朝から天気がよかったので、長女を誘って円山動物園へ行ってきた。
動物園に行くのは三年ぶり。
行くたびに、どこかしら園内が変わっている様に思うのは、気のせいなのだろうか。
三年前に来た時に見たレッサーパンダが、どうしても見つけられなかった。
その代わり三年前には行かなかったぞう舎へ行ってきた。
ぞう舎が新しくできたのは2018年で、2018年秋にミャンマーからやってきた四頭の象が公開されたのが2019年3月のことだそうだ。
当時、動物園にぞうが来たことは、地方ニュースでわりと大きな話題になっていたのに、なぜか前回は象を見に行かなかった。
で、今回初めて行ってみた。
生息地にできるだけ近い環境に似せて作られたというぞう舎の中で、二頭の象さんがのんびりと過ごしていた。(他の二頭は、どこにいたのかな?)
象の取引はワシントン条約で厳しく制限されていて、現在では動物園が象を新規導入することが難しく、日本国内でも象は年々減っているそうだ。
象など絶滅が危惧される動物を呼ぶには、動物たちが快適に暮らせるように生息地に近い環境を用意し、学術研究を行い、種の保存に貢献することを証明しなければならないのだとか。
四頭の象がやって来た円山動物園でも、米国の象の専門家やミャンマーの森林局、また北海道大学の獣医学部が協力して繁殖を目指していると知って、昔の動物園のイメージとはずいぶん変わったなあと思う。
一昔前の動物園といえば、動物たちが狭い檻や囲いの中に入れて展示されていた。
子どもの頃は、当たり前のように動物を見て喜んでいたが、考えてみればずいぶん可哀想なことをしていたと思う。
もちろん今もまだ多くの動物が、狭い檻の中で展示されているが、未来の動物園は、動物たちがストレスなく暮らす姿を見ることができるようになっていればいいなと思う。
ところでレッサーパンダは見つけられなかったが、イグアナは居た!
前回、見た時は思わず目がハートになったくらい可愛いと思ったが、今回見てもやっぱり家に連れて帰りたいくらい可愛い。
さらに円山動物園では、ひぐまや鹿も見ることができる。
ひぐまと鹿を見た時には、まさか動物園の裏山で捕獲して来たのだろうか?と思ったが、そんなわけは無いでしょうね、、、
歩道を疾走する鹿。車に乗っている時に見た。
やっぱり自然の中にいる鹿の方が、いきいきしている。