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ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

立ち話で日本を憂いた

2025-03-29 15:17:31 | 日記

久しぶりに近所に住む中国人のワンさんと会って立ち話をした。

中国で麻酔科の医師だったワンさんは、来日して三十年以上になるが、今ではすっかり日本に馴染んで暮らしている。

とはいえ生まれてから大人になるまで住んでいた中国が、当たり前だが祖国だという気持ちがあるのだろう。

日本の知り合いよりも中国にいる知り合いの方が多いので、自然と話は中国の話になる。

最近問題になることが多いインバウンドについて話しをした。

日本で見かける観光客を見ればわかるが、多くの中国人が日本を訪れている。

ワンさんの友人夫婦も毎年のように日本へ旅行に来ているそうだ。

それはなぜか。

日本はどこでもきれいで、食事も美味しいからというのが理由なのだけど、もう一つは旅行費用が安く済むからなのだとか。

中国の国内を旅行をするより、日本に来る方が安いのだと聞いて驚いた。

海外旅行するより国内旅行の方が高いって?

でもよく考えると、中国は広いので、それもある話かもしれない。

ただ最近の日本の物価高の影響などもあって、お土産の爆買いはしなくなり、今は長期で滞在していろいろな所を観光したり、またそこで体験したり、食を楽しんだりという「体験型の観光」に変わったのだという。

そして最近流行っているのが、日本での民泊だそうだ。

毎年日本を訪れているワンさんの友人夫婦も、民泊を利用して日本国内を旅行しているという。

「毎年長期間の旅行しているから、日本では観光するところが無くなったんじゃないの?」とワンさんが言うと、友人夫婦は「日本を気に入っているからいいの」と言って、今年もまた日本観光に来るそうだ。

だからワンさんは友人夫婦に言ったのだという。

「そんなに気に入ったなら日本に住めば良いよ」

それを聞いてちょっと固まってしまった、、、そんなに簡単にいうワンさんの感覚に少し驚いた。

先ほど中国人は爆買いはしなくなったと書いたが、同じ爆買いでも高価な不動産は買う。

今は日本人ではなかなか手が出ないような高級マンションも買うとワンさんは言った。

そういうことはSNSで問題になっていて知っていたが、一般人はほとんど知らないのではないかと思う。

最近、自宅の周辺に中国人が増えてきたなぁくらいは思っているかもしれないが、、、

ところで話は変わるが、今夫はベトナムへ行っている。

向こうで知り合いに会ったり、あとは主に観光だが、それをワンさんに教えたら「ベトナムは気をつけて」と言われた。

海外でも日本国内でもある程度の危険はあるのでは無いかと思ったが、ワンさん曰く「人身売買をする人たちが、中国からベトナムに入ってるよ」とのことで一気に心配になった。

臓器目的で主にベトナムの貧しい方々を狙って拉致するそうだが、中には身代金目的で観光客を狙うことがあり、少し前にも有名な中国人が拉致されたが、中国政府が解決したのだという。

その話を聞いてすぐにベトナムにいる夫にメールしたのは言うまでも無い。

すると夫から返信が来た。

「こんなに使い古したポンコツの臓器は狙わないだろう」

そう言われるとそうかもしれないが、世界では今も人身売買やら戦争やら悲惨なことが起きているのだ、、、

世界は、危険な地域が多いのだねとワンさんに言うと、「そうだよ。ここに居たら平和でわからないけど、世界では危険な場所が多くて、悲惨なことがたくさん起きてる」と言った。

日本は平和でまだまだ安全な国なのだ。

まだギリギリ平和な日本を、子どもや孫たちのために守りたいと、心から思ったワンさんとの立ち話だった。

 


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電化製品が次々に壊れる

2025-03-25 18:25:33 | 日記

昨年末に冷蔵庫が壊れて、新春に新しい冷蔵庫を買ったのだが、あれから三ヶ月近くが経ち、その間にさらに二つ電化製品を買い替えた。

昨年末の冷蔵庫から始まって、以来なぜか家電が次々と壊れるのだ。

二月になって、プリンターとファックスがついた複合型の電話機が壊れた。

これを機会に固定電話をやめたかったが、いろいろな所に固定電話の番号を登録していて、それを全部変更するのが面倒くさいという夫の意見で新しい複合型の電話機を購入した。

そして三月になって、今度はテレビが壊れた。

テレビはあまり観ないので、もうこのまま無くてもいいかと思ったが、テレビ大好きな長女に反対されて、仕方なく新しいテレビを買った。

もうこれで壊れるものはないかと考えたら、、、あった!

最近オーブンレンジの調子が悪い。

もうそろそろ動かなくなるかもと、ビクビクしながら使っている。

ところが予想に反して、壊れたのはビルトインのガスコンロだった。

購入して四年、、、三口あるうちの一つのコンロがつかなくなってしまった。

思わず笑っちゃったくらい、今年はよく電化製品が壊れる。

ガスコンロは無いと困るので、修理に来てもらうことにした。

最初に来てくれた方は、コンロの購入先のガス会社の人だったが、色々と見てくれて、中の部品が故障しているかも知れないとおっしゃった。

そこで次はメーカーの修理の方が来てくれた。

メーカーの方なのでより詳しく見てくれた結果、部品の交換はなんとか免れて無事に直してもらうことができた。

出張費込みで七千円と高額だったが、部品交換に比べたら半額で済んだ。ありがたや。

ひと月に一台ずつ壊れてきたが、三月は一台壊れて、修理が一台の1.5台となった。

こんなに続けて家電が壊れるなんて、何かあるのだろうか。

そこでネットで調べてみたら、ポジティブなこととネガティブなことの両方が書かれていた。

まずポジティブな方。

物事が好転する、人生の転機、金運があがるなんてのもある。

金運はよくわからないけど、確かに今年になってから自分の中でいろいろなことが動き出したという気がしている。周りから見れば何も変わってないじゃんと思うかも知れないが、、、

そしてネガティブな方。

こちらはストレスがたまっている、感情の乱れ、悪い霊の影響ってのもあった。

ストレスと悪い霊というのは自覚していないけど、感情の乱れというのは、親しい人たちに関係する不幸が続いていたので、ちょっとある気はする。

とはいえ、間違いないことは、家電の寿命が来ていたということで、ガスコンロ以外の電話機とテレビは、メーカーの定めている寿命を大きく上回っていた。

そして、これから故障するかも知れないオーブンレンジもそろそろ寿命が来ている。

四月は何が壊れるのだろうかと楽しみのような、怖いような気がしているが、できれば何事もなく過ぎてほしいと願うのみの日々。(毎月の予定外の出費はやめてほしい)


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久しぶりの再会

2025-03-20 14:59:01 | 日記

久しぶりに妹とごはんに行った。

ラインや電話でのやり取りはたまにしていたものの、実際に会うのはコロナが始まった頃を最後に五年ぶりくらいだろうか。

ずいぶん長い間、会っていなかったものだと思う。

思えば、それまで私が車でよく会いに行っていたが、ワクチンのことで意見の食い違いがあり、それは双方の家族を巻き込んで、こちらは行きづらくなり、向こうは向こうで来てほしくないという状況になってしまって、気がつけばこんなに時間が過ぎていた。

当時ワをうつのが当たり前、うたないのは非国民みたいな雰囲気が漂っていた。

それでどれだけの家族や親しい間柄の人たちの関係にヒビが入ったのだろうと思う。

中には意見の違いから離婚にまでなったという話も聞いた。

意見の対立まで起こった騒ぎも、今ではすっかり忘れかけているくらいに、ワのことが話題にのぼることはなくなった。

さて待ち合わせ場所に先に来ていた妹は、前と変わらず元気そうで安心した。

実は会っていなかった五年近くの間に、妹は癌を患っていた。

健診のつもりで受けた内視鏡で、たまたま発見された大腸がんだった。

発見されてから三年目なので、まだ油断はできないが、これまでの生活習慣を見直して、好きだったスイーツをやめたり身体を温めたりしているそうだ。

少し太って元気になった妹と、久しぶりにご飯を一緒に食べて、ショッピングをして、会っていなかった間に、二人とも孫のいるおばあちゃんになったが、洋服の好みも雑貨類の好みも似ているので妹とのショッピングは楽しかった。

そう、、楽しかった筈なのだが、「コレいいと思わない?欲しいなぁ」と商品を見ながら言う妹の言葉に頷きながら、少しも欲しいと思っていない自分に少し焦っていた。

妹がいいというものは、自分もいいとは思うものの、購買意欲がまったく湧いてこない。

それより、ショッピングより妹ともっと色々な話がしたいと思っていた。

会わなかった間に興味のある世界が、お互いに違ってきてしまったのだろう。

大ぶりのイアリングを手に取った妹が言った。

「これお姉ちゃんにきっと似合うよ。フランスのマダムみたいに見えるかも」

「うん素敵。でもアクセサリーは、もう何も着けたくないんだよねぇ。少しでも身軽でいたい」

「どうして?昔はいつもイアリング着けてたのに?」という妹の言葉に、そういえばそうだったかもしれないと、昔のことを少し思い出していた。

人は時間と共に少しずつ変わっていくものだ。

そういう妹も、五年前とはいい意味で変わっている。

ちゃんと自分の意思を持っているという感じがした。

最後に今度二人で旅行しようという話で盛り上がり別れた。

そういえば今日は母の命日。

姉妹の関係を、草葉の陰から心配していたかもしれない母も安心してくれただろうと思う。

 

 


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時間が足りない!?

2025-03-14 09:37:24 | 日記

ここ最近、やりたいことが多すぎるせいか時間が足りない。

一日が24時間じゃなくて40時間くらいあればいいのにと思う。

時間が足りないと感じる主な原因は、これまで何度か書いたが英語学習のDuolingo を始めたこと。

やればやるほどグレードが上がるというDuolingo 内のレースに参加することはやめて、自分のペースで学習していこうと決めたが、レースに参加していなくても、次に進みたくてついタブレットを開いてしまう。

こうして毎日毎日、英語を勉強しているせいか、ついに夢にまで英語が出てくるようになった。

英語で話している夢。「うわ〜英語話せてる」と思って目が覚めた。

でも、Duolingoは始めた当初から薄々わかっていたが、これで英語が話せるようにはならない(と思う)

ただ文章の組み立て方と単語は覚えられるので、もう一つ英会話に特化したものを付け加えたほうが良いだろうと思う。

でもただでさえ時間が欲しいと思っているのに、もう一つ加えたらどこかを減らさないといけない。

減らせるとしたら大好きな読書かな、、、

いやいや、やっぱり読書の時間だけは減らせない。

子どもの頃は本屋さんに住みたいと思っていたし、今は図書館に住みたいと思っているくらい本が好き。

いつも2〜3冊を同時進行して読んでいて、いろいろなジャンルの本を読むが、今は漫画が面白くて仕方がない。

特に手塚治虫さんの漫画はすごい。やっぱり天才だなと思う。

手塚治虫さんの作品では「火の鳥」も好きだったが、一番好きなのは「ブッダ」心に染みる言葉が多く出てくる。

それからあまり有名にならなかった作品でもすごく面白い。

「きりひと讃歌」「どろろ」「奇子」などなど、、読み終えた後は上質な小説を読み終えた時と同じように、しばらくの間、その余韻に浸っている。

まだ学生の頃、周囲が薄暗くなってきた夕暮れ時に、灯りをつけるのも忘れてリビングで本を読み耽っていた時があった。

すると後ろを通りかかった母が心配そうに「将来結婚した時に、本ばかり読んでいて、晩ご飯作るのを忘れちゃいけないよ」と言った。

結婚なんてずっと遠い先のことで、母はなに言ってるんだと思ったが、この歳になると、本ばかり読んで他に目が行かない娘を心配する母の気持ちがよくわかる。

でも大丈夫だよ、お母さん。ちゃんとご飯は作ってるから。

 


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小さな美容室

2025-03-08 14:29:18 | 日記

ずっと髪を切ってもらっていた美容室が、店を閉じると聞いたのが昨年の11月で、それから次の美容室をどこにするか決められないまま髪の毛が伸び放題になっていた。

美容室へ行くと髪だけでは無くて、心の中もすっきりとするので、美容室選びは、私にとってはとても重要になる。

独身で働いていた若い頃は、美容室に行くのが仕事のストレス解消になっていて、ストレスが溜まってくると、月一を待たずに美容室へ駆け込んでいた。

お金に糸目はつけず高級な美容室に行って、出された紅茶などを飲みながら髪を整えてもらうと、身も心もスッキリした。

しか〜し結婚して子どもができると、そうも言ってられない。

できるだけリーズナブルで、しかも技術が自分の好みに合う美容室を探して行くようになった。

そんな長年培われた習慣のためか、多少の余裕ができた今でも若い頃に行っていた紅茶が出てくるような美容室は入り難くい。

リーズナブルで、自分好みの美容室は無いものかと、昨年から探し続けていた。

ところが、遂に見つけてしまった!

よく車で通る道に、小さな美容室があったとは、どうして今まで気がつかなかったのだろう。

いつも車で通り過ぎてしまうので目に入らなかったのか、それともあまりにひっそりと建っているので気づかなかったのだろうか。

たまたま家族がその近くに用事があって送っていた時、家族を待つ間に車の中から外を見ていて発見した。

特に看板があるわけでもなく、理容店の赤と青のクルクルがあるわけでもなく、最初は美容室だとわからなかったのだが、扉に美容室の名前が書かれていてやっとわかった。

そして店名の下に小さくメニューも書かれていた。

ひときわ目をひいたのが「カット2000円シャンプー付き」の文字

カットが速くて安いチェーン店はあるが、今どきカット2000円でシャンプーつきなんていう美容室は見たことがない。

その場でホームページを探したが、ネットには出ていないようだった。

さらに電話番号が書かれていて、こちらから予約してくださいとあった。

店構えを見ながら「ここが探していた美容室かもしれない」と、なんとなく思った。

孤独のグルメの主人公「井之頭五郎」が気になる飲食店の前に立ち「こういう店は美味いはずだ」と言いながら入るシーンがある。

入って食べて大正解だったというオチになるが、飲食店と同じく美容室もずっと探し求めていると、なんとなく「ここだ」という感覚になるものなのだ、、、と思う。

早速電話予約をしてカットをしてもらいに行ってきた。

開店時間ちょうどに行ったのだが、美容室の中はしばらく前から部屋を温めていたかの様な快適な暖かさだった。

五十代くらいのちょっと寡黙で綺麗な女性の美容師さんが迎えてくださって、早速カットをしてくれた。

とにかく丁寧なカットと、思っていた通りの仕上がりで大変満足し、さらに丁寧なシャンプーとマッサージまでしてくれて2000円とは安すぎる。

「これで2000円なんて申し訳ないです」というと、ニコニコしながら「とんでもないです。よろしいんですよ」と、あくまでも謙虚で素敵な美容師さん。

最後に名刺をいただき「次もお願いします、また来ます」と言って帰ってきた。

次に行くのがとても楽しみになった。

でも次に行ったら店は無くて、そこは何年も前から空き地でしたってことはないよね、、、なんてふと思う。

もらった名刺は、まだ木の葉っぱになっていないので、きっと大丈夫だと思うが、、、

 


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変わらない日常は幸せ

2025-03-04 17:10:52 | 日記

今日はなにか楽しいことを書こうと思ったが、やっぱり無理かもしれない。

先月六十代の知人が亡くなったが、今度は友人の娘さんがお亡くなりになった。

正確な年齢は聞いていないが、まだ若いはず、、、二十代か三十代前半。

卵巣と子宮の癌を患っていたとは、まったく知らなかった。

癌が見つかってからわずか三ヶ月で旅立たれてしまったと聞いて、友人の悲しみはいかばかりかと心が痛い。

友人は「朝起きると、今まで悪い夢を見ていたのではないかと思う」と言っていた。

気持ちはよくわかる、、、母が亡くなった時は、友人と同じように「これは夢じゃないか」と何度も思った。

ましてや、それが自分の子どもならどれほどの悲しみだろう。想像するのも怖い。

毎日、同じような日常生活が続いて行くことに飽きて、つまらないと思うことがあるかもしれないが、変わらない日常というものが、どれほど幸福なことだったのかと、人はそれを失ってから気づく。

必ず来ると思っている明日は、来ないかもしれない。

失ってから、あの退屈で変わらない日常をもっと繰り返したかったと思っても、もう戻っては来ない。

今日一日を精一杯生きること。

後悔しないように家族や大切な人に愛情を持って接すること。

使い古された言葉だけど、やはりこれなのだろうと思う。

 


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