ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

気にかけなかった植物

2018-10-30 14:47:01 | 日記
お姑さんの部屋を片付けていた時、何気なく日当たりの良い窓際に置かれた二つの植物の鉢植えに目を移すと、両方とも葉が全体的に茶色く枯れてきていることに気づいた。

お姑さんの部屋にあるのは観葉植物と洋蘭の鉢植えで、どちらも私がお姑さんにあげたものだが、私自身も同じものを育てている。

私が育てている方は葉が枯れることも無く元気なのに、なぜお姑さんの部屋にある植物が枯れてきてしまったのか不思議に思った。

いつも二つの植物に水をあげていたお姑さんがいなくなって、今度は私が水やりをしていたのだが、自分の育てている鉢と同じタイミングで水をあげていたので水分不足というのも考えにくいし、温度も日当たりも丁度良い。

あっ、もしかしたら・・・

もしかしたら、この植物たちは寂しくて元気が無くなってしまったのだろうかと思った。

お姑さんは植物好きだったので、水やりをする時には植物に声をかけながらあげていた。

「大きく元気に育つんだよ」とか、花が咲いた時には「きれいな花を咲かせてくれてありがとう」とか、常に二つの植物に何か言葉をかけていたような気がする。

それに対して、私は機械的に水やりをしていたように思う。

もちろん植物は好きなので、枯れないようにと水をあげていたのだが、二つの鉢はお姑さんの部屋にあることもあって、常に目が届いていないというのか、自分の住まいで育てている植物たちとは「気にかけ方」に差があったように思う。

そうだとしたら、なんとかわいそうなことをしてしまったのかと思った。

「気にかけずにいてごめんね」と枯れた葉を摘み取りながら植物たちに謝った。

それからは、お姑さんの部屋の植物たちにも心を向けながら水やりをするようにした所、それ以上枯れることは無く、なんと花のつぼみまでつけて元気になってくれた。

植物にも人の想いは伝わるのだろうか。

生き物なので当たり前と言えば当たり前なのだが、寂しくて枯れたのだとしたら、植物たちにも心があるのだろうか。

ところで植物には声がけをすることはあまりないのだが、動物にはついつい声をかけてしまう。

長くなるので、この続きはまた。






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