友人と会った時「今の推しは何?」という話題になった。
友人の推しは、アーティストというものにはまったく疎い私でも知っているKポップのグループなのだという。
「昔はまったく興味がなかったけど、ファンだった友だちに誘われてコンサートに行ってから好きになったの。誘ってくれた友だちは、もうファンじゃなくなったから、今は一人でコンサートに行ってる。ペンライト振って観るコンサートはすっごく楽しいよ」
コンサートは年に一度、本州の大都市だけで開催されるので、そのために航空券とホテルを予約して行くそうだ。
友人によると車でも家でも、一人の時はずっと彼らの音楽を聴いているそうで、目をキラキラさせながら熱く語る姿がまぶしくてうらやましくなってしまった。
友人の推しの話が終わったところで「で、推しは?」と聞かれた。
「推しというほどじゃないけど、健康法みたいなのを試すのが好きかな」と答えた。
友人の熱さに比べたら、私の好きはまだ低温かもしれないが、過去から現在に至るまで試した健康法を披露したらウケてくれた。
特にシルクのふんどしを試した話は大ウケで、かなり興味を持ってくれたようだ。
ふんどしの話はまたいつか書くかもしれないが、友人はネットで調べていたので試してくれるかもしれない、、ふんどし。
ところで最近よく聞く「推し」
これは自分の好きな歌手やスポーツ選手など人物であることが多いそうだが、ペットや食べ物などなど、推しも多様化しているようだ。
「推し」とは、そのことを考えるだけで元気になるようなものだという。
そう言われてみれば、新しい健康法を見つけた時の喜びと湧き上がるパワーは、我ながらすごいものがあると思う。
それに関して調べまくる。そしていいかも、、と思ったらすぐに行動。
必要なものを取り寄せたり、買いに行って準備をするのだが、この時が最も楽しい時間で、思うに新しい健康法を試す前にすでに健康になっているような気がしている。
というわけで、一般的に推しがある人は無い人に比べて、人生が豊かに充足感があると感じる割合が高いそうで、一説には「推しには入浴や睡眠を超えるリカバリー力がある」という結果が出ているとか。
いつまでも興味を失わず、自分だけの「推し」を持つことが、人生を豊かに元気に生きる秘訣なのかもしれない。