので、全体的に暑苦しい。舞台芝居みたいである。
舞台芝居は舞台芝居として面白いけど、テレビドラマだからなーそこまで暑苦しくなくていいです。
まだみんな緊張して力入ってるって感じなんだろうか。
クールビューティの村雨さんが懐かしい、私のオアシスだったのに~;
んー。でも刑事ドラマの男性スーツ率。福士のかっちりスーツ姿。←福士くんみたいな生真面目そうなの好きなんだよ~
ちょっとお間抜けキャラだけど、で、それがまだハマってないけどもう少し見慣れて演技が活き活きしてくれば、新しいオアシスになる可能性高し!!

「ハンチョウ~警視庁安積班~」第1話

2012-04-19 | 「ハンチョウ」


『ハンチョウ~警視庁安積班~』 第1話

安積 剛志  …  佐々木蔵之介  警視庁特捜一係係長 警部補
尾崎 誠   …  小澤征悦    警部補
小池 竜也  …  福士誠治    巡査
結城 沙緒里 …  比嘉愛未    巡査

丸岡 喜一郎 …  六平直政    警視庁鑑識課第四分室主任 警部
木村 千春  …  加藤夏希    警視庁鑑識課第四分室巡査

城戸 章弘  …  合田雅吏    警視庁捜査一課 管理官 警視
真山 塔子  …  高島礼子    警視庁捜査一課 課長 警視正
川口 総太郎 …  里見浩太朗   刑事部長 警視監


ハンチョウが警視庁に異動になって新シーズンスタート!!キャストも一新!!相棒ゲスト出演者と被りまくり!!
異動先はアウェー(公式HPより)だって。問題満載の班を任せられる安積さんである。
村雨さんいないし。いやだあ~(泣)
速水さん、いないしっ!!水野さん…(神南署に帰りたい~)
福士くん好きだけど、もうちょっと渋い男前ください~。軽いで、小池役。
小澤さん、嫌いじゃないけど…

今回から原作なしのオリジナル展開、リレー脚本である。大丈夫か?(相棒で不安を感じ過ぎている私)
一応原作・今野敏と銘打っているので、途中、原作ありのエピソードが入ってくるのかもしれないが。
で、問題児が集められてるっぽい部署なんだよね、特捜。
で、その後ろ盾が刑事部長ということなのである。それなんて特命係?感じではある。まあ堂々と捜査できる部署だから違うと言えば違うけど、なんか色々混ざってる感じする。おみやさん、とか。

さて、10年前のストーカー殺人冤罪事件を掘り起こしてしまいそうな特捜。
当時の事件の犯人逮捕に繋がる報道をしたキャスターのもとに殺人予告の脅迫メールがっ
今は脅迫も脅迫状じゃなくてメールなのか…味も愛想もないと思っちゃうのは私だけ?

そして起こった新たなる殺人。キャスターが怪しいぞ!!
というわけで初回は2話完結ということのようである。

今までのハンチョウとはかなり色も味も違うせいで、戸惑っている。まだ安積らしいキャラクターが活かされていないし、他のキャラもつかめていないので。キャラ的にちょっと面白そうなのは鑑識の二人かなー。加藤夏希が意外に良さそうだ。
捜査一課と特捜との対立構造に刑事部長の意図や組織の云々を絡めて引っ張る展開で来るんだろうと思う。
これまたどこかで見た構図なんだけど、最近の刑事ドラマって事件そのものよりもこういう組織の内部構造のストーリーで1クール見せるというパターンが多いのは、良くも悪くも『相棒』の影響、なのかなあ。
そういう意味ではストロベリーナイトは、事件がセンセーショナルで露骨に組織がどうこうってのがなくて面白かったかな。
いまどき西部警察でもないだろうけどさ、アレはアレで面白かったというかスカッとしたというか、有り得なさがまさにフィクションの刑事ドラマだったわけで。
あそこまでぶっとんでなくてもいいんだけど、刑事ドラマ、もう少しぶっとんでくれてもいい。
私は文句を言いながらでもついていくぞ。(文句は言う)
もちろんハンチョウにぶっとびは期待していないが。

刑事部長役に里見浩太朗を起用ってこれ水戸黄門じゃないよね?と二度見してしまった私。
現代劇は厳しいかなあ、なんか含みのある役どころなんだけど人の良さそうなおじさんという感じで。
そして冤罪?のストーカー殺人事件の犯人は『相棒ten』の神戸くん贖罪回でやっぱりストーカー殺人の冤罪を訴えて自殺した役者さんだった。
なんでこんなに役者被ってんだ、集中して見られないじゃないかー。

「ハンチョウ4」最終話

2011-08-10 | 「ハンチョウ」



ハンチョウ4 最終話

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十



わあいっ!!
おじんライダーがキタッ!←そんなに好きか?
いやもう、ハンチョウの唯一のコメディ担当だけに笑わせてくれと思ったが
流石の最終回、今回の出番はシリアス気味。(あくまでも気味)

それはそうと、安積さんですが一命は取り留めました。
あいや、良かった。
これでとりあえずシーズン5の可能性に繋がったし。

警視庁捜査本部に所属している滝本っつー警部、コイツものっそ悪い。
なんだか刑事局長の息子のひき逃げ隠ぺいのために動いているみたいなんだけど。
その重要な目撃証人・内藤という男が須田に助けを求めてきて、安積班で守ると決断する村雨、カコイイッ

そして病院を抜け出して滝本警部と直接対決する安積。
隠ぺいは正義なんだって。
刑事局長は警察の未来を担う法案(冤罪とかなくすための)を通すための重要人物だって。
滝本は隠ぺいのために安積を狙った男、元刑事の妹に偽証させたが
その妹は偽証の罪の意識に苛まれて、ついに自殺してしまった。
滝本と付き合ってたみたいなんだけど、それを兄に言うことはできず
結局安積に全てをなすりつけて、その兄をミスリードした。

「自分を殺そうとした男の前で、そんな身体で怖くないのか?」
とじわりと安積に近づく滝本に
「怖がっているのはアンタだ。アンタは自分がしたこともその罪から逃れられないことも分かっている。」
と半ば憐憫の眼で見る安積さん。
いやもう。
それでまた証人が怯えきって銃を持って自分の身を守ろうとしているのを、撃とうとする滝本の前に登場するよ、安積。
「おおきな正義のために、警察が生まれ変わるために~」
などととやかく言う滝本に
「お前はただの人殺しだ。人の命を奪っておいて何が正義だ。
 俺たち警察官の正義は人の命を尊ぶことだ。その正義のために日本中の28万人の警察官が
 今この瞬間も闘っている。俺に何発撃ち込もうと何度殺そうと、その正義が死ぬことはない。」
そして矜持ときたもんだ。
かっこいいー安積っ!!漢(おとこ)だねっ、だって矜持だよ、ちょっと恥ずかしいよ。

刑事局長んとこに行って事件の経過を報告したところ、
「君のような警察官がいて誇りに思う」
って普通に褒められた。
『相棒』ならもうひとひねり、この刑事局長も悪者か?ってなるところなんだろうけどね。
で、みんなで高野の墓参りに行くんだけど、墓がキリスト教式だった…
高野、クリスチャンだったのか?ていうかこれは微妙に『相棒』をパクってないか?
一番それっぽくない人なのになんか無理やり―。

とりあえず完走したぞっ、長かったなハンチョウ4。
シーズン4を見ていて思ったこと。
まずこのドラマは警察の啓蒙活動か。『日本全国28万人の警察官がっ』て何度か言ってたような。
それと正義っていうのは曖昧だなーってこと。
時代の道徳観(法律とも言う)に左右される。当然と言えば当然だけど、結局絶対的正義なんてどこにもないんだろうか。

そして最終回に安めぐみが出てこない不思議。このままフェイドアウトか?
そもそもシーズン5はあるのか?
できれば塚地をフェイドアウトしてもらいたいんだけどなぁ。コント臭がシーズンを重ねるごとに増しているので。

あと刑事ドラマと言えば『相棒』という今の風潮に流され過ぎてる感あり。
『相棒』は『相棒』の、『ハンチョウ』には『ハンチョウ』の魅せ方があっていいと思うんだけど。



「ハンチョウ4」第11話

2011-07-29 | 「ハンチョウ」


ハンチョウ4 第11話

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十


高野、安積庇って死んでしまいました…これって殉職にはならないのかなー
いやでも銃殺だし、事件の詳細が明らかになったら殉職扱い?
これって安積さんにはかなりキツイ状況ですよ。
しかも3ヵ月前から色々脅迫めいたものが送られてきていたのに
捜査してなかったことが明らかになってしまったので、安積の立場も微妙だし。
結局資料室で待機ていうか、謹慎?
まあ安積さんがうろついてたらまた誰かが撃たれるかもという本庁の判断も、あながち間違いではない。
でも安積が閉じこもってたら犯人を割り出せるかというと、それもどうかと。

この手のストーリーは大誤解大会そして逆恨みコースが定番ではあると思う。
今回は現職警官が妹の自殺を安積のせいと逆恨みして~という展開だった。表面上は。
でも安積がその警官の妹と深い仲(男女関係)になって、騙された挙句に自殺した。
それを恨んで兄が凶行に及んだというのは、一見筋が通っているようで違和感ありあり。
2時間サスペンスあたりならありそうなストーリーかもしれないけど
そもそも安積に女の影なんてない。水野と山口(安めぐみ)との三角関係らしきものさえ
さっぱりと排除されているのに。
そしてまたそのストーリーを語ったのが、本庁の警部なんだけどコイツ怪しいぞ、多分。

捜査線上に表れた過去に銃の密輸に関連してた男とその現職警官が繋がり、
銃密輸の男のガンマニアショップに踏み込んでみれば、容疑者の警官は殺害されていたという展開。
安積班の捜査が後手後手に回っているのも捜査本部から情報が漏れてる疑いがあるし、
今度はそのガンマニアショップの男を主犯格容疑者に仕立て上げようとしているから
やっぱり本庁の警部怪しいわけですよ。

警察組織内部の云々も使い古された手ではある。
『相棒』なんかでは再三再四に渡って使われ、もはやついた手垢が磨かれている勢い。
うーん、次週最終回に続く。

というところで班長、撃たれちゃったし。
安積さん倒れる演技スゲーだし。

そして今回、安めぐみワンシーン。細川茂樹、出番皆無。
安積さんと安積さんの娘涼子ちゃんの危機なんだから、常日頃から涼子ちゃん涼子ちゃん言ってる速水を出せと言いたいッ!!

「ハンチョウ4」第10話

2011-07-21 | 「ハンチョウ」



ハンチョウ4 第10話

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十


ちょっと、村雨さんが珍しく声を荒げてますが。
若い子が事件に巻き込まれて、その子が「どうせ俺なんて~」って言ったときに
「二度と言うなっ!」て怒ってた。
「俺たちは何のために警察官をやってるんですかっ!人が一人死んでるんですよっ」
と安積に盾ついたし。

本庁との合同捜査になって、村雨を引き抜こうとしている高野が本部を仕切ることになったせいで
村雨も冷静ではいられないし、安積さんも高野から「村雨をこんなところで飼い慣らすつもりか」と言われて何か考えてる模様。
安積が指揮から下りて、村雨に任せたことで安積班に混乱が起きて
水野が直接安積に掛け合うが、
「俺はお前たちを一人の刑事として評価している。離れていても安積班の信頼関係を信じている。」
と言って村雨に従うように諭す。

今や村雨の本庁特捜部への引き抜きの話は安積班全員の知るところとなってしまう。
事件は安積の指示による鑑識の捜査で犯人特定、解決となるんだけど
村雨は高野にもう暫く安積班で一緒に捜査を続けたいと引き抜きの話を断る。
そのとき「出来る限り長く~」って言ってたので、ん?と思った。
やっぱり今回はラストシーズンなのか?

最後、安積と高野と村雨が3人で屋台で呑んでいる時に安積を狙う銃口に気付いた高野が
二人を突き飛ばすが、その時に撃たれてしまうという展開。
高野氏の生死やいかに?
そしていよいよ狙われている班長の全容が明らかに?

今シーズンはほんっとうにおじんライダー細川茂樹の出番がない。
どういうことだ?ハンチョウのコメディ担当だというのに。
コメディ要素を排除してシリアス路線の今シーズンでは、細川があまり出てくると微妙ってことなのか。
それと安めぐみちゃんも全然出番なし。
結果として男性陣ばっかりで構成されている画面、しかもみんな似たような濃グレーとか黒のスーツ姿で。
唯一の華は黒谷友香なんだけど、こちらも出番が削られている傾向が。
3シーズンのときなんて、安ちゃんと黒谷さんでハンチョウ取り合い?三角関係?
みたいになってたのに…つまんない。
中村俊介の出番がすっごく増えてそれ以外の役の出番が全体的に削られた印象。


「ハンチョウ4」第9話

2011-07-11 | 「ハンチョウ」


ハンチョウ4 第9話

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十


いやん、紅一点クールビューティの水野さんが
「刑事を追っ払うための嘘かもしれないわ」
なんて、追っ払うなんて言葉使わないで~

ちょっと視点変えてみました。なんのこっちゃです。
桜井くんが銀行強盗の容疑者の妹の向かいの部屋の張り込みを、桜井にっていう。
なんかフォーリンラブしそうだぞ?大丈夫なのか、桜井。
課長の「相手は女性なんだから水野の方がいいんじゃないのか?」という台詞に
「あいつだとなんか目立つんですよねぇ…」と班長。
そうね、クールビューティだから目立つわ。

そしてこちらもクールビューティ(?)の村雨さん、いつもはかっちりスーツ姿ですが
桜井の張り込み部屋でネクタイ緩めてシャツのボタン一個だけはずしただけなのに
妙にリラックス感アピールがあるのは何故?
…というより今回、私の視点がおかしい、どうした私。

張ってる女の子が酔っぱらいに絡まれて、つい助けに入ってしまった桜井くん。
ふぅ~ん?
班長の指示もあって、ボディガードさながら彼女にくっついてまわって、
須田にも
「俺の彼女に手を出すなって顔してた」と言われる始末。
桜井くんに実らぬ恋かー。可哀そうだ。マジで。
なんか桜井ってそういう気持ちにさせるキャラなんだよ。
結局彼女の兄ちゃんが妹のためにお金を持って現れて、確保されるときに桜井刑事バレしちゃって。

銀行強盗の大ボスは妹がアルバイトしてる喫茶店のマスターで、
彼女が危ないっ!!桜井登場っ!の展開ですが。
桜井に犯人の気持ちを引きつけといて最後は持っていく村雨。
「銃を、下ろせ。」かっこ良すぎるだろうに。オイ~。

今回は現場に出ないで部下に任せた班長。
桜井と兄ちゃんのフォローに最後、恒例の長台詞で。

そしてお芝居をやっている彼女は、桜井に芝居の公園のチケットを持ってくる。
『嘘つきは恋の始まり』なんて意味深なタイトルだわ~

前回お休みだった班長への謎の手紙などの件は、今回はとうとう携帯にメールがっ!!
『まだ思い出せないのか、人殺し』
穏やかではない。


「ハンチョウ4」第8話

2011-06-30 | 「ハンチョウ」



ハンチョウ4 第8話

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十


安積班が待ち中で容疑者を逮捕するところを目撃した交通量調査の男。モト冬樹。
多分リストラにあって仕事を探している。
家を売って、妻と娘は実家に帰り、自分は泊まるところにも困る生活。
そんなときに、女の子が襲われそうになっているのを助けるときに安積の名を騙ってしまう。
ハンチョウのにせものがモト冬樹~?
ある意味妙に現実感があって、少し笑えてしまった。

モト冬樹とハローワークで知り合って、それ以来一緒に日雇いのバイトをしたり
何かと親しくしている若い男に殺人の疑いがかかる。
被害者は悪質な不動産屋の社長。
ホームレスに声をかけて安いアパートをあっせんするが、法律ギリギリの契約をさせる。
一番弱いところから絞り取る、悪質なやり方だけどだから殺されていいってわけじゃないからなぁ。
モト冬樹は妻に優しさと弱さを勘違いしている、あなたは弱いと言われたことを忘れられず、
安積の名を騙ると強くなれたような気持ちがして、言えなかったことが言えたり人を助けたりできるうえ、
殺人の疑いがかかっている友人の若者を助けようと捜査を始める。
殺された男は若者の恋人の父親を自殺に追いやった過去があった。

目撃者が出て犯人が女だとなると、今度はその恋人を若者が庇ったという展開に。
彼は彼女の罪を被って自殺しようとしていた。
そんなことでしか自分は役に立てない、社会に必要とされていないから。
失望する若者に、モト冬樹は言う。
「今日がどん底なら明日は少しだけ良くなる。その次の日はもう少し良くなる。
 そうやっていつか彼女と幸せに暮らせる日が来る。」
そのメッセージは偽善的に聞こえるけど、やっぱりこのドラマにはそういうキレイ事を言っていて欲しいって思ってしまう。

結局彼は彼女が殺したと思い、彼女は彼が殺したと思って庇いあっていた。
犯人は被害者の妻。
被害者が保険金をかけて社員を自殺に追い込む様子を見ていて、人の命はお金に変えることができるんだと思ったと言う。
それが今の世の中なんだと。

庇い合った若者と中年男、平然と夫を殺す妻とその愛人。
対比させながら見る側に自分がどちら側なのか考えさせる。実際は皆どちらでもなくグレーなんだろうけど。
少なくとも私は純粋に庇い合える側でもなければ、平気で人の命をお金に換えられる側でもない。
その両方の間で、どちらかといえば庇い合って一生懸命生きる側に近いというだけなのかもしれない。

ともすれば重くなるテーマだったが、モト冬樹が安積の偽物になってくれたおかげで
コミカル要素がいいバランスで配置されて、後味のいい回に仕上がっていた。

村雨が
「貧しくても必死で支え合って生きている人たちもいる。あなたの眼にそれが映らないだけだ。」
って犯人に言ったシーン、完全に私へのサービス。
いつもならこれは安積の台詞だと思うけど、安積はモト冬樹の上の台詞をもう一回言わないといけなかったもので、
村雨にその役がまわってきたと思われるが。

―明日はどん底の今日よりも少し良くなる。明後日はその明日よりももう少し良くなる。
 そうやって少しずつが重なって、いつか本当に笑える日が来る。



「ハンチョウ4」第7話

2011-06-22 | 「ハンチョウ」

ハンチョウ4 第7話

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十


最初は女子高校生が肩がぶつかったという言いがかりで男に切りつけられるという事件から始まる。
その女子高生は病院から逃げ出す。
犯人はすぐに捕まり、その犯人から家出をした子たちが食事や泊るところを提供してくれる『神』を探す掲示板があり、彼女はよく“神待ち”をしていたと聞き出す。

その後に一人のお婆ちゃんが自宅で首を吊っているという110番通報が。
おばあさんを調べていくうちに、安積班はその家に出入りしていた女子高生に行き当たる。
女子高生・北村りかは家庭環境が複雑で、自宅に居づらくたびたび神待ちをしていた。
コンビニでおにぎりを万引きしようとしたところを、おばあさんに止められて、一人暮らしのそのおばあさんに何度か世話になったという。
おばあさんはすい臓がんで余命3ヵ月だったが、入院もせず近くの病院に通院で治療を続けていた。
安積はおばあさんが自殺ではなく事件性があるかもしれないと疑い、北村りかに尋ねる。
りかはおばあさんが男と言い争っていたことがあると話し、殺されたのではないかと告げた。

しかしその男を探したところ、おばあさんが亡くなる2日前に死んでいたことが判明。
男はホームレスだがおばあさんのかつての夫で、酔っぱらっての転落死として処理されていた。
それを知ったりかは、おばあさんの家から持ち出した遺書を水野に渡す。
「本当のことを知りたかったから」
遺書には元夫を殺したのは自分だと書かれていた。

誰かを庇っていると悟った安積は、施設に預けられてその後養子に出された息子が
おばあさんの主治医であることを知る。

とまあ、そういう展開ではあるんですがね。
ホームレス、つまり実の父を殺してしまったのは確かにその医者になった息子で、
お父さんから金をせびられていたんだよね。
事件自体は過失致死なんだけど、それをおばあさんが目撃していて息子の罪を被って自殺した。

今回はあちこちで『神』騒ぎですわ。
家出少女は神を待ち、北村りかはおばあさんを「神待ちしている私にとっては神さまだ」と言い
おばあさんは息子を最期にやっと会えた「神さま」と話し。
そしてその息子は実の父親を「疫病神だ」と言う。
その辺りの言葉のリンクをもっと上手く使って欲しかったなぁと思うけど、そこは行間を読めってことでしょうか。
テレビドラマなのに行間…。
りかが天に向かって「キヨさん、ありがとう」っていうところが、その行間かもしれん。

そして最後に安積に届けられた封書には、一本の髪の毛が入っていた。
その髪の毛を鑑識に調査を頼んだんだけど、その鑑識の人がなんか怪しいぞ?
髪の毛は5年前のハンチョウのものだったって、どゆこと?

ところで高野(宇梶)、特別捜査班に村雨をヘッドハンティングするの辞めてくれぃ。
貴重な中村俊介観賞の場を奪うな~っ
ほんと、村雨さん安積班卒業とかやめてください。
ハンチョウが次シーズンもあるのかどうか怪しくなってきてはいるけど。
それと今回は細川茂樹が出番少しあった。北村りかを見つける過程で家出少女の『神』のフリをする役だったもんで。
「お前はああいう役やらせたら、適任だなっ」
という安積と速水の軽口の叩き合い、好きなんだけどなぁ。
シーズンを重ねるごとに細川の出番は減っている。
そして今回は安めぐみちゃんお休み回だし。
結構どっちでもいい感じにしかいつも扱われてないんだけどね。

「ハンチョウ4」第6話

2011-06-17 | 「ハンチョウ」


『ハンチョウ4』 第6話

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十

コンビニに寄ったついでにコンビニ強盗を捕まえちゃうという安積班長。
いきなり。

それを目撃した人から、銀行強盗を計画している二人組がいるから
止めてくれという通報があるんだけれども。
なんか人間関係が複雑。
通報してきた男も無関係とは思えない雰囲気出してるし。
通報者の警護に失敗したせいで、安積班解散の危機!!
通報してきた男の命を守るために必死の救出劇が繰り広げられ、無事救出か?と思いきや。

そんな簡単に解決するわけないし。
まさに「捜査はこれから」なのだ。

結局ありがちな展開で通報者が主犯だったと。
(事件の複雑さを『ハンチョウ』に求めてるわけではないからいいけど。)
犯人たちが横取りして隠していたお金を横取りして
「警察なんかちょろいって言っただろ?」
と彼女と逃げようとしているところに登場した安積。
リスクを覚悟したスリルのあるゲームに負けたんだと、その通報者の男は言った。
「君はゲームに負けたんじゃない、ルールを破ったんだから罪を償わなければいけないんだ。
 その結果、君は大切なものをたくさん失うだろうし、もう俺たちは君を守れない。
 人生はゲームじゃないんだ。」

そう、人生はゲームなんかじゃない。
やっぱりハンチョウは月8にありがちな説教臭さとキレイごとに満ちてるけど、
でも安積にはキレイごとを叫んでいて欲しいと、今日も思った。

「ハンチョウ4」 第5話

2011-06-14 | 「ハンチョウ」


ハンチョウ4 第5話

 安積剛志…佐々木蔵之介
 村雨秋彦…中村俊介
 須田三郎…塚地武雅(ドランクドラゴン)
 水野真帆…黒谷友香
 黒木和也…賀集利樹
 桜井太一郎…山口翔悟
 山口友紀子…安めぐみ
 安積涼子…渋谷飛鳥
 速水直樹…細川茂樹
 金子禄朗…田山涼成
 高野雄司…宇梶剛士
 石倉晴夫…唐十

家庭内暴力が過ぎて、遂に母親が息子を殺してしまったという事件でカタがつくのか?
と思いきや~という展開ですよね。
だって開始10分で犯人おかん確定はないよな。

長男が首を絞められて殺され、母親が自首するもその後13歳の二男が自首。
13歳は刑法が適用されない年齢であることを承知の上で、二男は家庭内で暴力を振るう兄を殺したという。
現場検証の結果、母親は二男が長男を殺したんじゃないかと庇っていたことが判明。
児童相談所に保護された次男は兄を殺したのが母親だと思って、刑事責任を問われない自分が罪を被ろうと思い自首。
なんかちょっとツライなぁ。
引きこもった兄のせいで弟はいじめられ、その兄は母親や弟に暴力を振るう。
で、また父親がものすっごぉ腹立つ。
自分の息子が殺された事件だっていうのに、自分の信用やキャリアばかりを心配してるんだ。
「とっとと施設に預けておけば良かったんだ」
って、一体家庭内暴力が起こっている間、この父親は何をしてたのかと。
犯人は空き巣だったんですが、弟は一度空き巣に殺された兄が立ちあがったときに
それを今度は自分が殺すという夢に苛まれる。
これ、たまらなくツライ。
この子が立ち直るのにどれくらいかかるんだろうと思うとね、ほんとにツライ。
そういうわけで母も子も釈放、解決かと思ったら
この家の問題はそんな簡単じゃなかったのよね。
母は息子が殺されたのを見つけたとき、悲しみと共にやっと解放されるっていう思ってしまったことを責めて自殺しようとする。
お母さんも引きこもって暴力三昧の息子を本当の意味では受け容れてなかったと
いつも自分を責めてた。だから施設にも預けなかったんだね。
母親ってのは複雑なもんですよ、ほんとに。

そして安積、説得!
「歯を食いしばって、生きていくことは素晴らしいということを見せてやることが
 大人の責任なんじゃないですかっ!!」
異論はないが、正論過ぎてちょっとしんどい、と思ったけど、
テレビドラマでさえ正論を大声で叫べないような時代が来たら世も末だ。
いっそドラマの世界ぐらい、正論とキレイごとを叫んでもいいか、そうだそうだ(←誰に言ってるのか)

もちろん自殺は次男の声で食いとめられ、お父さんも心を入れ替えて大団円(←ココかなりご都合主義な感じ)
流石パナソニックシアターである。

そして今回安積の元に届けられたカードには『お前は人殺しだ』って書いてありました。
うーん、時々こうやって引っ張るわけですな。

うーん。
ところで塚地が、回を増すごとにコント化しているのはいいんでしょうか?
自分のことを「小太りの刑事」って言ってたけど、そもそも塚地レベルは小太りとは言わないような気も。
“しっかり”太ってるよね、それをキャラとしての売りにしてるわけですし。